2021/10/22 のログ
ご案内:「商店街」に幣美奈穂さんが現れました。
■幣美奈穂 >
修学旅行を満喫しな美奈穂なのです。
3オトナ力ぐらいアップしたのではないでしょうか?
しかし修学旅行に行っても、次の日は学園は特に休みになりません。
学園は平常運転ですし、行かない方は普通に授業を受けているのですから。
単位制なので休みたければ勝手に休め、ということなのでしょう。
もちろん、われらが美奈穂は休んだりしません。
一泊二日でしたし。
というので、いつも通りに授業を受けて、お昼ご飯をお友達と食べ。
更に、他に行けそうな修学旅行がまだあるか掲示板を確認。
きょうび、パソコンやスマホで確認できるうえ、申し込みも出来ますが。
残念ながらそれらは美奈穂はありません。
ですので、学内の掲示板頼りです。
前日の窓口手続きでもOKな修学旅行を探します。
――よく探すと、結構あります。
特に探索系や体験系やお薬の治験とか。
でもこれらは違います。美奈穂はわきゃわきゃしたのがいいのです。
というので、来週早々の北に行くプランを見つけました!
これにしましょうと手続きをしてましたら、1時前。
急いで風紀委員会に向かいます。
お昼から風紀委員活動です。
お仕事頑張らねば!
と気合を入れる美奈穂です。
先に、受付と総務部のお姉様に修学旅行土産の栗饅頭をお渡しします。
それから今日のお仕事なにかしら、と探します。
やっぱり今ははろうぃんの巡回ですね!
風紀委員らしいお仕事です。
うむうむ、今日のお仕事はこれにしますっ!
と、ハロウィンでトラブルがないかの巡回任務です。
今日の業務内容を書いて提出し、行ってきますとお出かけです。
■幣美奈穂 >
実際を言うと、風紀委員の制服も腕章も付けてない美奈穂です。
自分から言わなければ、知っている人しか風紀委員と判って貰えない。
いえ、言っても判って貰えない時はままありますけれど。
今日も今日とて巡回です。
「あっ! 悪戯したらだめですわよ?」
さっそく『悪戯する』と聞こえたので注意です。
馴染の商店街通りです。
まっすぐ南にこのアーケードを歩いていけば、自分のお家があるビルにつきます。
だから、往復するだけですが。
あら、聞かれちゃった?
と笑いながら謝られ、頭を撫でられてクッキーの入った袋をくださいました。
ありがとうございます。ぺこりっ。
わざわざ名前を呼ばれて見送られます。
おててを振ってお返事です。
――わざわざ、名前を大きな声で呼ばれたのは。
他の仮装している人たちに聞こえるようになのですが、美奈穂は判っていません。
そう、夢を壊さないために。
声が聞こえた方々、美奈穂が通り過ぎるまで「お菓子くれなきゃ悪戯するぞ」とか日本語で言わない様にします。
「トリーッアっトリーッ」とぼかしてはいいますけど。
大丈夫です、それぐらいで美奈穂は判らなくなるのですから。
あと、わざわざ大きな声で挨拶します。
他の方々に聞こえるように。
「今日は鳥が安いのかしら?
でもお肉の日ではないですわよね?」
きょろきょろっ。
毎日通る道です。ここらへんだと唐揚げ屋さんぐらいしか思い当たるところはありません。
■幣美奈穂 >
うーん、鳩が勝負を挑んでくるのはもっと夕方になってからですし。
もしかして駝鳥さんがまた現れたのでしょうか?
彼らは常世島を幅広く動いているので、いつやってくるか判りません。
警戒が必要かもしれません。
横丁なども覗いてみる美奈穂です。
「こんにちわー。
何か困ったことやトラブルありませんか?」
はろうぃんの怪異が何かしているかもしれません。
お店の方にお声をかけまして、聞き取りと注意喚起です。
――チョコの詰め合わせを頂きました。
ありがとうございます。
お礼をきちんとできる美奈穂です。
チョコをリュックに入れて、さらに進むのです。
顔なじみな方も多いので、沢山声を掛けられます。
■幣美奈穂 >
「あっ!」
長い商店街なので、その途中で何度も車道が通ります。
赤信号なので止まっていたら、向こう側の方が、車が来てないからと渡ろうと!
慌てて、首から下げたホイッスルぴっぴっー。
「いけませんっ!、危ないすわっ!
車が飛び出してくるかもしれませんっ!」
どうも感じは、怪異さんです。
常世島に初めて来た方でしょうか?
お顔の前で指を揃えた手を立ててぺこぺここち。
青信号になれば、こっちに来たのを待ってお声を掛けます。
めんごめんと、と。
どうやら、関西からお越しの怪異さんのようです。
あっ、狐さんの妖怪さんですか。
わたくし、風紀委員の幣と申します。
先日の出雲の際に、お友達とあって一緒に常世島にきて観光してる最中とのこと。
「あの、お稲荷様でも常世島にお越しになられたなら、祭祀局にご連絡頂きたいのです・・」
お手間でしょうがと思いつつお願いをします。
すぐに帰られるとしても、神位をお持ちですので何かあった際には・・。
ぴこぴこな電話で連絡もできますから、と。
手帳から番号やアルファベットが並んだ数字を見せます。
電話でなくてもなんかできるそうです!
特にお急ぎではないとのことなので、近くにありましたお茶屋さん、というかカフェに。
自分の分は、と言いましたが、結局キウイスムージーとモンブランケーキのセットを買ってくださいます。
ありがとうございます。
■幣美奈穂 >
お席を取り、座って美奈穂の手帳を見ながら番号を掛ける白蔵主様の眷属様。
『俺や俺や、俺なんやけど。
あんな、来月こっちから一緒に行こうと思うてんねん。
やからこっちにいるって、祭祀局やったっけ?
あんたんとこでちょちょいとやっといたってや』
・・何をお話ししているのでしょうか?
よく判らない美奈穂です。
ですが、それで通じるそうです。
流石神位をお持ちの方です!
「えと、関東とか常世島ですと。赤信号で渡ったらダメなのです」
はむりはむり、くぴくぴっ。
頂きながら、一区切り事でお話です。
なんと!?
大阪では『赤信号、みんなで渡れば怖くない』『赤信号、車が来なけりゃ青信号』
という常識があるそうです!
なんともびっくりです!
「ここは常世島なので、赤信号では停まってくださいませ。
それに道路渡る時は、右見て、左見て、右見て、さらに左見てから渡るのです」
常世島のルールを守っていただくようにお願いするのです。
■幣美奈穂 >
信じちゃう美奈穂なのです。
ですが、言えばまたケーキとスムージー、あむあむくぴくぴっ。
とても美味しそうなのです。
他にも、ルールや入ってはいけない場所などをお教えです。
宗教施設群とかですと、大小の神域の群雄割拠でバランスが保たれてますし。
ですが、お稲荷様系統と仲のいい神様も色々おられます。
嫌っている神様もおられますけど。
というので、知っているだけ眷属様にお伝えです。
あと、美奈穂が知っている観光名所も。
「判らない事がありましたら、祭祀局の方か、風紀委員会の方でも大丈夫ですので。
ご連絡いただければ対応いたします」
ぺこりっ。
あとごちそうさまでした。
お店を出ると、小さいのにしっかりしてるんやんぁ、と撫でられ。
飴ちゃんいるかいな?、と飴玉を幾つか頂きました。
ありがとうございます。
そのまま北にぶらりといく眷属様を見送りまして。
美奈穂は巡回の続きと、南に行くのでした。
ご案内:「商店街」から幣美奈穂さんが去りました。