2021/02/23 のログ
ご案内:「風紀委員会ロビー」に幣 美奈穂さんが現れました。
■幣 美奈穂 >
今日も今日とて、お昼から派ロビーでお仕事待機です。
ロビーの隅っこ、大きな窓のすぐそばで、座布団に座って日向ぼっこ。
お手紙配達のお仕事も今日は楽でした。
それは――。
「あったかぽかぽかですね」
今日も勝手に入ってきて傍で寝そべる猫達に囲まれる美奈穂の傍に。
きりっと座って待つおおきなわんこさんがいます。
お着物の様に動かず待機態勢のわんこさん、学会で本島に一週間ほど出かける先生に頼まれまして
今日から少しだけ家族になるブロッサムちゃんがいるのです。
体高が80cmほどもあるレオンベルガーという、ちょっと怖いお顔の大きなわんこさん。
ぴくりとせず座っておりますと、座った美奈穂より大きいです。
ちなみに女の子です。
戦ったりもできるそうで、時間にも生活にも自分に厳しいらしく、
食べる物もお気に入りのかりかりだそうです。
「・・食べますか?」
周囲のにゃんこさんたちとも仲良くなったようで、小皿にササミを干したのを乗せて差し出します。
ちらりと見て、しかしびしっと前を見るブロッサムちゃん。
ささみ、嫌いでしたでしょうか・・ちょっとしょんぼりです。
■幣 美奈穂 >
『風紀委員』と書かれた腕章を首輪に吊り下げられたブロッサム。
敬愛する主人としばし別れである。
主人から紹介された幼子・・この者を守れという事か。
主人から託されたなら、守らねばならない。
女軍人のような考えをしているブロッサムです。
腕章は微かにだが幼子の匂い、この者の物なのであろう。
ある建物にはいると、様々な強さの者がいる。
赤い服装をした者が多く、また腕に自分の首に下げた腕章を付けている。
だが、隣の幼子は白い上着に赤い下である。
彼らの仲間なのだろうか。
建物に入った時、幼子は赤い服の者達に色々言い、そして首輪に今下げている腕章をつけ。
「これでブロッサムちゃんも風紀委員です!」
どこかえっへんとした顔を見せていた。
その後、背に荷物を載せられて建物を巡った後は、この片隅で待機している。
だが、護衛の任に隙を見せる時間はない。
片隅に待機に入ると、入り口から猫が何匹も入って来た。
人に飼われていない猫たちが勝手に入っていいのだろうか?
そう思うが慣れた様子で近付き、「新入りか?」「大きい奴だ」と
近づいて臭いを嗅いだり、幼子の後ろに隠れて、飛び出してきて
脚を軽く叩いてきたりとしたあとは、
気にせず幼子の周りや膝の上で寝だしたのだ。
隣の幼子も気にした様子鳴く、慣れたように猫を撫で。
今はお茶をすすっている。
自分の前に置かれた小皿には肉が乗っていた。
食べろという事だろうか?
だが、任務中に食べることなどしない。その隙が危険なのだ。
・・悲しげな様子の幼子に罪悪感を覚えるが、護衛を果たすのみだ。
とブロッサムは思ってたりします。
■幣 美奈穂 >
しょんもりしてたら、にゃんこさんがてけてけお皿に近付いて。
食べていいか、というようにお顔をあげてにゃーん。
へにょりな美奈穂です。
「今日はそのお肉をおやつにしますか?
それでよろしければ・・」
そう言えば、にゃんこさんたちは争うようにかつかつかつ。
裂いて分けてあげようかと思いましたが、その勢いに手がひっこみます。
今日は細かくした野菜を干したのと鰹キューブの予定で用意してましたけど。
そのお肉で満足ならそれにします。
「・・本当にいりませんの?
