2020/06/25 のログ
レイヴン >  
「ああ言えばこう言いやがる……」

渋い顔。
頭が良いのも考え物である。
もう少し素直になってくれてもバチはあたらないのではないか。
と言えば多分素直に言葉を受け取ったとかなんとか言われそうなので口にはしない。

「顧問、なぁ。まぁ、ありっちゃありか」

面倒だと思ってやっていなかったが、最近外から見ているだけの方が色々面倒な気がしてきた。
それもありかもしれない。

伊都波 凛霞 >  
「でも先生のそういう感情的なところ、好きですけどね」

渋い顔をされればくすくすと小さな笑みを零す
もちろん心配されて悪い気はしないし、別の意味での信頼もしているのだ
けれど、それでも自分の裏の事情を知られれば、見方は大きく変わる
変わらないわけがないというのも、また揺るがない

「大変ですけどね。
 危険な任務や行動をさせたくない、なら。
 それが一番近い道かと思います」

風紀委員もなかなかの曲者揃い
自分も含めて、かもしれないが

レイヴン >  
「俺はお前のそう言う頭の良さは嫌いだよ」

うんざり、と言った顔。
上手いこといろんな顔を使い分ける頭のいいヤツは苦手である。

「ま、見回りも色々限界見えてたとこだしな。紹介状とかいるならお前からにしといてくれや」

別に素行が悪いわけでは――うん、まぁ、ないが、もし紹介状がいるのであればある程度知っているヤツがいい。
止めることは難しいだろうが、自身の経験やら技術やらを生徒に伝えられれば、多少は無茶が無茶じゃなくなる生徒も増えるかもしれない。
無茶をする生徒も増えるかもしれない、という考えはとりあえず頭から追い出した。

伊都波 凛霞 >  
そういうとこが嫌いだ、と言われればあははと笑う
頬に絆創膏をつけていたりと痛々しいところはあれど、不思議とそれを感じさせない、明るい笑顔

「生徒の頭がいいならむしろ褒めるべきポイントですよ?
 ──え、私から…?よりは、もうちょっと素行のいい生徒からのほうがいいんじゃないかな…」

紹介状に関しては、やや躊躇してみせる
そういった部分であまり前に出たがらないのも、先述に匂わせた自由、なのだろうけれど

レイヴン >  
「褒めてはやるが、個人的には嫌いだ」

めっちゃ私情を挟み込んでくる。

「お前で良いんだよ。あれだ、ここ奢ってやっから、その代わりで」

わざわざ頼みに行くのも面倒だし。
コーヒーを飲み干し、

「――『頼む』ぜ、優等生」

そう言えば、とこの間同僚から聞いた彼女の性格を思い出した。

伊都波 凛霞 >  
「えー……それって買収じゃ…」

風紀委員の顧問になろうって人がそれはどうなんだろう、と思いつつもまぁあんまり細かいことを指摘するでもないか、と思い直す
せっかくおごってもらうのだし

「はぁ、先生の頼みじゃ断ると内申にも響きそう。──はぁい、わかりました」

やや躊躇気味ではあったものの、最後には笑みを浮かべて快く引き受けるのでした

レイヴン >  
「人聞きの悪い。取引って言え」

どっちにしろ同じであるが。

「わかってんじゃねぇか。近いうちに風紀本部顔出す」

満足そうな顔で頷く。

伊都波 凛霞 >  
「いい性格してるなーと思いつつ、先生の弱みを握ってることはお忘れなく」

トドメに会心の笑顔を向けておく
弱みとはもちろん甘党のことである

「それじゃ、奢って頂いてありがとうございました。
 先生もあんまり生徒の心配ばっかりしてるとハゲちゃいますよ?」

冗談めかした言葉を残して立ち上がり、スクールバッグを肩へと担ぎ上げる
それでは失礼しますと一礼して背中を向けて歩き出す様子は
既にその身に負っているはずの怪我の影響を感じさせないほどに軽やかだった

レイヴン >  
「……」

そう言えば弱みを握られているんだった。
苦虫を纏めてかみつぶしたような顔。

「お前らが心配かけなきゃハゲる心配はねぇよ」

怪我の影響を見せずに立ち去ろうとする彼女。
その背中に、

「――待ってっからな」

声を掛ける。
いつか、信頼してくれる日が来ることを。

ご案内:「学生通り」から伊都波 凛霞さんが去りました。
ご案内:「学生通り」からレイヴンさんが去りました。
ご案内:「学生通り」に雨見風菜さんが現れました。
雨見風菜 > 雨の降る通学路、傘を差さない女子が一人。
雨見風菜だ。
しかしながら彼女に濡れた様子は一切ないし、何なら雨粒も落ちていない。
その代わり、横に向けた掌から少し離れたなにもないところから水が蛇口から出るように落ちている。

「~♪」

歌っているのは昔ながらの童謡。
日本人なら誰しも聞いたことのある、誰しも雨で連想するものだ。

雨見風菜 > 彼女の登校はその日の気分次第。
徒歩のときもあれば糸で飛んでいく日もある。
無論、糸で飛ぶときに下の心配なぞしない。
見られて恥ずかしいと少しは思うが見られたいのがこの見た目だけは清楚な痴女である。

雨見風菜 > 流石に豪雨ともなれば排出が追いつかないので鞄に忍ばせてる折りたたみ傘を使うのだが。
今の空模様ではゲリラ豪雨もないだろう。
呑気に通学路を歩いている。
豊満な胸を揺らして。

