2020/08/11 のログ
ご案内:「学生通り」に修世 光奈さんが現れました。
修世 光奈 > 「はぁー………、どうしちゃったんだろー」

昼の学生通り。
カフェか飲食店か…店の壁に凭れてぼー、と空を見上げる光奈
どうにも、頭がぼんやりとする…というと体調が悪いようだが。
悪いのは、能力の方だ。

どうにも…普通の依頼などはこなせるが、光奈自身が抱えている人探しをしようとすると上手くいかない。
とりあえずあそこに行ってみよう、という直感もここを通るだろうという経験も。
どこかふわふわした感覚になってしまう。

「こっちは使えるのになー…」

異能の方は、全く問題ない。
まあとは言っても昼間ではあまり使い道のない異能なのだけれど。
手遊び的に、十個ほど拳大の光球を生み出し。

ぽ、ぽ、ぽ、ぽ、と。
光奈の正面に来る際に色が変わるように周回軌道を取らせながら光量を操作していく。
白から赤へ、次の球は青、緑、黄色、黒…
そんな風に異能を使って…気晴らしともいえない遊びをしていて。

修世 光奈 > まるで惑星が恒星の周りを回っているようだ。
生成、色彩の変化に加えて、光量まで変えていく。
器用ではあるが、照らす以外に使い道のない異能。

「ねーえー、お前、もうちょっと色々できない?」

つん、と光球を突く。
特に意思があるわけでもないため、自分で動かして少し離れさせる。
そんな一人遊び。

「………―――――――♪」

思考を纏めるため…というわけではなく。
単純に気を紛らわせるために。
鼻唄を歌いながら、光球の軌道を変えていく。
斜めに、縦に、横に。
自分の正面に来る度に色も変化させ続け。
昼間の学生通りで、一人イルミネーションのような状態になっている

修世 光奈 > ――気が晴れることはなく。
依頼をこなそう、とその場を去っていった

ご案内:「学生通り」から修世 光奈さんが去りました。
ご案内:「学生通り」に雨見風菜さんが現れました。
雨見風菜 > 学生通りに面する産婦人科。
そこから風菜が出てくる。
珍しく首輪はしていないが、自重した結果だろう。

「なんなんでしょうね、本当に……」

母乳が出る。
生理が止まる。
どう見ても妊娠した症状のそれらだが、現状妊娠しているわけでもない。

「妊娠していない、のは当然なんですが。
 何なんでしょうね、本当」

雨見風菜 > とりあえず『物体収納』していたいつもの首輪を戻して。

「まあ、ただでさえ軽い月のものですけども、無いだけで気楽……
 気楽……むしろ不安ですね?」

妊娠していない、周期が崩れるほど不摂生もしていない。
じゃあ原因はなんなのか、それもわからない。
不安にならなくてなんだというのか。

「……こんなことで悩めるのはある意味幸福かも知れませんね」

雨見風菜 > 「まあ、わからない以上一人で頭を悩ませても意味はないでしょうね」

何らかの病気かも知れないが、今のところそのような兆候はない。
そう診断されもした訳だし、頭を切り替えていこう。

「それにしても、本当に暑いですねぇ……」

『物体収納』していた茶をひと口飲んで、またしまう。