2020/06/23 のログ
■園刃華霧 > 「そーカ、そレなら安心だナ。
ま、平和が何よりサ。」
うんうんと、猫のその後にうなずいて……だが
「は? ウワ―……なにソれ。趣味じゃナいとか、どの口が言うンだ。
なンだ、最低だなあのクソガキ。
光にゃんのミリキをバカにしとル。
よシ、今度会ったラ説教タイムだ!いや、マジで。」
女の敵、討つべし!
とはいえ、流石に貧乳はステータスだ、とかそんなことは目の前では言わない。
そもそも胸のサイズに貴賎はありません。
……いや、そっちのケはないんだけどさ。
「あー、ヤ。ま、いいヨ。乗りかかった船だシ。
光にゃんが話やスかったナら、まー、良かったンじゃなイ?」
ひらひらと手を振って答える。
気を使わせていた。流石にちょっと気まずい。
仕方ない、ちょっとくらいは真面目に仕事しよう。
そもそも呼び出し食らってる身なんだから、ソレくらいしたほうが自分にもプラスだろう。
「あいヨー、ソッちも気をつけテなー……って、光にゃん鋭いナ!」
仕事があるかわからない、と、実に本質をついた指摘に思わずマジレスする。
ほいほい、さよなら三角また来て四角ー
と、手を振ってお見送り。
そのまま、しぶしぶと本部に入っていくことだろう。
■修世 光奈 > 「ひっぱたこうと思って、忘れてたので!
それは、自分でやるけど…!まあ、それはそれとして、助かったのは確かだから!」
キッドさんが、色々と大変になりそうな発言を残しながらも。
しっかりと、感謝の意思は再び示して。
「えへへー♪、じゃあ、またどこかでー!」
鋭い、と言う言葉にぱち、とウィンクした後。
元気よく立ち上がり、ローファーを鳴らして、背を向ける。
破天荒ともいえる風紀委員に案内されたことで、その後、入るのに気おくれすることはほぼ無くなったとか。
今日も今日とて、これから探し物だ。
彼女のライフワークは、続いていく。
ご案内:「委員会街」から修世 光奈さんが去りました。
ご案内:「委員会街」から園刃華霧さんが去りました。
ご案内:「風紀委員本部」に相馬・I・未唯さんが現れました。
■相馬・I・未唯 > はい、やってきました風紀委員本部。
こないだの会議の時とか、参加したかったけど仕事でこれなかったし。
何より籍を置いて仕事してても、こう……お堅い雰囲気が得意ではないのだし。
チャラい雰囲気はもっと苦手だけど。
「え えと……こ、この間の下着強盗怪人の つ、ついか資り資料で す」
ご案内:「風紀委員本部」に戌神 やまさんが現れました。
■相馬・I・未唯 > スケッチブックに転写した資料を提出する。
定点観測になるのがネックではあるが、書いてしまえば書いた時点の一時間前から今現在まで延々と移し続ける欺瞞の効かない監視カメラのようなもの。
……同じ場所で犯行してなさそうだなぁ。
「……え と ほ 他に用事とか ない です よ ね?」
自信なさげに受付さんと会話中。
■戌神 やま > 「やーやーお姉さん、熱心やなあ。自分、風紀の人?」
その様子を見ながら、からんころん、と下駄を鳴らしつつ駆け寄っていく少女一人。
「ちょいとお願いしたいことがあるんやけど、今時間ある?」
■相馬・I・未唯 > 「あ、 ない ですか はい……」
よかった、これで今日のお仕事は終わりそ―――。
自分に話しかけられてると思わずに、そっちを見てから首を傾げる。
ちょっと周囲を見てみるけど、他に誰も人はおらず。
「は はい。ふ 風紀委員のあ 相馬 です。
時間は 大丈夫で す……な、何のごごご用でしょう か」
返事はするけどすっごい小さい。
■戌神 やま > 「なんや自分、声ちっちゃいなあ。そんなんで大丈夫かいな?」
周囲には誰もいない。いるのは、未唯とやまだけである。
そんな状況なので周囲なんて一切気にせず、声を聞き取りやすくするために、とててて、と近寄って。
「ほんでな、お願いの方やねんけどー。うち、風紀入りたいねんけど、どないしたらええかな?」
アハァー、と笑いつつそんなことを問いかける。
■相馬・I・未唯 > 「は話したり す するのちょっと苦手で……」
どもるからね、話すの苦手。本音はそんな自分が大嫌い。
っていうか近づいてきた。パーソナルスペースとか気にしない人だすごい。
何を食べたらコミュ力お化けになれるんだろう。
お化けになりたいわけじゃないけど。
「え、えと……ふ風紀に です か?
