2021/10/19 のログ
ご案内:「風紀委員会ビル ロビー」に幣美奈穂さんが現れました。
■幣美奈穂 >
今日の午前中は、祭祀局でお仕事をしてきた美奈穂です。
出雲の宴かi・・いえ、神様たちの会合と称した宴会が終わり、帰島日から一夜明けた今日からは、
神様の入島ラッシュも下がるので、そちらのお手伝いは昨日で終了です。
今日は、白犬な宅急便の受け取りと確認、そして元の場所に戻すこと。
そんなお仕事。
朝9時から祭祀局の建物の裏手で宅配便を待ち、そして会議室に運んでもらいます。
あっ、霊車が来ました。横に白犬マークで間違いありません。
普通の人には見えない、神使さんが運転する車です。
そう、車。
以前は咥えたり荷車を曳いていたそうですが、それも時代の流れ。
今の主流は軽ワゴン。
もう20年も前だと、ボックスカーが主流だったそうですが、今は軽ワゴン。
小回りきくし、以外に荷物も乗るのでいいそうです。
受領書のサインは、祭祀局の偉い方にお任せです。
ここでも、見え方に大きな違いがありますので、見える方は大事です。
受け取って、そのまま元の場所ではなく。
きちんと中身を確かめたからです。
付喪神様たちは、決まった場所がお好きですし、お出かけしたい派は少ないので、
戻ってくるのが早いです。
あっ。こちらのトイレの神様は、そのまま近くのお手洗いに。
すっぽんに憑いていた神様を、花子さんを呼んで手渡しです。
お疲れさまでした。
確認できれば、あとは手分けして元の場所に。
美奈穂は商店街側です。
ちょっと花器の付喪神様がお疲れだったようで、元のお家の玄関に戻っていただくと共に、
ささっと枝ぶりのいい柿の枝を1本活けまして。
それでちょっと元気が出たようです。
■幣美奈穂 >
それで、今日の祭祀局のお手伝いは終わり、と。
商店街をてけてけ歩き、顔見知りの方にご挨拶や、
見かけないはろうぃん怪異っぽい方々に諸注意などをして委員会に戻ろうとしてますと、
戦いを挑まれました。
風紀委員、戦いに巻き込まれる事も少なくありません。
そう、美奈穂も戦うのです。
突然、飛び出してきて戦いを挑んできた彼ら、
ただモノではありません。
どちらが先に仕掛けるか、緊張が走ります。
もひっ
たんったんっ、たたんっ、と。
軽快にタップを踏む風紀委員に挑んできた彼ら。
そう、ウサギさん3羽チーム。
切れのあるタップ、軽快なジャンプ、息の合った回転。
「ごくりっ、やりますわね・・!」
強敵が現れたのです。
■幣美奈穂 >
すかさず、美奈穂も竹扇を取り出します。
具体的には、付喪神様の運搬時に荷物になっていたので背負った人参リュックの中なので、
背中から降ろして中から取り出し、きちんと閉じて背負いなおしたのですが。
くるりくるりと舞を披露。
水が流れるように淀みなく、そよ風拭くように嫋やかに。
いざ、判定は!?
ばっ、とウサギさんたちと一緒に、商店街のおじ様の方を見ます。
ふふふっ、わたくしの勝ちです!
悔しがるうさぎさんたち、あそこのステップがタタンッタンッでなく、
タンッタタンッでしたら少し危なかったかもしれません。
敢闘賞としてウサギさん達には人参が、美奈穂にはカップケーキが入ったラッピングされた包みを渡されます。
ハッピーハロウィン、おめでとう
と渡してくださった、カボチャ頭な方。
謹んで受け取るのです。
ちなみにこのウサギさんたち、そこの喫茶店のペットたち。
ダンスを仕込んだのはそこのマスターです。
周りで見ていた方も、いつもの商店街の方々だけでなく、
カボチャ頭やシーツお化け、スケルトンな方など色々。
たぶん、はろうぃんで常世島に来られた方だと思われます。
委員会に辿り着くまでに、4袋のお菓子を頂いた美奈穂です。
■幣美奈穂 >
「ただいまです!」
もうお昼過ぎ、残念ですが、学校の授業に出る時間がなかったのです。
元気にご挨拶して、手で招かれたので受付さんのところに。
お仕事頑張ったことをご報告しますと、頭を撫でられます。
あと、戦いがあったこともお伝えです。
落第街や違反組織、違反部活動などとの抗争。
そんな殺伐としたのではない戦いの報告、ほっこりです。
そもそも、そんな殺伐抗争なことは美奈穂のお耳には入れられないようにされてますので。
「うさぎさんたちに挑まれた時は、右足に注意してくださいませ」
うんうん。
そもそも、兎に戦いを挑まれるとはなんなのでしょう。
それもダンスバトルを。
他に経験したことがある方はいるかどうかのレベルの話なのです。
お食事は、総務部の部屋の会議机で総務部や受付のお姉様がたと。
秋の味覚が結構多い美奈穂の手作り弁当、色々と交換します。
もひもひ。
■幣美奈穂 >
お昼ご飯を食べたら、報告書作り。
そう、美奈穂は風紀委員です。
ですので、きちんと業務報告をいつも手書きで出しております。
まだはろうぃんは終わってませんから気が抜けません。
来月になれば、常世祭もあります。
山の茸も取りに行きたいです。
やりたいお仕事、沢山です。
が、今日の頑張りは明日の為!
