2020/06/12 のログ
月神 小夜 > 小夜は顎の下でピースして小顔効果を狙い、ストローに向かって唇を軽く突き出している。
見ようによっては隣の柚依にキスを迫っているように見えなくもない。

「い~い感じ! それじゃ早速盛ってこーか!
 えっとね、ここをこうして……ウワ、盛り甲斐ある~!」

加工のしかたを実演も交えて説明していく。
瞳を大きく見えるようにしたり、エフェクトを足したり。
素材がいいので、大袈裟な手を加えずとも綺麗に仕上がるだろう。

常葉桜 柚依 > 「わ~~~!?よく見たらちゅ~しようとしてるみたいじゃない!?
ハートとか入れてそれっぽくしちゃう~?」


キスを迫っているように見える事すらもノリノリで受け入れて、加工のネタにしていくだろう。
後輩がやってみせた後に自分でも同じような操作をして。
キラキラと輝くような今時女子の写真が出来上がる!

「ふわ~~…せれなちゃん、魔法使いみたいだねぇ!や、みんな魔法使いみたいなものだけど、物語に出てくるような~?
かわいい~…今日はこれ、あげちゃおうかな…えへへ、はい!出来たっ!

これ、あたしのアカウントねっ」

そう言って、今撮った写真をSNSにアップしたページを見せるだろう。
#後輩ちゃんとタピ #初自撮りのタグが付いている。

月神 小夜 > 「しちゃおしちゃお! らぶちゅっちゅ~♪」

こちらもノリノリで加工を進め、しばらくすれば完成!
自撮り慣れした小夜から見ても上出来なツーショに仕上がった。

「シンデレラに魔法かけちゃうカンジ? メルヘン~!
 さっそくアタシのアカウントで拡散しちゃお。人気者の魔法~☆」

フォロワー数は力。瞬く間に閲覧数が増えていくことだろう。

常葉桜 柚依 > 「らぶちゅっちゅ~♡…わ、viewの数凄い上がってくよぉ!?
恐るべしせれなちゃん…」

ちゅー、とミルクティーを飲みながら。後輩の拡散力に驚いている。
ちょっと癖になってしまいそうだが、いいね中毒にだけはならないように気を付けないと。内心で気を引き締めた。

「えへへ、せれなちゃん今日は加工と自撮りも教えてくれてありがとうね~!
また今度は休みの日とか遊びに行こーね、お菓子食べたりとかっ」

またへにゃっとした笑みを浮かべると、その後は日が暮れるまでタピりながらあなたとお話をして過ごすだろう。
そうして何もなければ、門限に遅れないうちに寮まで送っていく。先輩らしいところを見せようというわけでもないが。

月神 小夜 > フォロワーの注目を浴びながら飲むバナナミルクは上手い。ちぅちぅ。
ついでに海と犬の写真も拝見させてもらうことにする。
もともと撮影や加工のセンスはあるようだ。きっと化けるな、と小夜は思った。

「こちらこそ、誘ってくれてありがとね!
 遊びに行くのもいいし、センパイん家の犬も見に行きたい!」

興味が向いたものにはまっしぐら。あれやこれやと訊いてくる。
日が暮れて、寮まで送ってもらう間も、話題の絶えない賑やかな時を過ごすのだった───

ご案内:「学生通り」から常葉桜 柚依さんが去りました。
ご案内:「学生通り」から月神 小夜さんが去りました。
ご案内:「学生通り」に葉山翔一さんが現れました。
葉山翔一 > 「毎度ありがとうね。またよろしく」

日も暮れ始めている学生通りの一角。
壁に背を預けて足元に大きなカバンを置き商売中。
今も仕入れていた人形を販売すればお客の女生徒を笑顔で見送る。

「これで今日の分のノルマはどうにかなりそうだな。
後幾つか売れれば御の字か」

受け取った代金をポケットに捻じ込みかがんで鞄の中を覗けば商品である人形やCD、粉の入った袋などがまだあり。
後幾つか売れるかと商品の確認をして。

ご案内:「学生通り」に園刃華霧さんが現れました。
園刃華霧 > 日暮れ時の学生通り。
まあこの辺でなにか起こる、なんてことも早々ないよね。
そう思ってのんびり歩いていると、おやおや何か居るな?