あっ、お水とか飲みますか?」
仲良くなろうとブロッサムちゃんに声を掛けます。
立っていても腰まで高さがあるわんこさんです。
座って並ぶと少し見上げることになります。
吼えたりしないし、押し倒してきたりお顔を舐めてきたりしないですし。
お顔はきりっとしてますけど、目が済んでいて怖くないわんこさんです。
■幣 美奈穂 >
今日から暫く自分の妹ちゃんだと思っている美奈穂と。
護衛対象と思っているブロッサム(大型犬)なのです。
お着物の様に気配を消しているわんこさんに比べますと。
美奈穂からはふわふわ春の陽気のような呑気な雰囲気が駄々洩れです。
お肉を食べ終わったにゃんこさん、そのお顔を美奈穂が拭いてあげますと。
まためいめいが好きな所・・小柄な一匹が、わんこさんの尻尾に。
少し太った子がわんこさんの脚の間で寝だします。
呑気なものなのです。
時折、ぴりっとした雰囲気をした赤い服の者や、血の匂いを少しさせる者などもロビーには通り掛ります。
それにちっとも気付かない美奈穂と、気付いているのか気付いていないのか、
マイペースな野良猫たち。
わんこさんはつい、通りかかる者達と見比べてしまいます。
「なんですか?。やっぱりおやつ食べたくなりました?」
ほのほの。
一番マイペースな美奈穂なのです。
ご案内:「風紀委員会ロビー」に神代理央さんが現れました。
■幣 美奈穂 >
いざという時に動くのに邪魔だと。
尻尾を軽く動かして、そして僅かに身動ぎして。
纏わり付く猫を傍から追い出そうとするのですが。
そんなのに動じない野良猫達です。
・・のびーっと起きて背中を伸ばした猫の一匹が、
キャットタワー代わりにとブロッサムの身体を登ろうとしたり。
それをあらあら、と楽しそうに見ている美奈穂です。
■神代理央 >
さて、そんな風紀委員会の総本山らしからぬのほほんとした空気を醸し出す空間に、歩み寄る一人の少年委員の姿。
折り目の無い制服をきちんと纏いつつも、左腕を包帯で吊り下げた少年の姿は、大勢の委員が行き交うロビーの中においても少々異質なものだろうか。
そんな少年は、見知った顔を動物たちの中に見止めると、おや、と言いたげな顔と共に歩み寄る。
「随分と楽しそうだな。この動物たちは…?…風紀委員の腕章?」
猫たちの遊び場と化している大型犬の姿に首を傾げながら、少女に声をかけるのだろうか。
■幣 美奈穂 >
近付いて来る者の気配、力、そしてその身に纏う血の匂いに。
ブロッサムの耳がピクリと動きます。
僅かに四肢に力が入り、いつでも護衛対象の幼子を守れる様にと心構えをするのです。
「あっ!、リオお兄様。
はい、少しの間、先生から預かることになりましたブロッサムちゃんです!
あ・・お手て、どうされたのですか?」
ぱあっと花が咲き広がる様な笑顔と雰囲気で、楽し気な声をあげますが。
その腕の包帯を見ますと、少し心配げなお顔を見せてしまいます。
ちなみににゃんこさんたちは呑気にマイペースです。
わんこさんの頭まで登り切ったにゃんこさん、
堂々としたやり遂げた雰囲気で、にゃぁ~おと自慢げに啼くのでした。
■神代理央 >
耳を動かした犬の姿に、僅かに瞳を細める。
出来の良い猟犬だ、と思っていたり。
護衛のつもりなのかな、と微笑ましく思っていたり。
「…成程、幣は動物の世話、得意そうだもんな。
ブロッサムと言うのか…宜しくな、ブロッサム」
と、大型犬に声はかけるが、易々と触れたりはしない。
犬というのは、気安く触ったら噛まれたりするとか何とか、同僚が言っていた…気がする。
「…ん、ああ。任務中にちょっとな。大丈夫、大した事はないよ。
……そう言えば、この間此処で、おにぎりとか食事を準備していてくれてたんだろう?私の部隊でも食べさせて貰ったよ。ありがとう」
花の咲く様な笑顔と、そこから心配そうな表情を浮かべる少女に、かがみこんで視線を合わせれば――大丈夫だよ、と言う様に穏やかに微笑んで見せるのだろうか。
そして、少女が準備してくれていた食事の礼を告げながら、耳に届いた猫の鳴き声に、可笑しそうに笑みを零す。
犬も好きだが、自分はどちらかというと猫派かも知れない。
■幣 美奈穂 >
戦士然とした危機感と心構え、そして気概を持つブロッサム。
戦う者からしたら好ましい姿かもしれません。
・・横にいる先輩風紀委員は危機感もなく隙だらけな無邪気なものですけど。
「暫く預かることになりましたから、わたくしの妹なのです。
ねー、ブロッサムちゃん」
あくまでにこやかに大型犬にいって、その背中を優しく撫でる美奈穂です。
ブロッサムは警戒の姿勢を崩さず、だが護衛対象と親しいらしいと。
声を掛けられてもぴくりとせず、神代様の一挙手一投足をじっと見ています。
「(壁新聞張る時に梯子とか)高い所から落ちたのですか?
危ないことしたらいけません。
あっ、リオお兄様、お肉ばっかり食べてるからじゃないですか?
お野菜とかもきちんと食べないといけませんわ」
男の子はお肉好きです。
お野菜も沢山食べないといけないのです。
「えへへ~。美味しかったですか?
みなさま、夜までいろいろしてるのですね。
わたくしももう少し大きくなったら、参加してみたいです」
夜に集まってわいわいしていたのだと思っている美奈穂です。
照れたような表情を浮かべまして、自分も皆さんとわいわいとしたいと伝えます。
一匹のにゃんこさん、神代様の足下に近付くと、脚に猫パンチ猫パンチ。
上を向いて甘えるように鳴きます。
・・猫語がわかる人が居れば『おら、食いものだせや』とせびっているのが解かるでしょうけど。
この子は、女性には甘えて身体を擦り付け、男性には厳しくせびる子なのです。