2022/12/03 のログ
ご案内:「商店街」に雪景勇成さんが現れました。
雪景勇成 > 時刻は平日の夕方――そろそろ夜に差し掛かろうか、というそんな時間帯。
今日は風紀の仕事は非番で、学園に居残るような用向きも無ければ個人的な私用も無い。
普段ならば、だらだら寄り道なんぞしつつ歓楽街にあるアパートにでも戻る所だが…。

「…そういや、商店街の方は何だかんだであまり足を運んだ事無かったな…。」

何処か庶民的な――実際、学生達だけでなく地元住民の姿が多い場所だ。
学生達や、常世渋谷みたいな流行の最先端の賑わいとは違う、何処か懐かしい賑わい。

(…っつっても、二級学生上がりの俺にゃこれは普通に新鮮な感覚なんだが。)

流石に、ここで歩き煙草をすると面倒な事になりそうなので一応は自重しつつ。
丁度、夕飯の買出しの時間と被ったのか、中々の込み具合の場所もあるが器用に抜けていく。

雪景勇成 > 途中、気が向いた店を覗いてみたり、店先で売っていたメンチカツやコロッケを威勢のいいおばちゃんの勢いに負けて買ってみたり。
まぁ、それなりに悪くないと満喫はしているようで。買い食いならぬ歩き食いをしつつ。

「…ん、結構美味いな…あのおばちゃんの謳い文句も嘘でもねぇって事か。」

何か、商店街一、いや常世島一揚げ物には自信があるらしいが、この味ならまぁ納得もする。
自分の舌が肥えて居ないだけかもしれないが、実際に美味いのは確かだ。

途中、自販機で喉が渇くので適当にホットな飲み物を購入しつつ歩き食い。
行儀がどうの、と注意する輩も居ないので気儘なものだ。気が付けば、購入したコロッケやメンチカツも平らげてしまっていた。

「…ごちそうさん…と。またリピートしてもいいかもしれねぇな…。」

商店街、今まで殆ど足を運んだ事は無かったが、まだまだ隠れた美味い物はありそうだ。

雪景勇成 > そのまま、時々は寄り道をしつつも商店街を一通り満喫すれば、家の或る歓楽街へと足を運ぶ。
ご案内:「商店街」から雪景勇成さんが去りました。