2020/06/30 のログ
水無月 斬鬼丸 > できればスッと終わって次に赴きたいところではあるのだが…
未知の楽しさにとらわれてなかなか席を立つことが出来ずにいた。
結局は楽しいのだ。
3D対戦シミュレーションというか
持ってるカードとそれを活かせる戦略性がもとめられるもので
なかなかに奥が深いというか。

「……(それに…)」

初めて引いたレアカードのモデル。
これがまたかわいい。
画面越しにハイタッチなんぞして楽しんでいるさまは流石に人にはお見せできるものではなかった。

ここのゲーセンはノーマークというものが少なからずいるせいか
連続プレイしても咎められない程度には席は空いていた。
いずれ混んでくるだろうから、今のうちにたっぷりと遊ばせてもらおう。

ご案内:「扶桑百貨店 商店街支店エリア/催事場エリア(1~3F)」から水無月 斬鬼丸さんが去りました。
ご案内:「扶桑百貨店 元祖本格握り寿司専門店「常世鮨」(回転寿司エリアあり)」に富士 雅さんが現れました。
富士 雅 > 学校帰りに扶桑百貨店へと寄った男。
ついにこんな大型施設が本島に立ったかと驚いていた。
男の中での百貨店と言えば、いつもごった返しているイメージだが。
ここもそんな感じだ。 人、人、人…。

オープン後まもなくと言うこともあり、人に囲まれ思う様に店を見ることも出来ない。
結局、男は小腹が空いたので「常世鮨」と呼ばれる店の回転寿司コーナーへと座った。
一人なので当然カウンター席である。

目の前の機械で自分でお茶を淹れる。ティーパックを湯飲みに入れてお湯を注ぐだけなのでこれは簡単。
問題がこの後だ。寿司と言えば赤だしと思っている男は注文用の端末を手にする。

「最近の回転ずしってのは機械で注文するのか。
紙に書くのかと思ってた。」

機械に疎い男は早くもフリーズする。

ご案内:「扶桑百貨店 元祖本格握り寿司専門店「常世鮨」(回転寿司エリアあり)」から富士 雅さんが去りました。
ご案内:「扶桑百貨店 元祖本格握り寿司専門店「常世鮨」(回転寿司エリアあり)」に富士 雅さんが現れました。
富士 雅 > 近くを通った店員に2,3教えられることで漸く端末を触れることに。
常世鮨は大変メニューが豊富だ。魚種もさることながら、炙りなどひと手間加えたメニューもある。

「で、赤出しはどこだ?」

男が見ているのは握りのページ。他に軍艦やその他と言ったページがあるのだが。
端末を隅から隅まで見ることで漸く「その他」の表示を発見。
人差し指で押すことで目的のページへ。

「なんだ、随分と大変だな。」

富士 雅 > 「ああ、これか。」

漸く赤だしを発見し、指で押す。
注文数を確認し、注文へ。
どうやら、通常のレーンの上に注文用のレーンがあるようで。
何も流れていないレーン上を新幹線や列車が行き交う。当然、他のお客が注文した品を載せて。

「おお、懐かしいな。」

これを見ると回転ずしにきた気分になるので、男はわくわくしていた。

富士 雅 > 男の元にも黒塗りのSLがやってくる。
蒸気は出さないものの、到着時は独特の汽笛が鳴った。
後方に赤だしの入ったお椀が乗っている。

「おお、手が込んでいるな。」

男が赤だしを受けると、汽車は汽笛を鳴らして帰っていく。
その後、寿司を数貫頂き。
はじめての扶桑百貨店は楽しかった。

ご案内:「扶桑百貨店 元祖本格握り寿司専門店「常世鮨」(回転寿司エリアあり)」から富士 雅さんが去りました。
ご案内:「扶桑百貨店 異能・魔道具エリア(7・8F)」にラングさんが現れました。
ラング > 「こういう物もあるんですね」

扶桑百貨店、8階の魔道具エリアに並ぶ品を興味深そうに眺める。
元の世界にはなかった物が並ぶ空間はまさに宝が並んでいると言ってもいい。
ただ興味こそもちはするが手に入れたいと思うほどの物はなく眺めるだけ。
その眺めるも楽しい事ではあるので飽きる事はなく。

「こういう物も良いのですがこう…パッとするもの…。伝説の武器とか魔剣とか流石にないですか」

全てが珍しいと思えるがどうせなら特にレアものを求めてしまう。
コレクターの性ではあるがかなりの無茶を口にしている自覚はあり。
自分の言葉に困った笑みを浮かべ……何に使うか判らない魔道具を手にして。