ぼ募集はずっとかけて るはず な なので 応募用のり履歴書とか は 持ってま すか?」
せめてドモリが少なくなるようになるべくゆっくりと喋る。
それでもドモるのが悲しい。
■戌神 やま > 「あちゃー、そらしゃーないなあ。ごめんなぁ、雑に話しかけてもうて」
この戌神やま、パーソナルスペースとかかなり知ったこっちゃないタイプだ。
ガンガン距離を詰めるし、ガンガン話しかけちゃうタイプである。
「あー、あれなー。もっとるよー。えっとなー……ちょいと待ってなー……」
そう言いつつ、和風のカバンをガサゴソと漁って少しして。
「はいおまた~♪履歴書、どうぞ~」
笑顔で履歴書を手渡す。が。
種族や年齢の欄は、堂々と『不詳』と書いてあった。
■相馬・I・未唯 > あ、気をつかってくれた。いい人かもしれない。
「ど どうも……」
ざっと目を通す。
種族とか年齢のところで引きつらなかったな、今だけは仕事しないで表情筋。
でもよーく考えてみよう。異世界人だって風紀にきっとなれるし、ちょっと年齢や種族がわからないくらい問題ないさ!
……ないか?
暗黒大魔王だって風紀がやってみたい時だってあるかもしれない、うん大丈夫。
最悪、書類選考するの、私じゃないし。
「大丈夫だ と 思い、ます。
じゅ重要 なのは、動機とかの、能力 です。
場合に、よ寄っては あぶ危ないことも、あります よ?」
大丈夫ですか? と聞き返す。
今なら、まだ引き返せる!
■戌神 やま > 「お、許された~♪いやあ、アカンところ不詳にしてもイケるもんやなあ」
イケたのは運がよかっただけ説は大いにある。というかほぼ確実にそう。
目の前の相手だから許された説はかなり有力だ。
「ああ、危ないんは覚悟しとるし、うち、そこそこ強いんよ~。合気は結構やっとるし、異能も戦闘イケる方やし」
意外やろ~?などと言いつつ、両手の上に、蒼と赫の炎を生み出す。
■相馬・I・未唯 > 「年は学園に通うとか 関係ないです し。しゅ種族も、色々なか方がいらっしゃるの で」
そこはよほど幼いとかでない限りはきっとスルーされる はずだ。
探せばルールに厳しい種族悪魔の風紀委員とかいるかもしれない。
とか思考が横道にそれていたら炎があった。
わぁ 蒼と赫がとっても綺麗――――
ではなくて!
「あ、アブナイです から、む無用な異能?のし使用は控えてくだください!?」
場所が場所だ。一瞬で武闘派風紀が(文字通り)飛んできかねない。
「それは、め、面接担当やじ実技担当の方に お お願いしま す。
私は 実技とかダメダメでした けど しょ所属できまましたので きっとだ大丈夫 です」
■戌神 やま > 「お、それもそうやな。自分話わかるなぁ~♪」
実際、この学園ではそこまで重要な要素とは言えないだろう。
一々気にしていては始まらないともいう。
「ありゃ、アカン、そりゃそうやな。堪忍なあ」
そういって、素直に炎を引っ込める。が、そのまま首を傾げて。
「実技ダメダメでもいけるんやねぇ。なんか売りでもあった感じなん?」
教えてくれん?と問いかける。
■相馬・I・未唯 > 「い 一応は学園のほ 方針とかに目をと通してます から……」
体制側の組織である以上、根っこはどうしてもそこに準じなければいけないと、未唯は考えている。
その上で、各人の正義感だとか諸々のルールが乗っかってくるはずだ と。
そんな事を考えていたら、異能を収めてくれた。
話して通じるとか、やっぱりいい人だ。
能力に固執するタイプじゃなさそう。微妙に老獪さも感じる気がしないでもないけれど、不詳だし案外ものすごい年上とかかもしれない。
「えと わ私のい異能“一瞬の風景画”(インスタントランドスケープ)は、そ捜査につ使えるので。
一時間前くらいから、げ現在までのふう、風景のて転写が でき ます。」
■戌神 やま > 「そこらへんしっかりしとるんは偉いわあ~。うちなんかもう、テケトーでテケトーで」
堪忍堪忍、と笑いつつ、思考を練る。
「(しっかりしとるんかしとらんのか、ようわからん組織やなあ。まあ、あんじょう頑張ってもろて……そこらも含めて『見極め』やなあ)」
それはそれとして、目の前の女性はなんだかんだでいい人な気はする。
そして、その能力を聞けば、笑みを深めて。
「時間はそんな長くないけど、風景の転写かぁ~……確かに捜査向きやなあ。自分が風紀に入ったんは、それ活かすため?」
■相馬・I・未唯 > 「風紀もい いろんな人がい 居ますから。 アフロとか……」
見た目がキテレツなだけで、中身はすごいしっかりした人なんだけど。
違反ギリギリむしろアウト寄りな人も当然いるだろうし。
ただ組織全体としてみれば、割と鉄板というか固いはず……?