ご案内:「学生通り」に持流 童男さんが現れました。
雨見風菜 > 時たま踏む水溜りもまとめて収納され、掌の先から排出される。
一応排水溝に流れ込むように気をつけてはいる。

「やっぱり普通に傘差しましょうかねぇ」

とはいえある意味で魔術の修練にはなっていたリはするのだが。

持流 童男 > 雨の中に一人の一昔前のオタクのファッションをしたマントを羽織った男が傘を指しながらあるていて、

「そ、そこのかた、そのままでは濡れてしまうでござる!この傘を使うでござるよ!」

といって人見知りなのか、目を合わせずに自分の傘をわたそうとする。

雨見風菜 > 「あら、ありがとうございます。
 でも大丈夫ですよ、今も濡れていないですし、折りたたみ傘もありますので」

パッと見でもわかるように彼女の体は濡れていない。
よく見れば雨粒が彼女に当たる前に消えているのが分かるのだが、その余裕もないのだろう。

持流 童男 > 「お、おお、そそれならばよかったでござる。如何せん綺麗な女性を目の前にするときっきき、緊張するでござるからな。」

とどもりながら目が泳ぎまくっており、余裕がなかった。

そしてほっと深呼吸をした後に、

「どうやら、一人で帰られてるご様子、厚かましいかも知れませぬが、同行してもよろしいでござろうか」

と目線を合わせたその目には邪悪な欲がなく、ただ心配な感情がある。

雨見風菜 > 「ふふふ、そういう性格ならしょうがないですしね」

ふと、ここで制服をめくって見せてみるとどうなるのかという悪戯心が湧いた。
とはいえ実行に移す気はない。
こんなところでやれば風紀が即飛んできてもおかしくない。

「あら、ご心配ありがとうございます。
 一人でも問題ないのですが、構いませんよ」

事実、何らか危害を加えてきそうなものがいれば糸で逃げればいいだけなのだが。

持流 童男 > 「おお!、良かったでござる!、お主ほどの綺麗な方になにかあっては英雄の名折れ!全力で守るでござるよ」
と柔和な笑みを浮かべつつ

傘を指しながら、

「どどど、どうにも緊張するのでござるよ」

と少しほっぺを赤くしながら。頬を掻きつつ同行しよう

雨見風菜 > 「あら、ありがとうございます。
 まあ、私一人でそんな目に遭えば即逃げるんですけど」

微笑みながら言う。

「頑張って慣れましょう」

と、茶化したりもして。

持流 童男 > 深呼吸をして
「そうでござるな。なれていくでござるよ。」

と少し、笑いかけながら。

「うむでござる。貴殿が、もし、そんな目に合えば一人逃げることを推奨するでござるよ。その時間稼ぎは、拙者が受け持つでござるから」

とにかっと笑いながら。胸をドンっと叩きながら

雨見風菜 > 何かがあれば彼も糸巻きつけて一緒に逃げようと思っていたが。
彼がそういうのであれば、その覚悟を尊重するべきか。

「そうですか。では、よろしくおねがいしますね。
 ……そんな事にならないのが一番ですけれども」

とはいえ、落第街やスラムでもないしそうそうあっても困るものだが。
そう思いつつ、二人歩いていく。

持流 童男 > 「そういえば、!貴殿はな、なんの部員にいるのでござるか?」

と言いつつ、
「某は風紀委員の真似ごと・・・というか、スラムや落第街で、パトロールをしてるでござるよ」

と少し話題を切り出していく。

「まぁカツアゲとかにあったりとかするでござるが、助けを呼ぶ声があれば、助けなければ後悔するでござるからな」

と笑い話のように

雨見風菜 > 「部活はやっていないんですよ」

どの部活にも興味をそそられていないから。

「風紀、の……真似事だとしても立派ですね。
 風紀にきちんと所属することは考えないのですか?」

内心、露出してるの見られたらどうなるだろうなぁと考えつつ。
でもこの様子なら普通に服差し出してきそうな気もするが。

「確かに、自分が助けられるのに見て見ぬ振りは後悔しますね」

持流 童男 > 「いやぁ、それがでござるな。まだ駄目なんでござるよ。それにほら、裏から支える影のヒーローみたいななんてかっこいいでござろう」
とヘヘッと笑いながら、

「・・・貴殿、いい人でござるな。」

と真剣な声色で言った後に

「貴殿がいるからこそ、成り立っているものがあるのでござる。貴殿とはあったばかりでござるし、だがしかしでござる。その答えにたどり着くのは、貴殿が良き人であるからでござるよ」

とすまぬでござるちょっと熱くなったでござると申し訳無さそうに

雨見風菜 > 「まあ、そういうのも有りかもしれませんね」

クスクスと笑いながら。

「良い人、ですか。
 まあ、そうかも知れませんね」

まあ、性的には悪い人なのだけれども。
なんて、心のなかで付け加えつつ。

持流 童男 > 「っとそろそろそろ、つく頃合いでござるかな?」

といいつつ、少し離れながら、

「今日は楽しかったでござる。また会える日を楽しみにしてるでござるよ」

と言いながら、離れていこうとする。

雨見風菜 > 女子寮が近くなり、童男が離れていく。

「ええ。ありがとうございました」

また会える日。

(その時は私の本性が知られていたりするかもしれませんね)

などと思いつつ。

ご案内:「学生通り」から持流 童男さんが去りました。
ご案内:「学生通り」から雨見風菜さんが去りました。