「ヨー、兄さん。景気いイね? 」
露天商?というべきなのか。
なにやら売っている男に声をかける。

葉山翔一 > 商品が売れると同じものを補充して客待ち。
待っていれば新たなお客がやってきて。

「いらっしゃい。景気はそこそこかな。
何か探してるのか?」

そこそこ物があるよと歓迎して出迎え、探し物があればと尋ねて。

園刃華霧 > 「いヤ、悪いネ。ぶっちゃケ、冷やかシってヤツ。
ま、気にイったら買うカモしンないケド。
で、何があるのサ?」

陳列されたものをさらっと流し見しながら問う。

「あンま、何屋って感じもナイけど、どーナん?」

葉山翔一 > 「冷やかしね。それもまあ……お客には違いないか。
今あるのは歓楽街で揃う感じの物かな」

陳列されたぬいぐるみや小物、文房具などを手で示し。
幾つかは入手しにくいゲームセンターの景品などもあり。

「何でも屋ってやつだよ。出店場所で商品を変えてるんだよ」

学生通りだから今はこれしかないと説明をして。

園刃華霧 > 「ほホー……ン、この辺、ゲームセンターで見たこトあるナ。
 なるホど、小物とかそン感じか。」

ためつすがめつ、あれこれと見ていく。

「お値段モ、まあ手頃、かナ……?
 へー、あっちこっちデやってルのかー。精が出るネー。
 ならそこそこ儲かってルー?」

ほうほう、とうなずきながら聞く。

「あと、アレ。なんかオススメとか、あるかネ?」

葉山翔一 > 「ゲームセンターのだしね。取れない人は欲しがるしね。
この辺は仕入れ先は秘密だよ」

クレーンゲームのぬいぐるみやこじゃれた小物など。
仕入れ先は判るものから不明なものまで色々と並び。

「お手頃じゃないと売れないよ。それに高くても2000円だしね。
まあ、見つかると面倒だからちょいちょいと場所を変えてね。
それなりにはね」

今日はさっぱりだけどと困った笑みを見せて。

「今日のおすすめは舐めると癖になる菓子の粉と、年代物の時計だね」

園刃華霧 > 「ま、仕入れ先はネー。そりゃ言えンよネー。
 大事な飯の種ダ」
ケタケタ笑う。

「舐めるとクセになる粉! そりゃ良イ。面白そうダ。
 ところデ、にーさん」
おすすめの品をじっと眺め

「出店許可証って有るかイ?」
くすっといたずらっぽく笑う

葉山翔一 > 「そう言う事だね。バレたら俺が商売にならなくなるよ」

そこを理解してくれることにそうだよなと笑い返し。

「何の菓子かは言わなくても判るだろ?
それの粉だけだから欲しい奴は求めてきていい稼ぎなんだよ。
ん、どうしたんだ?」

これを買うのかと早とちりをし、何やら気配が変わった感じに手が止まり。

「…あるに決まってるだろ?今日は忘れて来たんだけどな」

風紀かと警戒心を見せ、騙せるかと考えつつあると返して反応を伺い。

園刃華霧 > 「良い商売ッテのは、上手い稼ぎ方が大事、だかラね」
にたにた、と笑う。
うんうん、こりゃセンサー通りかな?
さて、どうしたもんかなあ。

「おやオや、オヤおやオやおやぁ?」
忘れてきている、ときた。
コレはどう見ても黒。黒だよなあ……
一瞬、辺りを見回す。とりあえず、自分以外に同類は居ないっぽい。
いや、見落としはあるかもしれんけど。

