2019/04/03 のログ
ご案内:「商店街」に白鈴秋さんが現れました。
白鈴秋 >  商店街の昼頃、今日は比較的学生のような人物が多く見られている。彼も既に知り合い数名と挨拶をしたところだ。
 学生が多いのは、簡単に言えば進級にあたって新しい科目を取る、その為に必要な備品の購入が多いのだ。
 ただの文房具や教科書などですめば良いが、学校が学校だ。専門の本や少し特殊な道具なども用意しておく品に並んでいたりする。

「……どこに売ってんだよ異界植物辞典は」

 彼も彼方此方を歩き回っていた。2年で取る予定の授業のひとつ、異界植物学。文字通りこの世界に無い植物の効能などを調べる学問だ。
 もちろんこの分野も彼は幼い時にすでに覚えてはいる……がそれはあくまで4年以上前の話。今は植物の種類も新しい使い方もどんどんと増え、自身の知っている学問はかなり様変わりしている。勿論それも予習は終わらせているが、それでも一人では限界もある。
 故に取ったのだが……目当ての本がない。それ以外にも用意しないといけない品は色々とあるというのに。

白鈴秋 > 「やっと見つけたか」

 とある本屋でやっと目当ての本を手に入れる。
 だが、腰からメモを取り出す。まだまだズラズラと書かれている。

「……先は遠いな」

 はぁと大きな溜息を吐き出すと再び商店街を歩きだす。果たして探した品物は手に入ったのだろうか。

ご案内:「商店街」から白鈴秋さんが去りました。