2021/12/17 のログ
霧島 孝介 > にゃんこの波状攻撃を食らい、いつまでも忙しい青年。
とりあえず、じいっと待っている猫には何かをあげたり、頭を撫でてあやしたりして
盗もうと考えている悪いにゃんこにはペシッと頭を叩くだろうか

「お、ぉぉ…どうやって料理の修行したんですか?」

器用に黒豆を摘まんで皿に持っていかれれば感嘆の声を上げて
どこでどうやって、こんなにおいしい料理を作ったのかと気になって聞いてみる
もし、自分も似たような修行が出来れば料理男子になれるだろうか?
そしたら、恋人にもっと美味しい料理を作ってあげられるはず!と浅はかな考えをして

「はい、頑張ります!」

こちらもアドバイスを受けて嬉しそうに微笑む。

そして、じろじろと見られる視線が痛い。
少女は慣れているかもしれないが、自分は衆目に晒されるのには慣れておらず
小さく縮こまりながらちびちびと食べて

「そ、そうですか…いや、本当食べさせてくれるだけありがたいですよ。本当に!
 …えっと、残りは食べきれそうもないので、デザートだけ食べて持ち帰ってもいいですか?」

皿に乗っているものを食べて、感謝を述べつつ、そう聞いてみる。
正直お腹一杯より殺気にも似た視線が怖くて、ちょっと引き上げたい気分になってしまった
残りは家で大事に食べるので、と付け加えて、皿と箸をダンボールの上に置いて

幣美奈穂 >  
前足癖の悪い子はいるものです。
お皿から鴨肉を頂こうと手を伸ばす子とか。
そんな子は、頭をぺしりとされて、誤魔化すようにその前足で顔を撫で
肉球をぺろぺろしながら、孝介様の隙を伺います。
・・美奈穂相手だと、問答無用で盗っていく子です。

「?
 毎日作っておりますから」

あえて修行をした記憶がないので小首を傾げさせます。
9歳までは学校とかいけてなかったので、お家のお手伝いを沢山しまして。
それから常世島に来てからは、外でお食事とかする勇気がなかったので、
ほぼほぼ自炊してきただけで、根から家事が好きなのです。

オムライス、チキンライスなどはお米を炊く時に作ってしまうと楽なのですけれど。
自信も作る時はあまりご飯とかの時。
オムライスは意外とちゃちゃっと作れますので、朝食とかにもいいのです。

「あっ、お茶、入れなおしますわね」

ふんふんと梅昆布茶のお替りを置きます。
冬場というか、寒い頃はここで過ごすことに慣れている美奈穂です。
風紀委員なのに、赤い制服も着ておらず巫女服で。
ここでよくにゃんこさんとぬくぬくしているので、人の視線にも慣れているのです。

「――えぇっ!?
 あの、お赤飯の御代わりとかもういいのですの?
 ほら、お稲荷さんもまだまだありますわ・・?」

食べさせたい年頃な美奈穂、食べきれそうにないというお言葉に。
ご飯の御代わりを進めておきます。
お腹の隙間にもっと入らないでしょうか?

とはいうものの、食が遅くなってきている感じ、お箸を置かれましてちょっとしょぼんです。
じゃぁ・・と。
クラッカーを七輪の隅に温めながら、チョコをその上に。
そしてマシュマロの袋を取り出しますと、それを炙りだします。
甘い匂い・・受付のお姉様の目の圧が凄い。
とろりとしたそれをチョコの上に乗せ、更にビスケットを乗せます。
それをお皿に乗せて、次を作り始めるのです。
クラッカー、お徳用の大袋。
そしてマシュマロ、お徳用の大袋。
それがリュックから顔を覗かせています――。

霧島 孝介 > こう見えても実家では、猫ではないものの、犬を相手にして来た。
食事の際の視野は広く、盗ろうとする行為は全力で咎める
逆に取らずにしっかりと待つ子には筑前煮やお魚を上げてみたりして

「さ、流石…」

巫女の格好を見るに、恐らくお寺の子。
こういうお節は作り慣れているのだろうと思い、妙に納得する
同時に、この子の修行(本人は修行とは思ってないだろうが)は自分では無理だと悟り
素直にオムライスづくりに専念しようと考えた。

「あ、あぁ、良いのに…ありがとうございます」

気を利かせてくれた少女に感謝しつつ、お代わりを頂く。
梅はそこまで得意ではないが、このお茶は美味しく感じて
何杯でも行けてしまう。
一口飲んだら、はぁっと息を吐いて、ほっこりとする。

「いや、食べたいですけど…うぷっ、ほとんどお腹一杯で…
 全部を持ち帰っても大丈夫そうですかね?」

一応、食べたい気持ちは十分にある
しかし、食べれないものは食べれないのだ。
そう言って、掌を少女に向けて、今は遠慮しますのサインを

そして、取り出したるはクラッカーにマシュマロ。
焼かれるはマシュマロ。
チョコレートとビスケットが出て来て、甘い匂いが漂う。

う、お姉さん御免。あとでお姉さんも食べて…!

