2020/10/01 のログ
ご案内:「学生通り」に表秤こころさんが現れました。
■表秤こころ > 人の行き来する学生街の夕暮れその隅──。
そこに座っている一人の占い師。
時折、そこに気が付いた学生たちが吸い込まれるように占われていく。
「今日は普通…。」
そこそこの客入り、この場所の割には人入りは少なくない。
■表秤こころ > 学生が多いこの街では悩みも星の数ほどある。
悩める者は藁をも掴む、占いの需要はなくならない。
「………。」
だが、いくら需要があってもこんな隠れた場所にあっては気が付かない。
気が付いたものは勝手に運命を感じて来るのだけども…。
「……涼しくなってきた。」
気付かれなければ人は来ない。
■表秤こころ > 10月も始まり夏の雰囲気はすっかり消え失せて。
学生たちの服装も秋。
稼ぎ時も近づいてきている。
「…さて、今月は。」
カードをかき混ぜて、合わせて…。
シャシャシャとカードをかき混ぜてそこからカードを一枚引く。 [2d22→4+13=17]
■表秤こころ > 「女帝の正位置。」
これは豊かさを象徴するカード。
特に恋愛、仕事の面で満たされている状況を表している。
「……今年は大丈夫そう。」
引いたカードの結果に一人満足し再びカードをかき混ぜる。
■表秤こころ > 「悪くない…悪くない。」
……そうして秋の夕方は暮れていく。
ご案内:「学生通り」から表秤こころさんが去りました。