2021/05/03 のログ
妃淵 >  
相変わらず喧嘩っ早いというか、すぐキレる癖が治らず
素行は悪いと風紀委員にも報告が行っているであろう少女
こりゃまた面倒な時に見つかったな…いやでも現行犯じゃないし…
なんて思いつつ視線を向けていると

「…?」

何やら自身のあちこちをごそごそやっている
何から探しているようだが、と眺めていると

ほいっと差し出されたのは折りたたまれた綺麗なハンカチ
あっけにとられていると、口の端を指し示すように彼女の指が伸びる

「さ、さんきゅー……」

ハンカチを受け取り、口元を拭う
派手に切れているわけではないが、拭った後にまた血が滲んでいたらしくハンカチに朱色の痕がついていた
頬は僅かに赤く、近くで見ればほんの少しだけ腫れているのも見て取れるかも知れない

「えー、と……洗って、返すヨ。アンタ誰」

お礼は言えるようだが微妙に無礼である

園刃華霧 >  
「ひひ、喧嘩でモしタ?」

口元を拭う様子を黙って見てから、けたけたと笑って問う。
まあどう見ても殴り合いの跡なんでほぼ確定なわけなのだが。

まあそれでも聞いてみたくなるのが人情というやつだ。
あ、一応仕事的にもね。

「オっと、名乗っテなカったネ。
 アタシは園刃華霧……まア、見てノとーリの職業ダよ」

へらへら笑いながら、隙だらけで両手をぶらぶらさせてみせる。

「洗っテ返すナんて、なカなカ義理堅いナ。
 で。おジョーさんは、はテどちラ様かナ?」

どっちだろうと別に良かったけれど、洗って返すと言ってきているわけだ。
素直に礼を言ったりするあたり、そこまでひねくれてないんだろーなと心のなかで思う。

妃淵 >  
「…言っとくけど正当防衛だからナ」

口元をもう一度拭いながら、憮然とした態度をとる少女
一方的に殴られたと被害者ぶることも出来たがそれもなんだか格好が悪く思えた
ちなみに殴られたからといって反撃することを正当防衛とは言わない
ついでに相手を口で煽ったことも言わないでおこう

「そのばかぎり?ヘンな名前だナ…」

もしかしたら本名じゃないのか、なんて思いつつも珍妙なイントネーションの二人のやりとりは続く

「……俺は妃淵(フェイエン)。風紀委員なら知らねえ?
 最近正規学生になって今年から晴れて一年生なンだケド」

元二級学生、ということで監視対象でもある
異能抑制のチョーカーをつけられていないあたりは犯罪歴などはそうないのだろう
ともあれ見立て通り…かどうかはわからないが、案外と素直にほいほい嘘も交えず答えを返してゆく

