2020/11/24 のログ
ご案内:「商店街」に照月奏詩さんが現れました。
照月奏詩 >  
 夜の商店街。まだ賑やかさもある程度あるそんな中。ベンチに座りグッタリと上を見上げている一人の男。

「あぁ、なんかまぶしい」

 最近夜と言えば落第街方面で活動し、日が昇るかどうかという時間にやっと寮に帰宅。わずか寝て学校へ、そんな日々をクリ化していた。
 だが、その騒動もいったんは落ち着き、次に予想される騒動までしばしの休暇となった。
 そうなると困るのは夕食。今までは栄養食でなんとかしていたが今寮に帰ったところでなにもなく、食堂に行くのも面倒。帰りに何か食べていこうかと思ったのだが……人工の光のまぶしさにやられ、その上疲れが出てベンチでぐったりと言う始末であった。

「少しだけ、少しだけ休憩していこう」

照月奏詩 >  
「どうするかな結局」

 食べたい物が何も思いつかないのである。というより夜に人工の強い光を受けたせいで戻ってきたと思ってしまいプツッと何かの糸が切れてしまったのだ。
 でも食べないわけにもいかないしそもそも終わったわけでもない。
 
「うどん……か牛丼……か」

 THE早く出てきて食べられる料理。
 完全に効率思考であった。

照月奏詩 > 「まぁ、帰る道で何か探すか」

 座っていても仕方ない。ベンチから立ち上がると寮の方へと歩いていく。
 いつもと違って明るい光の中へ。
 だが彼の帰る先はあまり使われていなかった寮の暗い部屋であった。

ご案内:「商店街」から照月奏詩さんが去りました。