2020/05/29 のログ
ご案内:「商店街」に御輝炎華さんが現れました。
御輝炎華 > 「...この喧騒もたまに浴びる程度であれば心地よいものだな」

陽が沈みあたりは若干暗くなり出したが、それでも商店街は日常的に聞けば辟易とするであろう喧騒に包まれている。
季節が夏に近づくと夜が深けるまでは人で溢れるようになるが、その片鱗が垣間見える風景だ。

たまに日常品の買い出し目的でここを訪れるが、今日は少し用事があり昼間に来ることができなかったが求めている品を得ることは出来るか微妙なところだ。
なんならさっき普段頼っている店が一つすでに店じまいしており他の店を探さなければならない。
特段予定があるわけではないが、店が閉まるまでに買わなければ、と思うと焦りが生じ、目的の品を販売している店をキョロキョロと探している。今誰かとぶつかりそうになっても気づくことはいままぶつかってしまうだろう。

御輝炎華 > 「ここにあればいいんだがな」

適当にそれっぽい店にあたりをつけ、店内へと踏み込む。
選んだ理由などなく適当で、「それっぽかった」と言うだけだが、見事あたりを引いたようで目的の品、シャンプーを手に取ることができたのだが...

「...この店にはいつものはないのか...」

10分ほど店内を探し回ったが、普段から使っているシャンプーは見当たらない。落胆して肩を落としつつ、どうしようかその場で考える。
今この場でこのシャンプーを買わなければ次シャンプーをうっている店を見つけられるかと言うと微妙で、もし今日シャンプーを買えなければ、あと数日シャンプーなしで過ごす羽目になる。それは困る。
だが、使い慣れないシャンプーを使うのは嫌だし、なんならここの店にうっているシャンプーは聞いたこともないものが多い。
難しい顔で唸って腕を組んでおりー