2020/08/23 のログ
ご案内:「学生通り」にパンプさんが現れました。
パンプ > ………。

(学園の校舎まで続いている学生通り。昼間の時間帯であることと、カフェなどの飲食店も並んでいるということもあり、人間の姿が多きみられる。魔物はその通りの脇にひっそりと位置し、通り過ぎていく人間を観察していた。)

パンプ > (たまに通り過ぎていく人間が魔物に気付き、なんだアレはと眺めてくる。それに対して魔物も見つめ返して交流を図ろうと思念を送ってみる。しかし、魔物が意思疎通を図れるとは思っていないらしく、思念を送られた人間は驚いて足早に立ち去っていってしまう。)

………。………?

(立ち去っていく人間をその場から動かずに見送ると、また通りを行く人間の観察へと戻る。一人一人恰好が違うのを興味深く観察していく中で、殆どの人間が手に持っている何かに気付いた。)

パンプ > (そういえば、少し前に知り合った人間も同じようなものを持っていたような気がすると魔物は思い出す。あの時は連絡手段と言いながら取り出していたものだった。人間で言う携帯端末なのだろうと観察しながら推測する。)

………??

(しかし、誰かに連絡するようにも見えない。指先で触ったりなぞっているようにしか見えないことを魔物は疑問に感じていた。上から見れば何か分かるかもしれないと、適当に登れそうな場所を探し始める。)

パンプ > (上から通りを眺めるために丁度良さそうな場所を見つけたのは良いのだが、探している間に通りから人がはけてしまった。たまたまそういうタイミングだったのか、通りの向こうからやってきそうな人間の姿も見えない。)

………。

(少し図書館で調べてみよう。そう決めるとわさわさと蔦を伸ばして移動しはじめる。その後、図書館で調べてみた魔物だったが結局期待するような答えを得ることはできずに終わるのだった。)

ご案内:「学生通り」からパンプさんが去りました。