そう、今月は修学旅行があります。
修学旅行と言っても、常世島ですので遠出なのはあまりありませんし、全員参加でないので希望者のみです。
時間があれば、高野山とか飛騨とか北海道とか沖縄の修学旅行に応募したかったですが、
あれは結構前で受付締め切りしてます。
お仕事がある美奈穂には無理でした。
あるのは近場で突発のもの、一泊二日や二泊三日のものです。
――10/1出島10/31入島のやつなんか、結構気になってましたが。
こう、持ち物禁止なサバイバル島や、荒野魔獣狩りツアーなどです。
よく判らないのは、出国随時で帰国未定な、比較的安定した空間の歪みからの異世界調査ツアーや邪神討伐ツアー。
あれ、何しに行くのでしょうか?
気になります。
あまり遅いと、その歪みから、遭難者近くに入り口を開けるのにお呼ばれするかもしれません。
さておき、今は報告書。
常世神社や宗教施設群、祭祀局でやってきたことなどかきかき。
かく場所はロビーの片隅の待合場所。
休憩室より、外が見えるところで書きたかったのです。
そお椅子の上に座って、墨と筆で和紙に報告をしたためます。
■幣美奈穂 >
今日頑張れば、明日から一泊二日の温泉修学旅行に参加するつもりなのです。
クラスメイトのお友達ともお約束しているのです。
場所は常世温泉、美奈穂も何回か行ったことがあるところでが、
1日の参加人数に制限があるだけで、空いていればその日でも参加可能なやつです。
そこでパジャマパーティーというのをする予定なのです。
さらさらさらっと書きまして、ふと顔をあげますと。
窓ににゃんこさんの肉球ぺったり。
なにしてんだー?、という感じです。
結構毛並みぼさぼさ、冷えてきたので毛並みが生え変わってきているようです。
ちょっとまってねー、と視線だけご挨拶。
速く報告書仕上げて・・次は、はろうぃんというので頂いたお菓子の検査です。
3つは、きちんと挨拶を頂いていただいたものですが、
1つは、いつもの『ちきんおあびーふ』・・な感じで悪戯しようとしたので、
注意したら渡されたものです。
異界のものかもしれません、きちんと調べないとだめなやつです。
■幣美奈穂 >
ラッピングを開けてみます。
匂い・・香ばしい小麦粉と甘い匂いです・・くんくんっ。
バターもたっぷりです・・じゅるりっ。
見た目は美奈穂の片手にも乗るような小さなスコーン。
これ、切り分けたり型で作ったのではなく、無造作お玉と見ました。
怪しいところは・・まだ見つかりません。
ちょっとレモンカードが混ざっているのか、甘酸っぱい感じがします。
真剣な顔でふむふむハロウィンお菓子を検査です。
危なかったり危険だと、逮捕しないといけないかもしれません。
あまりに真剣な様子に、机の上に新たなお菓子が置かれるのにも気づかず。
こくりっ。
ちょっと嘗め・・! はむりっ!
思わず小さなお口でかぷりっ。
中にこってりクリームとホイップクリーム!
お口の中が幸せです。
目を細め、ふにゃふにゃ笑顔でさらにぱくりっ。
ちょっともっさとしてます生地、お口の水分が~。
危険です。
危険なやつです!
しっとり表面で油断をさせておいて、中はもっさで濃厚です!
■幣美奈穂 >
思わず、受付の方へ救援要請の目。
うるうるします。
お飲み物欲しいのです・・。
窓の外では、なんか食べてる!、とにゃんこさんが前足てっしてっしとガラス窓。
お姉様が持ってきてくださったのは、豆乳紅茶ラテ。
総務部の冷蔵庫に入れてあるやつです。
もうお口の中が限界、と。
美奈穂、こっくりこっくりっ、コップを両手で持ってぷはーっ。
「今の、おかしかったです!
ちょっと嘗めただけなのに・・!」
小食だけど食い意地けっこう張っている美奈穂です。
美味しいもの好きです。
ほら、これ・・と見せようとします。
が、2つ入っていたはずなのに、ありません!
