2020/11/14 のログ
ご案内:「風紀委員本庁─牢屋」に刀々斬 鈴音さんが現れました。
刀々斬 鈴音 > 『……刀がない事を伝えてからはずっとあの調子で質問には答えてくれてますし反抗的な様子もないですけど。』

部屋の隅で膝を抱えて座り込んでいる少女。

刀々斬鈴音。

落第街では割と有名な人斬り。
その手口はかなり強引ではあるが所有する刀の性質上人を殺傷する事はないと言われており
風紀委員の記録に残っている限りでは一般の生徒の被害者も殆どでていない。
彼女の被害にあっていたのはその殆どが違法入島者や風紀委員に届けを出せない二級学生等の存在しない者達。

相棒である妖刀は押収されてそこにいるのは無力なだけの少女。

刀々斬 鈴音 > 『刀を返してって何回も言ってくるんですけど。
 刀を返せない事を伝えると泣き出しそうな顔になるんですよ…。
 あの刀に何かしら依存してるんじゃないでしょうか?』

罪はある。

風紀委員の活動を妨害した事、風紀委員に怪我を負わせたこと。
それらは確実に罪でいずれ裁かれる。

……。

「刀を……刀を返してください。あれがないと私は……。」

膝を抱えたままで時折上げる声。
弱弱しい声、泣きそうな声。普段の刀々斬鈴音とは全く違う姿。