園刃華霧 >  
「あーアー、正直ッテのモ良し悪しダなー」

正当防衛、という一言。
それは知人との小競り合い、という範囲には収まらないわけだ。

それを言われてしまうと……まあ、気にしないといけない。
実にめんどくs……もとい、考えることが増える。


「アー、まー……アタシの名前ハ、まー胡散臭いダろーケど。
 一応、マジモンだゾ?」

笑いながら言うので実に説得力はなかった。


「……って、妃淵? あノ? アー……ダから見覚えアったンだナ―。
 アー、ソっかー。」

ふむふむ、と一人勝手に納得する。

「しカし、ソりゃ……ン―……ドーすッカな……」

ふむう、と考える。
ますますスルーするわけにもいかなくなってしまった。

「ァ―……相手は男?」

とりあえず、まず聞くだけ聞いてみた。

妃淵 > 「別にウソついたっていーけどサ。アンタがウソ見抜く異能者だったら意味ねーしナ」

そういう風紀委員だっていても不思議ではない
小さく肩を竦め、ハンカチをポケットへと捩じ込む
ちゃんと洗って返すつもりではいる。貸し借りには律儀なのだ

どこかへらへらとしていたり、一人で納得していたり
こんな風紀委員もいるのかと意外な感じではあった、が

「…ま、監視対象だろうし写真くらいは見たことあンじゃね?」

兄貴も多少名が売れてるし、顔を知られていても何もおかしくはない

何やら少し考える様子の華霧へじっと赤い瞳を向けながら

「男。向こうのビル影の奥でスッ転んでるヨ。
 …言っとくケド、マジで向こうから手ぇあげてきたんだからナ?バカニスンナーとかいって」

すいっと親指を立てて自身の背後を指す
建物とビルの隙間、表からは薄暗くてかなり見えづらい
男子生徒は…まぁまだ動けないだろう、たぶん

園刃華霧 >  
「まーネ。幸い、アタシはソの手の能力者じゃナいけどナ。
 けド、ほラ――」

そこで言葉を切って、少し顔を寄せて密やかに


「嘘ニならナい嘘ッテのも、あルんだゾ?」

などと、風紀にあるまじきことを、しかもどちらかといえば
アングラ側の人間に吹き込むのであった。


「アー、イや……ドっちかッテーと……いヤ、まーイっか。」


多分おそらく、落第街の方でお見かけしましたー、の方が正解だと思う。
思うのだが……まあ、些細な問題だろう。たぶん。
自分が現役の時の話だろうし。


「バカニスンナー、ね?
 ひひ、ノぼセあがッタ野郎がコナでもカけテきた?」

けらけらと笑って聞いた。
実際馬鹿にした可能性も十分考えられるが、
この少女が意味もなく挑発をするとも考えにくい。

どうせロクでもない絡み方をしたのだろう、とふんだ

妃淵 >  
「わかってるヨ。方便ダロ。苦手なんだヨ、そーゆーの」

ひっそりとそんなことを吹き込んでくる華霧にやや眉を顰める
なんだこの風紀委員、といった表情が増しましだ

煮え切らない反応には少し首を傾げるが、まぁいいと話が片付いたので追求はしない
落第街、スラムでは風紀委員なんてほとんど制服と腕章しか判別していなかった少女である

「ナンパなヤローだったヨ。
 めんどくせーって感じにアシラッてたら急にキレやがった」

ひらひらと手を振りながらそんなことをのたまう
概ね合っているのだが、あしらいかたや口調がアレだったのは言うまでもない

「そンなわけで細かいことはノビてるヤツ叩き起こして聞いてもらえれば?」

我ながらいい角度でのハイキックが側頭部に決まったので記憶トンでるかもしれないけど

園刃華霧 >  
「ひひ。嘘ハあンま得意じゃナいか?そーユーとコ、悪くナいな。
 ま、良いヨ。ソれなラそレで、さ。」

変なところで擦れてないのは、面白い。
割とそういうのは好ましくも思う。


「へーへー、ナるホどナー……
 ンじゃ、ちょイと頭デも冷やサせッカね。
 ノビてンなら暫く放置デもいっかネ。」

自業自得だから、救いの手を伸ばす必要もなかろう、などと思いながら。


「ンで、ト……アー……ン―……ふぇ……ン―……」


少し考える。


「うン。フェイにゃんは、元々何シに来たン?
 買い物? 散歩?」

勝手に変なあだ名をつけていた。

妃淵 >  
嘘をつくのが得意でないかと言われれば、その通り
スラムでは半端な嘘じゃすぐに看破され通用しない、要するに育ちのせいではあるが

「…テキトーだな。いいのかヨ。風紀委員だろアンタ」

自業自得とはいえ、一応暴行の被害者にも当たるだろう生徒を放置
こんなヤツもいるのかと目から鱗である

そして変なあだ名で呼ばれれば、一瞬の間のあとなんとも難しい表情をしていた
苦じょっぱ辛い、みたいな複雑なカオ

「何その呼び方…かぎにゃんとでも呼び返してやろーか」

それを呑まれたらこちらも容認しないといけないということは考えていない、ともあれ

「フツーに、バイト帰りだヨ。堅磐寮に住んでっからサ」

園刃華霧 >  
「マー、ソらネ? アタシは風紀委員じゃアるけドさ。
 ・・・・・・・・・・・・・・
 一般生徒の不幸ナ行き違イ程度の話デ、一々しょっピいたリ事情聴取ナんぞシてタら
 手が足りンくナるっしょ?」