ラング > 「それはそう使うのですか。ありがとうございます」

どう使うか判らなく、仕方がないと話を聞けば簡単に扱えるもの。
使い方が判ればそれでと魔道具を戻して別の場所へと移動し。

「この辺りは装飾品でしょうか」

先ほどとは毛色が違うものが並ぶ空間。
杖などが並んでいる事に元の世界を少し思い出しながら商品を眺めて歩く。

ラング > 装飾や杖を眺めて歩くがこの辺りはある意味見慣れたものばかり。
なので流し見して歩いては次の場所へと向かって行くのであるが…。

「こういう物もここなのですね」

ふと視界の隅にナイフなど、儀式に使う装飾が多い物を見つける。
コーナーが違う感じはするが店がここだと決めているのなら問題は無いと考え。
こう…趣味に合うような刃物でもないかと真剣にみつめて。

ラング > その後は気になったナイフを数本購入し、他の店も周り帰路へと…。
ご案内:「扶桑百貨店 異能・魔道具エリア(7・8F)」からラングさんが去りました。
ご案内:「扶桑百貨店 商店街支店エリア/催事場エリア(1~3F)」に早坂 さらりさんが現れました。
早坂 さらり > 人通りもそこそこな催事場エリア。
その真ん中で、大の字になって寝ている。
頬を膨らませて、道行く人の奇異の視線を浴びながら、
微動だにしない。

早坂 さらり > 一人の少女が心配そうに駆け寄ってきてしゃがみ込む。
大丈夫? と声を掛けると大の字に寝ころんだまま返事をする。

「いいですか。よく聞くのです女の子。
 これは『駄々』です。早坂、今それをこねている最中です」

訥々と、説得するように語り始める。
少女が「だだ?」と聞き返す。

「よく見ておくといいですよ。大人でも駄々をこねる時があるんです。
 大人でも、むしろ駄々をこねないといけないときがあるんです。
 駄々をこねないとやってらんねーときは、むしろ大人になってからの方が多いんです。
 例えば、
 催事場エリアで限定30名に高級マスクメロンが1000円で手に入る催しがあって、
 それが目の前で終了したとき、大人は駄々をこねていいんです」

大の字のまま、ぶすくれた顔で言う。リボンには風紀の文字。

ご案内:「扶桑百貨店 商店街支店エリア/催事場エリア(1~3F)」に閃 天兎さんが現れました。
閃 天兎 > 「...どこの子かは知りませんが、こんな人になってはいけませんよ。
これはダメな大人です。いや、これは大きな子供です
関わらない方がいいです」

ため息まじりに。
少女にほら、親御さんのところに帰りなさい、と親の方へと帰らせて。

百貨店が新しくオープンしたと聞いて、オープンセールも行われているそうなので教師としても裏としても使える物はないかと思い見に来たのですが...
まさか駄々をこねる生徒をみる羽目になるとは思わなかった。
しかも風紀委員会の生徒。
こんなのだから『己の風紀は守らないのか』とか書かれるんですよ。

「...何をしているんですか
風紀委員会なんだからもっとしっかりしてください
...それにそんな姿勢では下着が見えるかもしれませんよ」

リボンに「風紀」と書いてある少女に頭の方から見下ろしつつ。
ため息まじりに軽く叱って。
なお、頭の方から話しかけている様子からもわかると思うが別に下着は見えていない。

早坂 さらり > 「風紀委員でも駄々をこねたいときはあるんです!
 このために早坂一時間半もめちゃくちゃ暑いのに並んでたんですよ!
 そんだけしか用意してないんだったら整理券とかあるじゃん!!」

むくれた表情のまま駄々をこねる。
天兎の言う通り、両手両足をジタバタさせているのでスカートがひらひら舞っていた。
やがてすべてを諦めたような表情になってぐったりと横たわり。

「せんせー。あまとせんせぇー。
 早坂もうダメです。もう口の中もお腹の中も頭のなかも、メロン果汁で満たされてて、
 一歩も動けそうもないです……早坂だめです、パンツ見られてもいいくらいダメです。
 せんせー。せんせーせんせーせんせー、早坂がパンツ見られないために、
 何か奢ってくださいよー、そしたら頑張れますー。あっちにクレープ屋とかいろいろあったんでー」

相手が既知の教師であるのをいいことにうだうだ地面で言い始める。