2020/10/13 のログ
ご案内:「商店街」にアールマティさんが現れました。
アールマティ >  
商店街を散策中。
任務概要を再確認―――――音声データ、ロード。

『じゃ、明日あたりに反省会兼ねた打ち上げやるから、買い出しよろしくね。
 これも社会勉強社会勉強。

 はいこれ、打ち上げの予算ね。』

ポシェットを確認―――――――財布、異常無し。

予算30,000¥
任務開始から16時間が経過、タイムリミット迄残り8時間。

残金――――30,000¥

アールマティ >  
商店街を歩く、子供が一人。
赤く大きなマフラーと、同じくサイズの合っていないジャケットを着た少女は、周りのお店をいったり来たりしながら、無表情ながらどこか悩ましい様子で商品棚を眺めていた。

「…うち、あげ。
 各メンバーの嗜好パターンを予測、最善の選択を分析‥‥‥

 


 違いますね。最適解ではないと判断」


商品を見ては、それの繰り返し。
洋菓子店、和菓子店、コンビニ、テイクアウト可能な飲食店を回り、同じ事を言いながら…
商店街までやってきた彼女は、しかしやはりここでも商品を買うでもなく、店に入っては一つ一つ商品を見ては、同じ事を言って出ていく。

それを一つ一つの店で行い、出ていく。
現在は48件目のお店であった。

尚…一つも商品を買わずに出ていくせいか、店員からの視線は、少し棘がある。
そんな事、少女は1ミリも気にする様子はないが。

ご案内:「商店街」にフィアドラさんが現れました。
フィアドラ > 今日は商店街でお買い物をしにきました。
買うのは鉛筆と消しゴム、ノート余ったらお菓子も買っていいよ。と言われています!

……見ればさっきから店の中をいったり来たりする銀色の髪の子。
何かをさがしているのでしょうか?

「あの、さっきから色んなお店出たり入ったりしてますけど……何か探してるんですか?」

気になったので声をかけてみます。

アールマティ >  
「タイムリミット、25840秒。
 
 ………む」

次の店にいこうとすれば、かくんと足がもつれた。

脚部パーツに以上は無い筈。システムの確認を―――

そう思いながら見て見れば、靴の底が擦り切れてしまっていた。
16時間歩き続けていればそうなるのも致し方ないが、しかし社会性、世間の常識というものに疎い彼女―――アールマティには、全く予想できない事だったようだ。

「…ブーツの損傷を確認。
 破棄しま―――

 ……む」

ボロボロのブーツを脱ぎ、商店街の道にぽい、と捨てようとして。
声をかけられた事に気が付く。

「――――当機は現在、任務を続行中。
 約8時間後に行われる『打ち上げ』の為、必要物資の購入という任を受けています。」

淡々と質問に答えた。
秘匿命令は出されていなかった為。

フィアドラ > ……ちょっと離れてたので聞こえなかったのかもしれません。
近づいてもう一回声をかけようとすると急に履いてた靴を脱いで捨てました。
見た感じはそこまで古くはないですがまるで重いものが履いてたみたいに底の方だけがボロボロになってしまっています。

「あっ!ゴミを道ばたに捨てたらだめなんですよ!!
 フウキイインの人に捕まっちゃいますよ!」

捨てられたボロボロの靴を拾ってその子の方へ近づいていきます。

「はい、捨てるならゴミ箱に捨ててください!」