2022/02/16 のログ
■フィール > 「…聞いてるだけでなんだか難しそうですねぇ。フィーナもそろそろ隔離区域から出られそうって聞きましたし、彼女の意見とかも聞きたいですねぇ」
もしかしたらこの世界の常識とフィーナが居た世界の常識は違うかも知れない。
その違いに関して考察するのも面白いかも知れない。
「あー、好みに合わせて、かぁ。それは確かに手作りならではですね。まぁでも最初は惣菜と一緒に合わせてが良さそうですね。慣れない作業が多いですし、最初は一品からやってみようかな、とは考えてます」
一品だけ作ってあとは惣菜、という手は時短でよく使われる手だが、料理を始める際にも使える手段だ。一つの料理に集中できるから、失敗を少なく出来るというメリットが有る。
薫と一緒にチョコレートを物色。
チョコレートを作る上で調べた時にお勧めされた物を見つけて、手に取る。
それは、ある企業が作った板チョコだ。
板チョコにしては珍しくカカオバターとミルク以外の油脂を使っていないチョコなのだそうだ。
「薫はそれにします?」
■黛 薫 >
「フィーナくらぃ知識があると逆に文章題とか
迷ぃそーよな。アレ既定文字数内に収めんの
地味に面倒なんだわ」
同じ理由で苦労したと思しき観点。
授業を受けていたならテスト問題も習った範囲から
出ているはず、という絞り込みが出来るのだが……
出題範囲外まで知識を付けていると逆にどこまで
書けば点が貰えるのか分からなくなったりする。
「細かぃ作業じゃなきゃあーしも手伝うよ。
こっち来る前の話だけぉ、小学校レベルの
家庭科ならいちお経験あっからさ」
料理自体の失敗より、手を溶かすなどのミスで
フィールが痛い目に遭わないようにという意図。
「ん。フィールは板チョコか。じゃコレ買ったら
あとは帰るかな。他にやり残したコトないよな?」
■フィール > 「あぁ…そういう面の問題もありますか。魔術は色々関連事項がありますから書き出すと止まらなさそうですね…」
これについては経験がある。
薫の魔術素養を取り戻す際に色々学んだ時に経験した。
必要な点をいくつか上げるとそれに引きずられて学ぶべき物が沢山出てくる。
問に対しての答えは必要な点だけでいいのだが、それを裏付ける為に沢山の関連事項が必要になる。
そこまで考えると規定文字数内に収めるのはとても難しいだろう。
「じゃあ、なにか不味い事をしてたら教えてほしいですかね。その、経験が無いもので」
この点に関しては薫に一日の長があるだろう。どんぐりの背比べではあるが。
「えぇ。これ買ったら帰りましょうか」
そう言って薫のアソートも買い物かごに入れて、レジへと並ぶ。
買ったものを買い物袋に入れ、店を出る。
他になにかやることがなければこのまま帰路へと着くだろう。
ご案内:「商店街」から黛 薫さんが去りました。
ご案内:「商店街」からフィールさんが去りました。