2021/12/03 のログ
ご案内:「風紀委員会本庁ビル」に幣美奈穂さんが現れました。
幣美奈穂 >  
今日もお昼から真面目に委員会活動です。
悩み事も多いお年頃な美奈穂ですが、風紀委員というのは年中忙しい場所。
本業である霊的予防係も、大き目なお仕事でなくてはなにかあるわけでもなく。
今日もお手伝いできることを探します。

本庁ビルまでてけてけと、向かっておりましたら顔を出すにゃんこさん。
でもお弁当はお友達と頂いたあとですので、おやつ時まで何も上げる気はないのです。
甘えるように脚にすり寄ってきたにゃんこさんをしゃがんで抱き上げまして、服の中にIN。
定期的にお手入れしてますので野良なのにふわふわなにゃんこさん。
お腹もぽかぽかWinWinな関係です。

そのまま委員会ビルに入りまして、受付のお姉様がたにご挨拶です。
今日はなんのお仕事がありますでしょうか?

「えっ?、もう来るのですか?」

お目め大きくします。
とても重要な案件が今日のお仕事のようです。
何もなければ、まだお祭りの出店などが出ていないか注意しに行こうと思っていました。
それか、ロビーの隅をお借りして捜査会議とかどうかと思っておりましたが。
毎年任される大事なお仕事が今日はある様です。

既に裏に来ているそうなので、急いで見に行きます。
・・・・
・・
立派なもみの木の鉢植えですわね!

幣美奈穂 >  
持ってきてくださった園芸部の方々に置き場所を指示です。
七夕のときは入口横でしたけれど、もみの木は少し変えましょう。
入口からも良く見えるように、まっすぐ受付に行く動線の中間、そこを横にちょっとずれたところにします。
ここなら、2階からも良く見えますし!

「ここ・・あっ、ちょっとまってくださいませ」

てけてけ小走り、入口側に行き振り返って確認。
次に受付の方まで行って確認です。
最後に、2階に階段を登って手すりから下を覗き込んで確認。

「あと、1mほど右・・あっ、そっちから見て左がいいかと思いますわ」

お願いしましてから、また繰り返し移動してみます。
枝ぶりなどを各方向からチェックです。

「もう少し回して・・あっ、そこですの!」

満足できる置き場所です。
そこに、地震などがあっても倒れたりしないように、しっかりと鉢植えを固定して頂きます。
なにやらスライム素材の物らしく、小手も簡単だけど外すのも簡単なのだそうです。
色は白、雪を思わせる感じで違和感もありません。
ありがとうございます。
お疲れさまでしたと、お茶と、総務部に常備されておりますクリームサンドクッキーをお出しするのです。

幣美奈穂 >  
美奈穂の何倍もの大きさがあります立派なツリーです。
園芸部の方々をお見送りしましてから、本庁ビルの倉庫です。
去年の飾り付けを出してこないといけません!
ですが、探すというほどでもありません。
なぜなら、お片付けしてしまったのも自分だからです。
毎年、実家に戻る前に新年の飾り付けをしてから帰りますので、
その時には入れ替えてあるのです。

「こっちに・・」

段ボールですが、大きな段ボールの中に小分けしておいてあります。
大きな段ボールだと持ち運べませんし、中がぐちゃぐちゃになったりするからです。
雛段とかと同じように、大事に小分けしておいてあるのです。
それを2つずつ運ぶので、何度も往復することになります。
んしょっんしょっ。

キラキラしたモールや雪替わりの白い綿とか、人形とか小物も沢山です。
毎年、色々な型が増やしてくださいますので、少しずつ増えています。
ロビーの真ん中で準備している美奈穂です。
あっ、にゃんこさんたち、それで遊んだらいけません!
ほら、こっちの座布団で見ていてくださいませ。

きらきら光る電飾は、残念ながらありません。
来て1年目の時にはありましたが、美奈穂が触ってしまったので全滅したのです。

幣美奈穂 >  
美奈穂一人で出来ますのは、下の方の飾り付けまでです。
上の方は、脚立とかなければできないですし。
お借りしようとしても、一人では危ないからダメって言われてしまいます。
一番上にお星様の飾りをつけたいのに、とても残念です。
美奈穂だって、いつでも委員会の壁新聞部のお手伝いができますようにと、
想像でシミュレーションしてるから、高いところも大丈夫だと思うのですけど。

ぐるりと、綿の雪で下を覆い、その上にきらきらしたモールを飾り付け。
背伸びをしてんしょんしょっ、と。
せめて椅子に登りたいのですけれど、それも危ないからダメって止められます。