やれやれ、と首を振る。
それはもう、めんどくさそうに。


「こチとラ、キョーアクハンの対応デ忙しイってワケよ。
 ワかる?」

本当に凶悪犯に対応しているのか疑わしい女は、
真面目くさってそう言ってみせた


「ン? かぎにゃん? アー……別に、イーよ。
 たダし、ソう呼ぶカらニはオマエは今かラ友達だゾ?」

謎の理論を展開した。
だって、あだ名で呼んで良いのは友達だけだ。

「あー、堅磐寮、カ。ナるほド、面白いトコ住んでンな。
 アソコはいいトコだ、うん。」

かつて住もうとして結局やめることになった過去を思い出し、うなずく


「オや、バイトもシてンのか。精がデんナぁ……」

しみじみと口にする。
そこで、ふと思い出したように

「ナー。コッチでノ生活は、サ。楽しいカ?」

そう、聞いた。

妃淵 >  
「はーン。凶悪犯罪の取締りの傍らこんなトコの見回りまで、ごくろーサマだな」

どこまで本気で言っているのかがいまいち掴み取れない
ふわふわとした流れ雲のような印象を受けつつ…

「イヤちょっと待った。やっぱソレで呼ぶのヤメる。口に出すのもヤバそーだ」

かぎにゃん♪なんて発言する自分を想像してみた
それはもう全力で全身トリハダモノだったので即座にNGを出すのだった
友達云々については…別に拒否しなかったが

「ン…まー手頃だしナあそこ。バイトも、しゃあなしだヨ。
 ガクセーの身分でヒト一人養うなんて無理ゲーなンだからちょっとくらいはナ」

こちらもやや面倒そう、というよりは気怠げにそう言葉を返していた
態度とは裏腹に勤労しているのだから、そのあたりも律儀な側面が出ているのかもしれない

そして、続いた質問には

「超楽しーゼ。飽きないヤツと毎日一緒だシな」

即答で返していた

無論楽しいことばかりではない
死の危険が隣にない生活も張りがないと言えばないだろう
まあ、たまには今日みたいなこともあるが
それでも以前の生活に比べれば、生きること以外に時間を使う余裕がある
それは、きっと大きな違いだろう

園刃華霧 >  
「なら、友達ダけオッケーってコトな?」

否定しなかったしー、と笑う。
本音を言えば、目の前の少女が「かぎにゃん♪」なんていう姿を
見てみたくもあったが。あったが。


「……ンん? あ、ソっか。保証人、ダっけカ。」


人一人養う、なんて言葉が出てきてなんぞ、と一瞬思ったが。
そういえばそんなシステムがあった。

自分は委員会預かりということで明確な保証人なんてものはいなかったが。
そういう意味ではだいぶ楽な方法を取れたとは思う。


「ソっか、楽しイか。ソりゃ良かっタ。
 ……ッテか、アレか。同居人のコト、気にイってンな?
 いヤ、好きナのカな? いヤはや、幸せモんだナそいツも」

けたけたと笑った。
相変わらず、惚れた腫れたのことは自分の分はさっぱりだが。
人様のそれは、なんだかわかる。

そしてそれは、とても、とても……
ああいや、それはいい

とにかく喜ばしいことだ

妃淵 >  
「別にいいっていうか、ハイ友達になりました明日から仲良く、みたいなモンでもねーだロ」

…まぁ、話していて堅苦しくもないし
立場は元二級学生と風紀委員とはいえ不思議と肩に力も入らない
話していてストレスも溜まらないのだから別に拒否する理由はないのだった

