2021/02/16 のログ
ご案内:「風紀委員:特務広報部」に刀々斬 鈴音さんが現れました。
刀々斬 鈴音 > 既に多くの部員の支持を得て名実ともに正規の副部長に近づいてきた刀々斬鈴音。
隊員を率いて現場に出たり、訓練について見守ったりするのが普段の仕事の大半ではあるが
副部長の決裁が必要となる書類も当然存在している。

そんな書類、貯まりに貯まった書類にハンコをつくのが今日のお仕事。

「この書類は?」

『車両の修理申請ッス。押してOKッス。』

鈴音ちゃん係とも呼ばれる日替わり副部長補佐に書類の内容を確認すれば丸に囲まれた鈴音の文字。
苗字ではなく名前の印鑑、朱肉に含まれる微弱な魔力が偽造を防止するオーダーメイドの一級品。主からのプレゼント。

「はい、ポン。」

刀々斬 鈴音 > 「鈴音もう疲れたー甘いものたべたいー!
 しーちゃんの作ったわらび餅食べたーい!」

バレンタインのお返しにもらったわらび餅。
一瞬で食べてしまったそれを思い出しながら駄々を捏ねれば。

『差し入れのチョコレートがあるっす。』

そう言ってバレンタインに特務広報部に送られたチョコレートを渡してくる。
かなり鈴音の操縦になれている。

「えー……じゃあ頑張る。」

次の書類に目を通してすぐに後ろの部員に渡す。

「これは?」

『えと……備品の使用についての案っス。』

刀々斬 鈴音 > 「備品かあ……。」

もう一度中身を見直して……。

「うーん、条件が緩すぎかも……。
 あんまり雑に扱ってすぐに壊れちゃっても良くないよね。」

もうちょっと考えた方がいいかもしんない。
あんまり新しいやつを用意するのも出来ないだろうし……使えた使えなかったで不平不満も生まれるだろう。

「これはもうちょっと考えてもらって……次!」

『休暇申請ッス、3月にアイドルの卒業ライブがあるッス。』

ポン。

「次!!」

……そうして鈴音の書類仕事はポンポンと進んでいく。
間にチョコレートを挟みながら。

やっぱりお高いチョコレートは美味しい

ご案内:「風紀委員:特務広報部」から刀々斬 鈴音さんが去りました。