2021/07/23 のログ
ご案内:「風紀委員会 休憩室」に幣美奈穂さんが現れました。
幣美奈穂 >  
校舎と委員会の間で発生した凶行。
風紀委員の一人が、ならず者集団に襲われ、恐喝に暴行、そして窃盗を受けたのだという。
倒れ伏して泣いていた委員が保護され、事情聴取を受けたのは先ほど。

えぐえぐっ。ひっくひっくっ。
泣きながら事件を語る風紀委員、幣美奈穂。
犯人は・・委員会街でそれぞれの縄張りを持つ猫たちと判り、事情聴取、解散です。
事件性はないようです。
そんな美奈穂、総務部の女性からチョコクリームフルーツコロネを頂きまして、
今はにこにこ笑顔です。

「これ、校門の傍のお蕎麦屋さんのですわね!」

本土の伝統あるホテルの元パティシエ、引退後に願望だった蕎麦屋を開きます。
ここならいけるのでは・・と選んだ常世島。
でも、お蕎麦は美味しくありません。
隠しメニューの洋菓子が主力商品です。
あと、本場の三つ星レストランでスーシェフしていたという店員さんのご老人。
お蕎麦は美味しくありませんが、日替わり賄定食のプロヴァンス料理は絶品です。
お蕎麦屋さんなのに。

幣美奈穂 >  
お昼ご飯になったコロネ、あむあむ。
撫でられたりして落ち着いてきた美奈穂です。
今回の犯人、見覚えがあります。
大体、この1年前後に生まれた子ばかりでした!

と、そうしていると。
受付のお姉様が困った顔をして扉をあけます。
すると、入ってくるのはまだ細い身体の猫を咥え捕まえている大柄にゃんこ。
そう、このあたりのボスです。
他の歳を召した猫がお菓子袋を申し訳なさそうに加えておきます。
――犯人、地域のボスがしめてお詫びに来たようです。
それに続いて、他の場所のボスたちもそれぞれが若い猫をひっ捕まえて。
お弁当箱も。

長年、それぞれの場所で縄張り暮らしする猫。
人の付き合い方は慣れてますが・・その分、線引きもしっかり。
ただ、若い子は調子にのったりするようです。

自分は悪くない!
と短毛種のすらりとした公安にゃんこ。
ボスの落ち着いた大きな猫が前足でぺしゃり、押さえます。
そして軽くがぶがぶお仕置き。
迫力ある姿です。

幣美奈穂 >  
申し訳なさそうに啼く地域のボスたち。
ありがとうございます・・。

9歳で常世島に来た美奈穂。
小動物と思ったら獣人だったり、化生であったり。
そんなのがあったので、早々と動物との垣根がなくなってしまっています。
しっかり叱っておく、という雰囲気のボスたちに。
お願いしますと眉尻を下げまして。
引きずられていく若にゃんこたち。にゃーんと、たすけてーという感じの声で消えていきます。

事件解決!
コロネを2個頂けて満足な美奈穂です。
さぁ、お昼から風紀委員としてのお仕事をするのです!
きりっ。

ご案内:「風紀委員会 休憩室」から幣美奈穂さんが去りました。