2022/03/25 のログ
ご案内:「大時計塔」に雨見風菜さんが現れました。
雨見風菜 > 常世学園大時計塔。
もはや有名無実の立入禁止区域。
その外壁から風菜が『跳んで』くる。

「今日もいい眺めですね」

日が落ちきる前の眺めもまた美しい。

雨見風菜 > 手をなにかに突っ込むように動かせば、虚空に空いた穴に腕が消えていく。
間髪入れずに腕を抜けばその手には水筒。
最近は定番となったコーヒー入りの水筒だ。

「はー……」

ご満悦、と言わんかのように顔が綻ぶ。

雨見風菜 > 「今日も平和ですね。
 各種の委員会の皆さんのおかげでしょう」

この平穏は、その平穏を守る人がいるからこそ。
落第街に入り浸る風菜は身に沁みて理解しているつもりだ。

雨見風菜 > のんびりと、風景を楽しむ風菜。
その様は清楚な少女であると評価が立つほどに。

「……そろそろ暖かくなってきたことですし。
 野外露出も再開しちゃいましょうか」

こういうことを言わなければ、の注釈がつくが。

雨見風菜 > 「さて、そろそろ帰りましょうか」

そう言って、風景を堪能した風菜は、寮へ帰るために時計塔から飛び降りるのだった。