2020/06/24 のログ
ご案内:「商店街」に朝宮 小春さんが現れました。
朝宮 小春 > ふふふ………。
寝不足の目を擦りながら、何時もの変わらぬ白衣でお店に足を運ぶ教師が一人。

仕事がここ最近忙しい。
「【緊急】今晩までにお願いします」とか、そんなメールが滝のように届いて、ひいひい言いながらこなす毎日。
何の能力も、特殊な技術も持たない彼女は、「そういった事務仕事」に回されることも多く。

泊まり込み、までとはいかずとも、仕事を持ち帰ってはこなす日々。


今日はお休みだけれど、ついぞ数時間前まで仕事をしていたのです。
目にクマ。

朝宮 小春 > 「太ったかな………」
遠い目をする白衣の女。遠い目で笑ってしまう。
なぜかって? いやそりゃ、うつぶせで寝たり床で寝ていたりとしていたら、下着のホックが壊れたからね。

不規則な生活、不摂生な食事、睡眠時間を限界まで削る。

研究者というのは鉄人というような体の頑強な人も多いが、彼女は研究者としてはある意味落第点。
身体の強さも一般人である。

「とほほ………」
ふらつく足取りで女性用の衣類を眺める。

朝宮 小春 > 鏡を見て、ううん、と唸る。
目にクマがあって、髪の毛も乱れ気味。不健康な感じを絵にかいたようだ。

「………これじゃダメね。
 もうちょっとしゃんとしないと。」

頬をぴしゃりと叩いて。
この格好じゃ、生徒に出会ったときに笑われてしまう。
先生をやるからには、プライベートも先生でずっといるしかない。

「よし、ちょっと変えてみましょうか。」

白衣をするりと脱いで、ブラウスとタイトスカート姿に。
眼鏡も外してみようかな、なんて外しかけて、世界が全てぼやけて諦める。
目が悪すぎる。

朝宮 小春 > こほん。

「………よし、ちょっとイメチェンでもしましょうか。」
明るい雰囲気の恰好をしてみましょう、なんて店員に相談をしてみましょうか。

ご案内:「商店街」から朝宮 小春さんが去りました。