あれ?あれ?
落としちゃったかしら?
きょろきょろしてから、机の下も身体を斜めにして除くのですけど。
食べるのを見ていた受付のお姉様、2個たべちゃってたわよ?
と笑いながら言われます。
美奈穂、まだ一口しか食べてないはずなのに!
でも、お腹を押さえると。
うん、なんか一口分じゃない気が・・。
このケーキ、怪しいです。
と、テーブルを見ると、お菓子が入った袋が増えています・・。
クッキーだけでなく、フィナンシェやマカロンも。
いつの間に・・美奈穂が気付かないとは、危険な怪異かもしれません!
違います。
犯人は普通の風紀委員とかです。
■幣美奈穂 >
増えたのも、きちんと調査します!
おやつの時間に!
きりりっ。
そう、まだおやつ時間前、おやつの時間までまだ1時間はあります。
上の階にある美奈穂のロッカーまでは遠いので、受付で預かって貰います。
汚れた手を洗いまして、改めて墨が乾いた報告書を受付箱に提出。
そして今からのお仕事として、にゃんこさんのブラッシング、と予定表に書いて提出。
風紀委員の中で、猫のブラッシングを仕事として挙げる方は極少数でしょう。
「お待たせしました・・あ~、かゆかゆですか?」
ロビーの外に出ますと、顔なじみの委員会街を縄張りにするにゃんこさんたち。
こっちを見てにゃぁ、なんか旨そうなの喰ってたやんけ、とのことですが。
残念、美奈穂は猫語はよく判りません。
頑張っていますが、意思疎通がきちんとできるのは、おうちにゃんこさんだけです。
うなぁおうなぁおと寄ってくるにゃんこさん。
彼らに、おやつの煮干し(出汁取り済みの乾燥モノ)をあげます。
それを目を細めて口に咥える一匹から、抱き上げて膝の上に乗せてブラッシングしゅっしゅっ。
夏毛から冬毛に切り替わる時期です。
きちんとやってあげないと皮膚病にもなりかねません。
■幣美奈穂 >
ブラシで梳いた抜け毛は、ごみ用の袋の中に出来るだけ回収です。
尻尾や、いやーんという顔になる頭までブラッシングして、一匹開放。
大人しくしていたご褒美に、ささみ肉の茹でたのをちょっとあげます。
そして次の子。
慣れた様子で、順番にブラシを入れ、それと同時に健康チェックも怠りません。
お耳はどうですか?
お鼻は?
お耳は?
口の中はどう?
と、マッサージするように手を動かしながらささっと確認。
今年の春に生まれた子などはちょっと嫌がりますが、
そういう子はお腹をくすぐったりしてあげて気を反らしながらしゅしゅっ。
この子たちの予防接種も生活委員会にお願いしないとです。
野良な子なので、お腹に虫とかつきやすいですけど、お薬入りなおやつを定期的にあげているので多分大丈夫。
野良なので、爪とかはあまり切りません。
変な具合だと切ってしまうかもしれませんけど。
というので、肉球を押して爪も四つ足全部確認。
うん、みなさん元気ですわねー。
風紀委員会ビルの正面ロビーのすぐ前、ちょっとずれたところで猫だまり。
うなうな固まって寝転んでいるのです。
美奈穂、ブラッシング終了です。
表から裏に回り、手を洗ってから巫女服の表面をころころしてもらいます。
そう、にゃんこさん抜け毛、付いたので。
■幣美奈穂 >
抜け毛をたくさん入れたごみ袋は、燃えるゴミに。
うん、縫い包みとか作れそうな量ですけど。
サモエドなわんこさんのブラッシングしたらいけるかしら?
ねーんて思いながら、お手洗いで手を綺麗に。
手首まで洗うしっかり石鹸。
おやつ時である。
とちゅうでハロウィンお菓子を食べてしまいましたが、
それでも美奈穂のお腹はおやつ時だと訴えています。
あまりずれたことがない体内時計です。
「う~ん・・」
そこで悩むのが、どれを頂こうかというのです。
おやつにと持ってきているかりんとうを筆頭に、商店街で貰ったクッキーやクランチ。
先ほど増えたフィナンシェやマカロン。
そしていつの間にか追加されていた、ラングドシャ・・。
悩みどころです。
受付の椅子をお借りしまして、受付台の隅っこでほっぺに手を当て首をこてり。
「うむむむむっ・・」
椅子の上に正座な美奈穂。
軽く目を瞑り、両手を身体の前で組んで・・るつもりなのですが、
やり慣れていないので、なんか手を合わせてお祈りしているようなポーズ。
真剣そのもの。
お菓子によって、飲み物をかえなくてはいけません。
ですが、おやつ時間まであとわずか、深く悩む時間もないのです。
かっ!
