2022/10/20 のログ
ご案内:「大時計塔」に追影切人さんが現れました。
■追影切人 > 取り合えずまぁ、この植物チックな左腕の具合も大分掴めてきた頃合で。
何か知らんが電波ジャックかましたハロウィンのゲリライベントやら、パラドックスやら…。
「…忙しねぇっつーか…駆り出されるこっちの身になれやクソったれ…。」
時計塔の天辺で、欄干に背を預けながら堂々と喫煙タイムをかます男。
愚痴っぽく悪態を零しながら煙草の煙をぷかりと吹かす…それも夜風に靡いて消えていく。
「…で、笹貫の馬鹿が何とかヘブン?と揉め事起こしたって?あの野郎は相変わらず…。」
独り言のように思えるが、よく見れば男の右耳には小型の無線機の端子らしきものがあり。
「――で、異邦人街のアレか。確か…あー、鑑識とかの護衛で安綱が出張ったんだろ?
廬山とかラヴェータは多分、上は動かすつもりねーだろ…連中自身がどう動くか知らんけど。
他の連中は、どいつもこいつも”動かねーだろ”多分。」
分かりきった、という表情で煙草を咥えながら誰かにそう淡々と気だるそうに告げる。
「…んで、俺にお鉢が回ってくる訳だ…つーか、雷切の使用許可出せよ、何で降りねーんだ…。」
こういう事態の時に、アレは解禁される筈なのだが…どうやらそうもいかないらしい。
「…あぁ?回収された【虚空】の封印も兼ねてるぅ?それじゃ俺が使えねーじゃん…。」
マジかよ面倒くせぇ、と露骨にぼやきながら盛大に紫煙を吐き出して。
■追影切人 > 「…で、代替品は?まさか素手でやれってか?ナマクラでもいいから寄越せよ…あぁ?」
胡乱な声が漏れる。どうやら、風紀の武器保管庫の管理係が難色を示しているらしい。
何せ、刃物しか使わない上に必ず壊すのだ。S級の封印武器なら問題ないだろうが…
生憎、どれもこれも許可が下りない。ならA級以下の奴1本何でもいいから寄越せと。
「……で、俺が出た場合は”無差別”になるけど、いいのかよ?周りの連中気遣うお人好しじゃねーぞ俺は。」
無線の向こうの声は笑っている。『誰かを気遣う優しさが貴様にあると?お優しくなったな。』。
…ちょっとイラっと来たが、相手の思う壺だとゆっくりと息を吐き出すついでに煙をぷかぁ。
「…まぁいい。仮に俺がくたばったら、いい加減に廬山の奴の尻を叩いておけよ。」
俺より”ヤバい”のが”2人”居る時点で、まぁ鉄砲玉でもそれはそれ。
通信を切れば、首を軽くゴキゴキと鳴らしながら気だるそうに視線を景色に向ける。