2021/06/09 のログ
ご案内:「学生通り」に雨見風菜さんが現れました。
雨見風菜 > 雨の中、いろいろな傘を差して人々が通り行く。
その中で一際目立つ、朝から降りしきる雨にもかかわらず傘を差していない女子生徒。

雨見風菜。

よく見れば、その制服は全く濡れていない。
雨は風菜の身体に届く前に、消失している。
そして手の近くから不自然に、急に水が側溝に放たれている。
まるで見えない蛇口が其処にあるかのように。

雨見風菜 > 雨見風菜を知るものはこの現象が何かは分かる。
空間系魔術である『液体収納』だ。
現に、魔力を観測することができれば魔力が膜のように風菜を覆ってることに気付けるだろう。
そして、水が出ている側の手に魔力が集まっていることも。

「雨ばかりで、困ったものですねぇ。
 梅雨らしいと言えば梅雨らしいですが、それでもねぇ」

のんびりと、歩いている。

雨見風菜 > そうして、風菜は女子寮に帰り着くのであった。
ご案内:「学生通り」から雨見風菜さんが去りました。