そしてお徳用の大袋が見えて、目を見開く。
え、アレも全部俺のために?あんなの食べたら糖尿病になっちゃうよ???

幣美奈穂 >  
順番に膝の上に両前足を乗せおねだりする子たちがいる中で。
ふてぶてしい感じのにゃんこさんは孝介様の脚にどっかり座り、
隙あればと前足伸ばすのです。

「島に来てからですと、スーパーにありますお料理メモの作りましたり。
 あと、仲良くなりましたおば様に教えて貰いましたり・・。
 あっ、でも一人分だと余らすことが多いですので、
 日持ちするように作ったりとか・・」

と、つらつら。
今は、おうちにゃんこさんがおられる時とか、食べて貰ったりできてますので。
作るのも色々できるようになって嬉しいのです。

「ほら、栗きんとんもまだ減ってませんし・・」

とお勧めしますが、これ以上はお箸が進まないようです。
残念です!

焼けて柔らかくなって、焦げ目もちょっとあるマシュマロ。
それがクラッカーに挟まれて、少し溶けたチョコと混ざります。
そして、次の1個ができましたので、やはり菜箸でそれを孝介様のお皿の上にON。
そのついでに、あまり自分では飲まない紅茶もいれます。

「あっ、何杯入れますかしら?」

と、白い粉の入った瓶。
グラニュー糖です。
紅茶には癖がないグラニュー糖がお勧めなのです。
上白糖だと甘ったるくなったりしますので。

霧島 孝介 > 膝の上、左右、背後。
四方八方を猫に囲まれていて、目を配るのが大変な状態。
前足を伸ばして取ろうとしたら、ダメだよという視線をキリッと向ける。
それを察すれば、恐らくは手を引っ込めてくれるだろうか

「な、なるほど…」

確かに、少女は小食そうだ。見ていてそれは解る
だから、1日で食べきれない場合に備えて、日持ちできる料理を作れるようになったのだろう
というか、おば様すげぇ。やっぱりお婆ちゃんって凄いんだな…と目を細めて感心して

「あ…帰って、食べさせてください」

と勧められた栗きんとんは寮の自室で食べようとする。
お腹に空きがあれば食べてたんだけれども、残念である。

「あ、おぉ、えーっと、2杯?」

皿の上にONされたクラッカーを見て、その匂いを楽しんでいれば
次に紅茶を淹れられていて、グラニュー糖が出てくる

うわ、アニメとかでしか聞いたこと無いセリフだ!
紅茶に砂糖を入れるシチュエーションなんて初めてで、何杯がイイかわからず
とりあえず2杯と無難に答えてみる。

そしてクラッカーをふーふーして、口に含む
少し甘ったるい味にサクサクの食感が口の中で広がって幸せな気分に
甘い物ってやっぱり最高だ

幣美奈穂 >  
視線を感じて、首をくるり。
うなぁごっと、オレ、これ喰いたいねん。
とかふてぶてしく述べている雰囲気。
更に前足を伸ばしては、また振り向き。
そしてこっちを見ていると判ると、前足をまた舐めまして、
そして後ろ足もあげてお腹を嘗めて誤魔化す感じな子。

「初めは、ほら、電子レンジとかあったりで大変でしたけれど。
 協会のかたがガスにお台所を変えてくださったので、
 色々作れますの」

電化製品はまるで体質に合わないのです。
古臭い、昔ながらのものになれば、お料理が楽しく色々出来るようになったのです。

「――そう?」

残念です。
美味しく食べてくださる姿を見たかった、食べさせたい年頃な美奈穂です。
少しへんにょり眉。
ですが、2杯と言われて、紅茶にえっさえっさ、グラニュー糖を2杯入れます。
細かい粒の溶けやすいのですので、するりと溶けるのです。
それをお渡ししまして、お重は重ねて蓋をしまして、風呂敷に包んでおきます。

それをしましてから、次のクラッカーを準備!
クラッカーを温め、チョコを少し溶かさせながら。
炭火でマシュマロとロリ、乗せてと。
出来上がれば、嬉々としまして孝介様のお皿に乗せるのです。

霧島 孝介 > わざとらしく誤魔化しているのが可愛くて、ついふふっと笑ってしまう。
しょうがない。自分が食べきれなかった何かを少しだけ、一匹ずつに食べさせよう。
今後、この子たちと会えるかもわからないし

「うんうん、ん?
 ま、まぁ…色々作れる環境が出来て良かった、ですね?」

電子レンジがあって大変、という単語に首を傾げるものの
恐らく、機械音痴という奴なのだろう
或いは体質的に機械を使えないとか…そういえば、最初に会った時も紙の地図を使ってたなと、思い出して

「はい、全部食べます!」

残念そうな顔をしている少女にせめて、全部食べきるとは伝える。
というか、食べさせたい年頃来るの早くない?
普通はお婆ちゃんの年齢になって来るものだと思うが…おば様の影響なのだろうか?

