2021/04/11 のログ
ご案内:「学生通り」に神代理央さんが現れました。
■神代理央 >
新学期。新入生。新生活。
といっても、在学生の己の生活が大きく変わる訳では無い。
風紀委員会として、荒事や血生臭い仕事以外の事もしなければならない時期、というだけ。
「……だからといって、部活動見学希望者の整理にまで手が追い付いていないのは如何なものかと思うんだけどなあ…」
見学希望者で溢れかえる部室等近辺の警備と整理。
公安や生活委員会の応援すら搔き集めて、溢れる人込みを捌き続けた。
何だか、違反部活と戦うよりも疲れたなあ…と、黄昏れながら歩く帰り道。
流石に今日は、部下達にも休暇を出している。緊急の連絡が無ければ、己も今日は此の侭非番だ。
■神代理央 >
夕暮れを少し回った時間帯。
先程迄は、何時もより多くの生徒達で溢れていたと此方の警邏を請け負っている同僚からは疲れ果てた報告を聞いている。
周囲の店も、何時もより早く店じまいを始めている様子。
大方、新入生の群れにてんてこ舞いしていたのだろう。
「…風紀委員会への勧誘活動も、そろそろだったと思うんだけど…」
まあ、風紀は例年それなりの数の新入生を迎えている。
島を守る警察機構というのは、中々受けが良いらしい。
そこから、使える生徒をふるい分ける迄が大変なのだが…人手不足の昨今、余り贅沢も言っていられないだろう。
■神代理央 >
黄昏れていても、明日も仕事は待っている。
次はイベントの警備かな、なんて溜息を吐き出しながら少年は自宅への帰路へ着くのだろう。
ご案内:「学生通り」から神代理央さんが去りました。