2022/04/30 のログ
ご案内:「大時計塔」に雪景勇成さんが現れました。
■雪景勇成 > 季節は巡り、新年度に突入して――それでも、周囲は兎も角己に変化というものはさして無い。
何時もの如く淡々と風紀の仕事をこなし、適当に学業をこなし、暇な時間は適当にほっつき回る。
多少、以前より面倒臭がり気質が改善されたとはいえ、『楽しい事』がそうゴロゴロ転がっている筈も無く。
まぁ、そんな訳で今宵もふらり、とあちこちブラついた挙句にやって来たのは時計塔だ。
「――一般生徒は立ち入り禁止っつぅ名目だが…。」
警備はザルだし実際何人も我が物顔で普通に入り込んでいる――自分もその一人だが。
天辺にて夜景をぼんやりと眺めつつ、口の端に煙草を咥えながら気だるそうに呟いて。
自分は兎も角として、周囲――落第街の方は少し『事件』もあったようだが…
自分はあまりそちらに今回は関わっておらず、詳細も正直あまり興味は無い。
ただ、まぁ”乗り損ねた”という漠然とした感覚はある…残念、とでも言おうか。
(――ま、『楽しい事』とはお世辞にも言えたモンじゃねぇだろうが)
■雪景勇成 > 暫くぼんやりと煙草を蒸かしていたが、何時の間にか吸い終えていたので懐から携帯灰皿を取り出して吸殻を放り込む。
「……コンビニ寄って適当に夜食でも買って帰るか。」
軽く欠伸をかみ殺しつつ呟けば、そのまま気だるそうに踵を返して時計塔をゆっくりと後にするのだった。
ご案内:「大時計塔」から雪景勇成さんが去りました。