「わ、私はすスカウト組ですから……、そそれくらいしか、できなかったので……」
喋りながらも自己評価は最低限。
そして言ってないだけで、そこに人が居れば当たり前に転写されるし。
この異能の最大の利点は欺瞞情報を無効化することだ。
事実のみを、嘘偽りなく、そこに残してしまう。
■戌神 やま > 「アフロ?そんなんもおるん?おっもろ♪アハァー♪」
心底愉快そうに笑う。
自己評価の低い少女に、アフロ。それだけでも既に個性が強すぎる。
思ったより愉快な組織なのかもしれない。そう思うと、余計に笑いが止まらなかった。
が。
「それくらい、ちゃうで自分。もちっと自信持ちぃ、それくらいしかでけんちゃうねん、それがでけるっていうねん、そういう時は。それくらいそれくらい言うてたら、他の奴らもそれくらいって扱ってくるで。自分には自分にしかでけんことがあるんちゃうんけ。そこには自信持ちぃや」
その低評価には、真面目な表情でズズイと詰める。
紅の瞳で、おどおどした瞳をじっと見つめる。
「少なくとも、うちは凄い思うでそれ。そこらへん、自分ちょっとはイキること覚えてもええんちゃうん?」
初対面で言うことちゃうかもやけど……と言いつつも、やはり真剣だ。
■相馬・I・未唯 > 「み、皆さん 癖……個性的な方がお多いので」
危ないアブナイ、癖が強いとか言いそうになった。
オブラート大事、とても大事。
って近い。すごい近い。
ここまで接近された事は昨今ではほぼないので、面食らうというか照れ臭いというか。
ああ、顔に血が集まってるのがわかる。
でも真顔で言われるのもちょっと怖い。あ、血の気が……。
「ふ、普通の方ができることもま満足にできないことがお、多いので……。
生きる?とかは、わわからなくて……す、すいません。
め、目立つときはお怒らたりからかわれてばっかりでしたんで……」
風紀に入る以外の選択肢はなかったけれど。
それでも入ってがんばってはいるのだ。それなりに。受付の人に仕事ないか聞く程度には、がんばっているのだ。
■戌神 やま > 「それは楽しみやなぁ。どんな人がおるんやろ♪」
その言葉には嬉しそうに笑みを浮かべるが、すぐに真面目な表情に戻り。
「でけんこと並べるより、でけることを威張ってええんやで?目立つからって怒ったりからかうやつの方が悪いねん。でけることで頑張ってる自分は偉いやんか、もちっと胸張り?」
言いつつ、しかし少し困った表情になる。
そう、自分自身でも自覚はある、自覚はあるのだが……。
「あー……やまの言葉、わかりづらかったんかなあ。ごめんなぁ、地元の言葉やねんけど、わからん人にはわからんよなあ」
ぺち、と自分の頭を叩いて。
「イキるってのは、粋がる……調子に乗るってことなんよ。あんまええ言葉ちゃうんやけど、それくらいしてもええんちゃうってこと」
■相馬・I・未唯 > 「……できる……こと……」
胸を張って、何かコレ!と言ったことが言えるだろうか。
まだよくわからない。
「いえ……あの、ここちらこそ わわからなくて すいません……」
ペコペコと頭を下げる。
非常に動作がスムーズで慣れを感じるソレ。
「い、異能は才能がつ強い分野でも、あるので……も、もっとど努力できた ら いイキってみ みま……す」
最後の方、めっちゃ声が小さい。
■戌神 やま > 「ええんよええんよ、ちょっと独特の言葉やしなあ」
そこら辺の自覚はあったようだ。
とはいえ、生来の口調がそうそう変わるようなこともなく。
「頭下げ慣れとるなぁ……とまれ、イキれるようになるんを楽しみにしとるよ♪」
アハァー♪と愉快気に、楽しみそうに笑ってから。
「あ、せやせや。上手いことうちが風紀入れたら自分先輩やんなぁ。あんじょうよろしゅう」
にぱー、と満面の笑みを向けた。
■相馬・I・未唯 > 「せ、先輩……!?」
わ、私なんかが!?
あわわわわわ……あわわわわわ。
後輩はいても、先輩面とかできるとは欠片も考えてなかった!
ど、どうしよう!?
なんとか返事だけでもしなきゃ!!
「よよよよよよろしくお願いしましゅ」
噛んだ。死にたい。
「え えと、あ、後は書類とかのて 提出とかじ実務は あ、あっちのう受付で詳しくやってく くれましゅ」
また噛んだ。
■戌神 やま > 「アハァー♪そんな緊張せんでも。普通にしてくれはったら十分やって」
愉快そうにからからと笑ってから。
「あ、おおきに♪そんじゃあ、受付の方してくるわ。受かったらよろしゅうなあ、先輩♪」
からかうようにまた笑って、駆け足で受け付けの方へと向かって行った。
そのまま、風紀委員加入のための受付をするのだろう……。
ご案内:「風紀委員本部」から戌神 やまさんが去りました。
■相馬・I・未唯 > ああ、ああいうタイプは絶対に面接とか抜けてくる。
間違いなく次に会ったときは赤服とか着てるタイプだ……。
「……ふ、普通って ど どうやる ん でし たっけ……?」
まだまだ、前途は多難である。
ご案内:「風紀委員本部」から相馬・I・未唯さんが去りました。