「やー、ソレは困っタなー? ほラ、車だっテ免許もたナイで運転したラ
怒られちゃウだロ?」
非常に大げさな、しかしあまり辺りに響かない調子で言う。

葉山翔一 > 「そう言う事だね。がっつかずに売れる範囲で売る。
後は儲けたらさっさと引き上げるね」

それなら無駄なく稼げると笑い。
中々に話が分かる客だとつい話してしまい。

「誰だって忘れるもんだろ?今日はちょっとな」

売れた時に引き上げておけばと長居した事で目をつけられたかと内心の舌打ち。
逃げるにも商品は置いていけずにどうしたものかと…。

「全くだよ。忘れたときに限って見せろって言われてもな。
今回は見逃して貰えないか?とっておきを渡してもいいからさ?」

捕まっても逃げるのは簡単であるが商品は戻らない。
なら惜しいが賄賂でどうにかならないかと提案をして。

園刃華霧 > 「はハ、いい心がけだナ。
 まったク、あやかリたイ」
ひひ、と笑い

「ンー、ま……ソーだナあ……人間、うっかリってコトはよくアるよナ。
 そりゃ、同情もデきる。まあ、ショーがない」
うんうん、とうなずく。

「ところデ、兄さん。商品はコんだケ? 大丈夫?」
顔を寄せてささやく。

葉山翔一 > 「売れる時に売っておかないとね、明日に売れなかったら大変なんだよ。
良ければコツを教えてもいいよ?」

そのつもりも無いのについついそんな事を言って。

「前に財布を忘れて困った事もあったんだよね。
そう思うなら見逃してくれるなら助かるんだけどね」

そうだろそうだろうと…話しながら一個二個とさりげなく商品をトランクに移し。

「今日はこれだけだよ。でもさ、出来れば勘弁してもらいたいんだけどね?」

もう手に入らない物もあるからと困った顔で返して。

園刃華霧 > 「マ、商売人がモノ売らなかったラ干からびルわナ。
 こっチとしテも、真っ当ナ商売人ガ困るのは心が痛むンだ」
うんうん、とうなずきつつもさり気なく、商品をしまおうとする手を止めようとする。

「なンで、アレだ。真っ当な商売なラ、いいヨ。
 なにシろ、物が動けバ人は潤うシね? そうだロ?
 真っ当な商売人ヲいじメたラよくナイさ」
困った顔に向けて、にやっと笑いながら返す。

葉山翔一 > 「これでもご愛用してくれる客がいるぐらいだしね。
そう思うなら忘れたのは見逃してくれるよな?」

こっそりと仕舞っていたがその手を止められると仕方ないと止め。
最低限は回収できたがそれでも失うには勿体ない商品はまだあり。

「ここじゃ真っ当な商売しかしてないよ。
物が動かないと金も動かないから当然だね。
そうだぞ、俺がここに来なくなったら困るのも多いんだよな」

こいつは本当にやばそうだと、困った笑みのまま何度も頷いて。

園刃華霧 > 「ン、ソレなら良い。
『真っ当な商売人がうっかり許可証を忘れた』なンて、どこにデも
転がっテる話ダろ?」
ニッと笑う。
そう、これは違法でもなんでも無い、なんてことのない話、なのだ。

「はハ、『ココ以外』はアタシの管轄じゃ無いシな。その辺は、あちらサンの担当だローし、知らんヨ。
それナら、ここでハ遠慮なく働いテいきナ。上手いこトいっとくサ。」

葉山翔一 > 「そう言う事だよな。
真っ当な商人がつい忘れるなんて何処にでもある話だよ」

脅されるのかと思えばニっと笑う姿に驚き。
掴まえようとしていない様子に思わず安堵の息を吐き。

「ここはあんたの担当なんだな。ここでは問題は起こさないから安心してくれよ。
助かるよ。ここではお客に喜ばれる真っ当な商売をやっとく」

その言葉に肩の力を抜いて大袈裟な姿を見せて。
何かいるか?と商品が詰まったトランクを相手に見えるようにして。
せめてもの心付けと言うように。

園刃華霧 > 「アタシは生徒のささヤかな幸せってヤツを大事にしてルんでネ?
 つまラん罪で、つマらん仕事はしナい主義なノ」
けらけらと笑う。言っている内容といい明らかに職務怠慢な態度である。
きっと問題児なのだろう。

「いイねェ、優秀な商売人が居るノはアリがたい。
 ついデなンで、変な商売敵がいたラどーニかしテほしイね。
 ま、無理に、とハ言わンけどサ」
冗談めかせていて、あまり本気ではなさそうだ。