「………。
 ………ン!?
 ま。まァ、そーだナ…。
 嫌いだったら一緒に住んでネーって」

やや視線を外してそう答えた
普段意識することすらなく当たり前の状態だったので
こういうところを突かれるとびっくりする

「…まー、だから今日みたいなコトは、ホントはナ…」

本当は、そんな保証人であり同居人でもあるアイツに
迷惑や心配をかけたくないので暴力沙汰はなるべく起こしたくない、のだが
生来の気性の荒さというか口の悪さというか
悪い口の前に手足がでなくなっただけちょっと成長したほうでもあるのだと自分では思っているのだが

園刃華霧 >  
「ン。
 オッケー、ワかった。
 いヤ、マジで幸せモンだナそいつ。」

虚を突かれたような挙動をする少女を見て、
へらへら笑いが消えて少し真面目な顔になる。


「ま、ナんだ。ソの感じカらスっと、ソこそコ我慢ハしたンだろ?
 そンならまー、しゃーナい。」


暴力がすべてを解決する、とまではいかないが、まあだいたいそんな感じの街で
暮らしていた相手のことを考えれば辛抱したほうだろう。


「そラ、喧嘩シないッテのが一番ナんだローけドさ。
 そレで肝心ナもんが守れナいンじゃアホも良いトこだシな?」


自分が知っているかつての少女であれば、殴られる前に殴り倒していただろう。
それが軽いとはいえ一撃を受けているのだ。
それ以上は、ダメだろう。

……まあ、そこも含めて心配かけるってことだろうからこの問題は複雑だけど。


「ダかラ、さ。流石に本気でヤらかサれるとドーにもデきんケど。
 コの程度ナら、ナんとデもナるさ。」


へらりと笑う。
隠蔽、とまではいかないが。小競り合い程度の話ならなんとでもなるものはなる。


「顔だケ、な。上手いコと誤魔化せナ?」

そーいや、保証人って誰だっけ。
こういうとき、ろくに資料とか見てないのが悔やまれる

妃淵 >  
ガクセーなのにバイトにまみれて忙しくて、幸せモンだろうか
いや、多分本人に聞けば即答でそう帰ってきそうだ
じゃあそれでいいのか、なんて脳内会話にケリをつける

「まァそこまでアウトローでもねーシ…多分」

スラムでだって先に手を出したことなんて…いや結構あったか
しかし随分と理解のある風紀委員だな、と改めて視線を向ける

「…あ!そーだヨ。どう誤魔化すかな…いやアイツ鈍いし案外気づかねーなんてことも…」

さすがにないか、とわずかに腫れた頬に手を当てる
熱も籠もっていないしすぐに治まる気はする、が

「……とりあえず、ヘンに騒ぎ立ててくれたりしねーのは礼言っとく。…華霧」

そう言って小さく頭を下げる
かぎにゃん、とは流石に言わなかった

カオをあげれば、夕日が遠くのビルの影に入り込みそうになっているのが目に入った
まもなく日も落ちる時間だろうか
風紀委員の見回りなんかも、今の時間からが本番なのかもしれない
あまり時間を取らせすぎても、なんだろう

