2022/02/02 のログ
ご案内:「学生通り」に雨見風菜さんが現れました。
■雨見風菜 > 学生通り。
風菜が授業を終え、帰宅する途。
「またやってきましたね、試験」
のんびり、そう呟く。
その姿には、昨年と同じく全くの焦りはない。
だが、状況は変わっているのだ。
昨年は目標が定まっておらず、それゆえ試験に対する意気込みも半端。
だが今年は、自分の進む道を定めて邁進している。
その中で、勉学の手応えはきちんと実感できている状況だ。
■雨見風菜 > 「まあ、現状は問題ないですね」
異能は自主修行の成果は出ていないが。
そもそも制御だけなら何一つ問題はない。
魔術も同じく、新たな魔術を覚えてはいないが制御は問題ない。
一番の問題は学力なのである。
それ自体も何一つ問題はない。
「なんというか。
去年と比べれば余裕が違いますね」
考えてみれば、去年は目標が見えてなかったからヤケになっていたかも知れない。
そこを考えてみれば、去年の余裕とは違った余裕なのだろうと実感する風菜だった。
■雨見風菜 > そうなると、やはり試験の他。
同じくして常世島にやってきているイベントに興味が移る。
「『国際異能発現者連絡会議』と『世界魔術協会』の査察、でしたっけ。
……まあ、私にはあまり関係なさそうですね」
そう、楽観的に断じる風菜。
特にどちらの組織とも縁があるというわけではないし、見出される理由もない。
そう、風菜は思っている。
今も、特に何事もないのだ。
■雨見風菜 > 「……うん。
今日も平和な一日ですね」
一昨日から査察が入っているが、今のところ何事もないようだし。
何事もないだろう。
「……うん、何も変わらないですね、うん」