ご案内:「風紀委員会本庁ビル」に神代理央さんが現れました。
神代理央 >  
「……何してるんだ?」

奮闘する少女の傍を通りかかったのは、仕事を終えて帰宅する途中の少年。
年齢に見合わない革張りの書類鞄を手に、不思議そうな視線を少女に向けるが…。
直ぐに、その行動の意味を理解したかの様な表情。

「クリスマスツリーの飾りつけか。そうか…もうそんな時期だものな」

綺麗に飾り付けられたツリーを眺めながら感心した様に。
こういうイベントは余り縁が無いから、ロビーが時節のイベントで華やかになるのは良い事だ、くらいの認識でしか無いのだが。

「私に出来る事があれば手伝おうか?飾り付けくらいなら、私でも出来るし」

と、一通りツリーを眺めた後に小さく首を傾げてみようか。

幣美奈穂 >  
なんとかもう少し高いところも飾り付けできないか、懸命に背伸びをしてます。
ん~っ!、届きません!
美奈穂だと大きなツリーの裾野しか飾り付けができないのです。
どうにかできないかと、周囲を回りながらできそうなところを探すのですが。

「あっ!、理央お兄様!」

お声を掛けられて、ぱっと明るい顔で振り向きます。
その胸元には、サンタクロースのお爺様のお人形です。

「はいっ、綺麗に飾り付けしますの、大事なお仕事ですから」

ほにゃりとした、平和な笑顔です。
飾り付けするのは、まだまだあります。

「ありがとうございますの!
 あの、じゃあ、これ・・とか、できますかしら?」

小分けした段ボールを置いたところにぱたぱた。
そこから物を取り出しまして、お尻の後ろに隠してもじもじとさせまして。
上目遣いでそっと差し出したものは、てっぺんに付けるお星さまです。
クリスマスツリーにおいて、ひな壇のお内裏様ともいえるお星さまです。

神代理央 >  
振り向いた少女に、此方も頬を緩めて応えよう。
風紀委員会のマスコット、或いはアイドル。
少女が人々に慕われるのは、こういった純粋無垢なところからきているのだろう、と思いつつ。

「そうだな。美奈穂にしか出来ない大事な仕事だ。
本庁は唯でさえ少しお堅いイメージがあるからな。
このツリーがあるだけでも、皆からの心証も大分変わるだろうさ」

これは、素直な本心。
常世学園の警察機構である風紀委員会。
その本庁ともなればまあ、お堅いイメージ…というか実際お堅いのだが。
そういったイメージを和らげる為にも、少女の仕事は真面目に大事なものであると思う。

「ん、勿論。一番上に置けば良いのかな………」

と、可愛さと破壊力満点の上目遣いで差し出されたお星さまを笑顔で受け取って。
任せておけ、とばかりにツリーを見上げて。
……届くか?とちょっとだけ笑顔が引き攣った。
身長160㎝。決して低い方では無いが……。

幣美奈穂 >  
「そう・・なのですか?
 あっ、でもクリスマスツリーがありましたら皆様ほわっとなれますし。
 あと、サンタクロースのお爺様も目印にしやすいでしょうから」

お堅いイメージ、というのがよく判らずに瞬きしまして首を傾げさせてしまうのです。
美奈穂の中では、そういうイメージがまるでないものですから。
こう、赤い制服がクリスマスによく似合うと思いますし。

「はいっ、あの一番上・・。
 あっ、脚立、借りてきますわ!」

一緒に見上げる美奈穂、4m近くある立派なツリーです。
園芸部と、委員会の総務部、頑張りました。
大丈夫、理央お兄様なら飾りつけしてくださると、そう信頼に満ちた目を向ける美奈穂です。

二人になれば脚立もOKかしら、と。
早速に借りに行こうとする美奈穂なのです。

神代理央 >  
「…そうだな。本庁には煙突も無いし。
これくらい大きなツリーなら、きっとサンタクロースも見つけてくれるさ」

サンタクロースを信じてなどいない。
しかし、信じる少女の夢を壊す趣味も無い。
だから穏やかに微笑んで、少女の言葉に頷く。
まあ、サンタクロースなら煙突が無くても通気口とかから入って来るかも…なんて思ってちょっとだけ笑みを零してしまうのだけど。

「…待て、待つんだ、美奈穂。
いや…その、大丈夫。出来る。何とかなる。する。
跳べば…跳べば何とか……!」

まあ、普通に飛んでも届く訳がない。
此処は魔術を使って跳躍すれば何とか…!
異能が使えれば素直に異形を召喚して上に乗れば良いのだが、流石に此処では――

「……ああ、そうか。私が美奈穂を肩車すればギリギリ届く…かな?」

…いや、どうだろう。
まあ、魔術を使ってジャンプするよりは現実的かも知れないが。
少女を見下ろして、自分の身長を鑑みて。
どうかな…微妙かな…なんて曖昧な表情。