「ン、あー……ンじゃ、粉デも買おうカ。時計とカは、あンま興味なくてネ。
 いくラだッケ?」
まあ、騒がせ賃でちょっと買っておこうか。
マジで不法物だったら困るし

葉山翔一 > 「そう言う考えに奴は嫌いじゃないよ。
ルールも大事だと思うがささやかな幸せも大事だよね。
ここじゃ問題は起こさないから安心してくれって」

職務怠慢かもしれないが見逃して貰えるなら進んで問題ごとは起こすつもりは全くなく。
問題児だろうと自分が助かるなら問題は無いと。

「必要な物があるなら言っといてくれたら出来るだけ用意はしてみるよ?
俺は善良な商人よ?暴力ごとは苦手なんだけど……これがお近づきの印にね」

冗談めかした言葉に冗談のような口調で一言告げ。
メモ帳のページを一枚破ると何かを、変な商売をやっている同業者の出没時間と曜日を描いたものを差し出して。

「粉ね、今日は特化だ。500円でいいよ」

そう告げてはサービスだとばかりに大きめの袋に入った粉を差し出し。
中身は本当に癖になるあるお菓子にまぶされた甘い粉。

園刃華霧 > 「伝統ってノは覆すたメにあるノさ」
ヒヒヒ、と悪い笑い。

「おっと、大特価だナこれは。
これでしばラく、サボれるってモンだ。
あンがとサン」
メモを受け取り、500円払って粉も受け取る。

「あとナ。お節介かもシれンが、偽造くラい、持ってルか?」
それは生徒証かなにかのことか。
それに、素性を読んだものか。

葉山翔一 > 「俺が言うのも何だけどな。形だけも守ろうな?」

それで良いのかと思わすに問いかえすほどの言葉。

「本当に特化だよ。
それでこの辺りを平和にしてくれると俺も助かるからお相子だ」

500円を受け取るとよろしく頼むと笑って返し。

「偽造が何の事かは判らないが……これでいいか?」

そう言い見せるのはよくできた偽造生徒証。
ちゃんとした生徒だと言うように自信をもって。

園刃華霧 > 「いやほら、ルール破った結果、仕事をサボって給料だけ貰ウ!
そンでもって平和は守ル!最高じゃン?」
最低最悪である。
彼女のすべてを言い表している言葉かもしれない。

「ソーね、平和が一番サ。しばラく、この辺りはバタつくかモしれンから、一般的模範的な商売人は気をつけテな?」
ペシペシ、と渡されたメモを叩きながら笑う。

「ン、OK。立派な商売許可証代わりだナ。」
ちらりと偽造生徒証を一瞥してしれっといい切った。

葉山翔一 > 「それって何もしないで貰うってことだよな?
なんて羨ましくて最高なんだ…」

最低最悪ではあるが羨ましい内容。
思わず本気で羨ましがってしまう訳。

「バタつくと商売にならないからな。気を付けるよ、忠告感謝しておくよ」

メモに書いた曜日時間は避けると案に告げてお道化て敬礼をして。

「ちゃんと大丈夫って示せてよかったよ。お仕事ご苦労さん」

偽造生徒証をしまい込み、しれっと返せば礼を告げるように小さく頭を下げて。

園刃華霧 > 「ヒヒヒ、いいだろウ」
かぎりは じゃあくなわらいを うかべた

「と……騒がセたネ、兄さん。
 すっかリ忘れてタけど、アタシは園刃華霧。
 微妙に警戒が薄ーイ辺りのどウでもよさ気なトコの見回りをよくシてる風紀委員だ。
真っ当な商売人が困ったときくラい、まー相談してくレてもいイよ」
それは自己紹介としてどうなのか、と思われることを平然と口にする。

葉山翔一 > 「本当に羨ましいよ」

俺もそんな仕事をしたいと零してしまい。

「いや、お仕事ご苦労さんだって。
園刃さんね、俺は葉山翔一だ。あんたみたいな勘のいい風紀委員がいると驚くしかないよ。
困った時は遠慮なくそうさせてもらうよ、そっちも必要な物があれば遠慮なく言ってくれな?」

そう返し、末永く頼むと笑って。

園刃華霧 > 「ハ、まあソッチもナ。せーゼー稼いでチョーだい。
  それが、えっと、アレだ。ウィンウィン、とか言うヤツ?
 んじゃナ。」

そろそろ潮時だろう。別に商売人いじめをしたいわけでもないし。
まあ他のヤツが見つけてイチャモン付ける前で良かった。
これで上手い逃げ方も考えるだろうし。平和でいいことだ。
ひらひらと手をふって、その場を後にする。

葉山翔一 > 「しっかりと稼がせてもらうよ。
ウィンウィンならお互いに借りがなくていいな。
お買い上げありがとうな」

声をかけられたときはバレたかと慌てたが話が判る奴でよかったとまた息を吐き。
去っていく姿を見送れば商品を手早くまとめてトランクを閉め、もし風紀の別が来れば今回のように見逃しはないだろうと考えると逃げ方を考えながらその場を去り今日は閉店として。

ご案内:「学生通り」から園刃華霧さんが去りました。
ご案内:「学生通り」から葉山翔一さんが去りました。