「…じゃあ、そんなワケで後は任せていいのか?」

ちら、とわずかに上目がちに見る

園刃華霧 >  
「マ、とリあえズ氷デ冷やス、とかスれば良いカねぇ。
 ソこまデ腫れボったイわけジャなシ。誤魔化しハ効くンじゃナいかナ?」

転んだ!とか嘘をつく……のは、なんか悪手な気がするし。
そもそもフェイにゃんはそういうの苦手そうだ。


「世の中にゃサ。騒ぎタてル必要のアるこトと、騒いデ誰も幸せニならンことト。
 まあ、アるもんダ。今回は、騒イでモ旨味のナい件だしネ。」


肩をすくめてみせる。
冗談めかせているのか本気なのかイマイチわからない


「マ、コッチは上手くヤっとくヨ。
 ついデに、口封じ……じゃナい、口止め……とモ、ちト違うナ。
 ま、ともカく、ナんか良い感じニしトくさ。」


けらけらと笑って、疑問に応える。
こういうのは手慣れたものだ。

まったく、育ちの悪さが役に立つのはこういうときばかりだ

妃淵 >  
「オマエみたいな風紀委員ばっかりだと楽ちんなんだけどナ。…いや、それはそれで困りモンか…?」

まあ、元二級学生とかで色眼鏡で見てくる奴らよりはよっぽど話しやすかった
トモダチ、のハードルが低すぎやしないかと思いつつも別にそれも不快じゃなかった
そういえば、とポケットに手をつっこみ…先に突っ込んだハンカチの奥からスマホを取り出す

「今ドキ連絡先も知らずにダチもなにもねーもンだ」

ほい、と突き出すようにして連絡先の交換要請
登録名ぐらいは…かぎにゃんにしておいてやるか、なんて

「口封じでも口止めでもどっちでもいーヨ」

釣られるように笑う
交わしてる言葉の内容は物騒だが傍から見たら少女二人が談笑する暖かな光景 …なのか?

園刃華霧 >  
「そラ、アタシみたイなのバっかデも困るわナ?」


けたけたと笑う。
一応、自覚は在るらしい。


「っと、忘れテたナ。
 ま、困った時でモ、面白そウなコトある時デも、
 単に暇ナ時でも、なンでも好きに連絡シてチョ―ダイ。」


へらへらと適当な感じで、連絡先を交換する。


「真心込メた説得、にシとく」


相手が笑ったのを見て、一瞬だけ真面目ぶった顔で真面目くさって言って……
そして改めて笑い出した。


「ト。引き止メたネ。
 ソろソろ、イイヒトんトコ、帰る時間かナ?
 あとついデに、野郎が起キると面倒ダし」

そういってバイバイ、と小さく手をふる。

妃淵 >  
他愛もないといえば他愛もないやり取り
ただしそんなやり取りが、元二級学生と、風紀委員の間で行われたこと
それは少女にとっても大きな意味をもつ経験になった
今後はとりあえず風紀委員に何か見つかってもうげっなんて声はあげずに済むのだろう…きっと

「案外困った時のが多いかもナ。そン時は頼むぜ華霧センパイ」

連絡先を交換し終われば、勝手に先輩とアタリをつけてそんなことを言いながら

「日が暮れる前に帰らないとアイツのが先に帰ってきちゃうしナ…
 イイヒト言うなよ、そうなのかもしれないけどイメージじゃねーから」

んじゃ、とぱっと手をあげて背を向ける
仕事の一貫とはいえ借りを作ってしまったし、そのうちバイト代でなんか奢ってやろうかな
そのときにでもハンカチ返せばいいか──

そんなことを考える少女の背中は、結構な早足で遠のいていった

ご案内:「学生通り」から妃淵さんが去りました。
園刃華霧 >  
早足で遠のいていく少女の後ろ姿をのんびりと見やる。
たまにちらっと路地裏を見るが、まだ彼はノビているようだ。

まあしっかり後で誠意ある会話をしないといけないだろうが。
記憶が飛んでいることを祈ろう。
さもなければ、記憶を飛ばさないといけないかもしれない。


などと、一瞬物騒なことを考え


「ま……今のアタシは、こンくらイがせいぜいだシ……
 だいぶ変わッチまっタけど、多分、こンためニ此処に居るンだろウし……ナ」


そう、小さくつぶやいて……
路地裏の方に足を向けるのだった。

ご案内:「学生通り」から園刃華霧さんが去りました。