グラニュー糖が溶けた紅茶を受け取り、ずずっと飲む。
いつもは冷たい飲み物ばかり飲んでいるから、こういう温かいものは染みる
ぷはぁっと息を吐いて、今日何度目かわからないほっこりをして

「ちょ、え!?」

風呂敷が包まれて、紅茶を飲んだら行こうかなと考えていたら次のクラッカーが準備され
皿に乗せられる。いや、本当にわんこそばかよ!?
とりあえず、乗せられたものはしっかりと食べて…

「あ、あの、あとどれくらい食べればいいんですか…?」

幣美奈穂 >  
お野菜を食べる子や、お魚やお赤飯も食べる子もいる中。
ふてぶてしい子は一貫してお肉狙い。
根菜を目の前に出されましても、お顔をふいっと背けまして、
鴨肉に前足を伸ばそうとするのです。

「オーブンも大きいのがありますから、ケーキも焼けますわ。
 クリスマス会がありましたら、大きなのを作るのですけれど・・」

自分が食べる分ですと、クッキーやカップケーキとかです。
ちょっと残念。

「こっちのは、ちょっと温めても美味しいですわ。
 あっ、この鴨ローストは、西洋わさびはこれで・・お醤油もいいですけど。
 ワインビネガーがいいと思いますの」

と、持ってきていた調味料やタッパーを風呂敷の横に並べていきます。
小分けしていた李、小さな容器に入れ替えていたりと。
携帯性をよくしてますが・・それなりというか、大量です。

お持ち帰り準備と整えましたら、マシュマロ焼きの再開。
焦がし過ぎて苦くならないように、ちょっと茶色くなりますと。
そこだけカリっとしてアクセントになります。
だから焼き加減は大事・・と、次が出来たのでまたお皿に乗せまして。

「――え?
 あっ、大丈夫ですわ。
 まだまだたくさんご用意してありますから、たぁんとお食べくださいませ!」

どれぐらい・・物足りないのでしょうか。
まだまだ沢山あることを、ほのほのと嬉しそうにお伝えします。

霧島 孝介 > にゃんこ達に餌をあげて満足そうにするのも居れば
不服そうに狙うのも居て、その違いにクスクスと笑ってしまう

「あぁ、クリスマス会。
 風紀委員で無いんですか?そういうの?」

大きいケーキやクリスマス会と聞けばそういう行事はないのかと聞いてみる
まぁ、警察組織という役割を担っている関係上、難しいとは思うけどもと考えて

「なるほど、はいはい
 わかりました…!」

調味料やタッパーの詳細を聞いて、頑張って一つ一つ覚えていく。
鴨ロースト、美味しかったなと思いつつもお重とタッパーと調味料、全部をまとめたものを見ると
これ持って帰れるのか…?と心配になる量で。

「いや、そういう事じゃなくて!!
 んん~…せっかくだからいただきますけど…」

とさらに乗せられたものをぽりっと食べて、紅茶を飲んでを繰り返す。
そうして帰る機会をうかがっている内にどんどん食べ進め、話をしている内に日が傾いてしまっていて。
帰る頃にはお腹がパンパンになって、うぷっと何度も吐きそうになりながらも、大量の食べ物類を背負って帰った。

後日、眼鏡の青年は風紀委員の間で「ロビーで飯大量に食うヤバい奴」という認識をされていて
変な噂が広がったという――――

幣美奈穂 >  
ごろごろ。
もっと、と白ソックスな前足でちょいちょいともっととおねだりしましたり。

「わたくしはやって欲しいのですけれど・・。
 子供会、わたくしはもうオトナですから参加できませんし・・」

去年までは、一般学校であれば初等部でしたが。
今は中等部相当な年齢、もうオトナなのです。
と、思っている美奈穂です。
実際は、子供会に行ってもなんら違和感がないのですが。

まるで帰省した大学生の子供に食べ物を持たせるが如くです。
5,6人前ありますので、明日明後日と満腹でいけるでしょう。

食べるご様子に、まだまだと作るのです。
そして、甘味を食べるのに、受付のお姉様の目の圧が強い!
ついでに、見に来た総務部のお姉様の視線も厳しい!
という時間です。
終わりなき、わんこマシュマロ焼き。
そして、脚を枕にしたり寝床にしたりしてくつろぐにゃんこさんたち。
過剰な接待です。

余ったマシュマロやクラッカーも、お持ち帰りに追加されます。
そして、美奈穂は沢山食べさせられて満足です。
そんな日ですが、隅に敷かれた畳二畳、そのままにされましたので、
ちょっと過ごしやすくなったロビーなのでした・・。

ご案内:「風紀委員会本庁ロビー」から霧島 孝介さんが去りました。
ご案内:「風紀委員会本庁ロビー」から幣美奈穂さんが去りました。