2020/06/12 のログ
ご案内:「商店街」に認印濁流斎さんが現れました。
■認印濁流斎 > 「やあやあお嬢さん、珍妙な爺がおるから気になる? そりゃそうじゃろ。
なあに怖がらんでもいい。 この小さな爺が取って食うわけなかろ。
ワシは銀細工が趣味での。 こうして時折商店街にやってきては売っておる。
美しいお嬢さんの指に見合う品があるかどうか。
この爺の耄碌した目ではよう分からんが、折角の縁じゃて。
一つ見て行ってはくれんかの。
今買う、買わないを考える必要は無いぞ?
おんしが見て、もしも良いと思ったならば買わずとも一つ二つ、会話の端に登らせてくれればよい。
さすればその言葉が魂となり、ワシにも巡り巡って良い物を運んでくれるじゃろうて。
まあ、もちろんこの場で買うなら直接幸せがワシに来るんじゃがの。」
カッカッカ、と笑って立て板に水。 よくしゃべる爺である。
つるりと光る禿げ頭。道端にじゅうたんを敷いての商売人。
■認印濁流斎 > 「なんじゃ、ワシの名前か?
聞いて笑ってくれるなよ。 笑ったら恨むからの。
印鑑をぽーんと押すときに100円ショップで売っとるあれあるじゃろ。
そうそう。アレ。
ワシの名前は……認印濁流斎(みとめいんだくりゅうさい)。」
キリリ、と渋い顔になって、斜め45度の決め角度で名乗る爺。
「あ、おんし笑ったじゃろ! 爺傷ついたー、めっちゃ傷ついたんじゃがー。」
くそぁー!と不満げに頬を膨らませる爺。ガラスハートオールドメン。
■認印濁流斎 > カッ
……ふむ、彼女は今後よい身体つきに成長する……!
サングラスごしの爺眼球(サーチアイ)が目の前で笑っている学生の身体を制服ごしにチェック&チェック。
バッチリ今後の将来性までランク付けをしつつ。
「ストレスで最後の髪の毛が抜けたじゃろーに。
もうワシはダメじゃ。 この銀細工を買わなくてもいいからおんしがワシに優しい言葉をかけてくれないとここで干からびて死ぬぞーい。 ぞーい。 ぞーい。」
セルフエコーをかけながら、カッカッカ、と笑って。
最終的に笑って終わらせるために、お気楽な雰囲気で学生との会話を終わらせ。
■認印濁流斎 > 「むう。」
銀細工を見つめながら真面目そうに唸る爺。
出来上がりに不満のある職人の目。キリリ。
ここで爺の思考を大公開していく。
『最近出会う女子生徒はなかなかのランクではあるが。
SSRランクがおらんのう。』
『もっとこう、でかいのが見たいわ! でかいのを見せてくれ!』
もちろん思考であるから、口には出さない。 流石に常識はあるぞい。
「………しかし、人通りが少ないのぅ。」
ううむ、と唸りながら腕を組んで。銀細工は引きが弱いのであろうか。
腕に覚えがあるお香でも作るべきであったかのう、などと髭をちょいと弄って。
■認印濁流斎 > しかたあるまい。 次はもっとこうエグめのお香でも練ってくるかの。
とほほ、と肩を落としながら帰る爺。
人生エンジョイ勢ではあれど、一人ではエンジョイできないのだ。
ご案内:「商店街」から認印濁流斎さんが去りました。
ご案内:「商店街」に小金井 陽さんが現れました。
■小金井 陽 > 「ん、ん、んー。大漁大漁、いい食材入ってたぜ。」
両手いっぱいに、調理と製菓のための買い出し品を持ちながら通りを練り歩く男子生徒。
その内容は小麦粉、肉、卵、調理油、砂糖、塩…珈琲豆なども買いだしており、調理部の活動ついでに自分も楽しむ気まんまんである。
■小金井 陽 > ふと、商店街のスポーツ店で並べられてる水着群に気づき。
「ああ、そういや屋内プールも開いてんだったな。…日に日に暑くなってっし、ちょい覗いていくか。」
両手いっぱいに買い出し品持ちながら、スポーツ品店にも。クーラーの効いた店内で涼みながら、水着やトレーニング用品を物色し始める。
■小金井 陽 > 「ンー、水着はコレでいいだろ。
他には…ちょいとトレーニング用に買っておくか。」
そういってチョイスしたのは、握力トレーニング用のゴムボールとトレーニング用のジャージ(50%オフ)。なるたけバーゲン品を狙った結果、色が地味(真っ黒)だったりするが、トレーニングする分には問題ないのでそのまま購入に至る。
■小金井 陽 > 「あとは……お。ちょいとやっていくか。」
その視線の先には…UFOキャッチャー。
まんまるくてモフい黄色い謎生物…ねこ?いぬ?がたっぷり積み上がっているソレに近づき、ちゃりんちゃりんっとお金投入。
■小金井 陽 > 比較的少ないと思しき、1000円程度を投入後、一つのぬいぐるみをゲットして。もふんっっと買い出し袋の中に突っ込んで。
「今日のトコはアケゲーって気分でもねぇし、服探す気分でもねぇしなぁ。…っとぉ…」
強い南風を受け、蒼い猫目をぱちくり…そういえば今日は夕方から天気が大幅に崩れるとか予報が出ていた気がする。
■小金井 陽 > 「ま、のーんびり過ごすかねぇ。」
飄々と笑みを浮かべながら、両手いっぱいの買い物袋の重量すら楽しそうに。
刻々と時間が過ぎていく商店街を、右に左に、まったりと眺めながら、表向きはとても平穏な街並みを楽しむのだった。
ご案内:「商店街」から小金井 陽さんが去りました。