2022/02/02 のログ
ご案内:「大時計塔」にクロロさんが現れました。
クロロ >  
大時計塔の頂点、寒空の下で煤けた頭頂部に居座る男が一人。
煌々と光る金色は夜の常世学園を見下ろしていた。
あらゆる命が交錯する混沌の箱庭。
クロロはただ一人何となく思いにふける。
たまには一人に成りたい時もある、という奴だ。

「……ハッ」

"らしくない"。
そんなものは自分でも百も承知だった。
センチメンタルに浸る程弱かったか?と思わず苦い笑みをこぼした。