目を開きます。
「これにしますわっ!」
フィナンシェを選びます。
しっとりが大事っぽいので、早めに頂きたい逸品。
あとのは、リュックに入れておくことにします。
これに合わせるのは――牛乳、少し蜂蜜を垂らしたのがいいかと。
蜂蜜は、某部署の主任さんが梅花ジャムを持っていたはず。
あれにしましょう。
■幣美奈穂 >
定まりましたら、椅子を下りて。
まずは某部署に向かいます。
給湯室から大き目マグカップを借りましてから、某部署に。
あのねあのね、とお願いして蜂蜜を少し分けて頂くためです。
結構たっぷりもらえた蜂蜜。
それをマグカップに入れて、てけてけ、次は近くの委員会街のカフェテリアに。
ホットミルクを入れて掻き交ぜて貰うため。
転ばないように少し注意です。
自分で作ってもいいのですが、カフェテリアの牛乳の方が美味しい気がするのです。
マグカップごと渡すと、なんと、ミルクを入れて電子レンジ!
美奈穂は電子レンジとか使いませんので、ほへーとついつい、中で回るのを眺めてしまいます。
近づき過ぎないように注意です。
ちんっ!
出来上がったので取り出されます。
カップを両手で持ってもあまり熱くない・・かき混ぜると熱くなってくるそうです。
ぐるぐる、ぐるぐるとよくかき混ぜましてから、お礼を言って風紀委員会のロビーに戻ります。
おやつ時間が来てしまっているのです!
受付台の隅をまた借りまして。
マグカップを置いて、そして袋を開けてフィナンシェを取り出します。
ふむふむ、色艶ともによし!
これは商店街のカフェのっぽいです!
予定より大幅に時間が過ぎています。
3分はおやつ時間を過ぎたと思います。
というわけで、両手を合わせていただきます。
■幣美奈穂 >
まずは、ホットミルクをふーふーとしましてからくぴりっ。
お口の中をおやつモードに切り替えである。
姿勢正しく背筋をピンッと伸ばした凛とした正座。
ミルクの濃くと甘味、そして梅花蜜の柔らかい甘さ。
ふわりと頬が綻びます。
マグカップを置いて、まずはフィナンシェを目で楽しみます。
つやつや、卵液で表面が輝いてます。
程よい焼き目、笹型ですがぷっくり膨れた愛い形です。
お口の前に、そして先っぽをはむっ。
端っこがちょっとだけ硬いですが、唇で挟みつぶれる柔らかさ。
あむあむ。
柔らか生地、甘み強めです。
よく咀嚼して、こっくんっ。
――よしです。
うんうんっ、小さく頷く美奈穂です。
そしてまたミルクでお口リセット。
その次の一口は、硬めなのはは端っこだけ。
さっきより少し大きめにお口をあけ、ぱくりっ。
目を瞑り、きちんと味わいます。
――これは、常世暴れ鶏の卵ですね。
レシピは鶴見屋クックドゥードゥルドゥーのものを参考にしているようです。
鶴望屋クックドゥードゥルドゥー、店内の掲示板などで無料配布されているお料理レシピ配布紙です。
メモ帳サイズなレシピ紙で、今日の特売などで作るお料理などが紹介されていたり、
主婦の方が情報交流として投稿したお料理を整えられたものであったり。
美奈穂もよくお世話になっています。
つまり、これは鶴望屋ユーザーの手作りですね。
美奈穂、これは安全なはろうぃんお菓子認定です。
■幣美奈穂 >
「――ふぅ~~」
最後の一口をあむあむ。
そして、最後の二口をこくんこくんっ。
完璧な配分です。
美味しゅうございました、満足!
ごちそうさまでした。
と、お顔を上げて、こっちを見ているお姉様がたの姿に目をぱちぱち。
そしてきょろりと横を向くと、こっちを見ていた通行人の姿も。
とても美味しそうに頂いている美奈穂の姿に、皆さん見てしまっただけ。
しっかりと時間を掛けておやつを食べたのです。
残りの時間、なんかお仕事ないかしら~、なんて余裕も。
受付のお姉様に伝えますと、見せられるのははろうぃんの巡回ぐらいです。
妖怪運動会も終わってますしねー、とほむほむ。
祭祀局も関わるようなお仕事も、大きなものは片づけてしまったのです。
何かあればこっちに連絡があるでしょうし。
そういうので、残りの時間はロビーの片隅で日向ぼっこすることにするのです。
入り口を開け、傍にいたにゃんこさんたちも呼んで。
ブラッシングした後なので、文句もあまり言われません。
隅っこで猫塊を作り、全員?でぬくぬくとする美奈穂なのでした。
ご案内:「風紀委員会ビル ロビー」から幣美奈穂さんが去りました。