2020/08/18 のログ
■藤巳陽菜 > そして尻尾をゆらゆらと揺らしながら「はぁ…」だの「ふぁぁ」だの意味のない感じのため息を吐いて…。
その数が2桁を超えた辺りでゆらりと身体を動かし手すりを頼りに湯船から上がる。
「あと、どれだけお風呂あるのかしら……。」
とりあえず次に入るのは決めている。
……そう、露天風呂だ。
外につながる扉を開けば夜とはいえ夏場は夏場思っていたより全然涼しくはない。
だが、高いところにあるだけあって良い風が吹いている。
そして、夕焼けが終わって空には星が見え始めている。
■藤巳陽菜 > 「はあ……最…高……。」
このままでは無限に風呂に入り続けてしまうのでは?キリがないのでは?
陽菜の中に一瞬浮かんだが関係ない。
ずっと…お風呂に入りたい。
「住める……。」
夏場とはいえ高い場所にあるここにはとてもいい風が吹く。
そんな風を受けながら結局陽菜がお風呂を出たのは施設の終了アナウンスが流れ始めた後の事だった。
ご案内:「扶桑百貨店 展望温泉「少名の湯」(13F)」から藤巳陽菜さんが去りました。