2020/09/30 のログ
藤巳陽菜 > 「……でも、なんか楽しそうで良かった。」

それだけ充実した毎日を送っているという事だろう。

自分はどうだろう?そこまで充実しているだろうか?
少し、考えてしまう。

「大丈夫?飛鷹さん…だっけ?今日はいないの?二人のお邪魔にならない?」

以前に彼女の家に訪れた時にもあった同居人の痕跡。
弟子とは言っていたが恋人関係だと陽菜はにらんでいる。
男女だもの…男女が同じ屋根の下で生活してるんだもの……そういう関係でないはずがない…!

あれからどれだけ進展しているのだろう?……わかれてたらどうしよう…気まずくなってしまう…。

柊真白 >  
「楽しそう? そうかな」

よくわからない。
楽しいのだろうか。

「ん、別にいいよ」

友人を呼んで不機嫌になるような心の狭い恋人でもない。
と言うか彼も歓迎してくれるだろうし。

「それに。陽菜が来て邪魔できるような関係でもないから」

唇に人差し指を当て、艶めかしい笑み。

藤巳陽菜 > 「じゃあ、遠慮なくお邪魔させてもらうわ。」

その彼とも前に話したことはあるが優しい風紀委員の先輩だった。
彼なら確かに歓迎してくれるだろう。

「もう!アツアツじゃない!大丈夫?逆に私が目の前でのろけられ続けたりしない?」

これが歳月!あれから時間流れたもの……。
もっと奥ゆかしいというか……じれったい感じの関係だったはずなのにそこまで言うレベルに進んでいる。

羨ましいという想いもあるが、友人が幸せそうなのは素直に嬉しい。

「まあ、でもただお肉を食べにいくっていうのもなんだしね…私の鍛えられた料理の腕前を折角だから見せてあげる。」

流石にこの白い少女には敵わなくても陽菜もまたかなりの頻度で自炊している。
以前とは違うところを見せられるだろう。

柊真白 >  
「ふふ。どうかな」

薄く笑ったまま。
彼女が料理を教わりに来た時はそうではなかったけど、今はそういう関係だ。
もしかしたら見せつけたくてイチャイチャしちゃうかもしれない。

「ん、それは楽しみ」

一緒に料理をするのもいい。
彼女に任せると言う選択肢はない。
これが彼女の家ならばそれもアリだが、自分の家の台所を完全に任せてしまうわけにはいかない。
そこは自分の城なのだから。

藤巳陽菜 > 「くっ…羨ましい!私もかっこいい彼氏欲しい!」

それこそこの身体をどうにかしないとどうしようもない事ではあるが…。
……言うだけならタダだ。

……ちなみに相手の候補はいない。

「前までの私と一緒とは思わない事ね!」

冗談っぽく言うがきっと一緒に作る事になるだろう。
前に料理を教えてもらった時のように。

そして、作るのは陽菜の最も得意な料理、肉じゃがだ。

「でも、そうと決まれば材料も買わないとね。」

そう言いながら高級というほどでもないけど普段よりちょっといいお肉を自分のカゴに入れて……。

柊真白 >  
「陽菜ならすぐに出来る」

なんせ肉じゃがを作れるのだから。
なんて冗談はともかく、性格も良いし、色々努力していたのも見ている。
見た目もこの島なら気にしない人は多いだろう。

「わかった、期待しておく」

それだけ豪語するのならば期待させてもらうことにしよう。
ちょっといいステーキ肉をカゴに入れ、野菜売り場に戻ろう。
付け合わせとソース用に色々買いたい。

藤巳陽菜 > 「……出会いがないのよ。」

学校とバイトばかりの日々。
普通の異性と出会う事があまりない。

ちなみに、この見た目が好きですとか言われてしまったらその時点で恐らく恋愛のの対象から外れるのでとても難しい。
この下半身を受けいれられて尚且つ、別に好きじゃないという高度な条件……。

……やはり身体を何とかするしかない。

「ふっふっふ、楽しみにしててね。」

……こうして、久しぶりに会った友人と今までと変わらずに会話できるのはとても嬉しい。
そうして材料を買い揃えていく。人参、じゃがいも、エシャロ……玉ねぎ。

柊真白 >  
「焦っても良くない。のんびりいこう」

そのうちきっと運命の相手と出会える。
出会えなくても自身の恋人は渡さないけれど。

そんなこんなで色々材料を買って、二人で我が家へ。
一緒に肉じゃがとステーキを作って、三人で食事にしよう。
いや、厳密にはもう一匹。
猫がきっと彼女の下半身に興味津々で、ことあるごとに揺れる尻尾に飛びついてくるかもしれない――

ご案内:「扶桑百貨店 地下食品市場(B1・2)」から柊真白さんが去りました。
藤巳陽菜 > 「……そうね。」

この身体も、そういうのも。
確かに自分はやっている、なら焦ってもどうしようもない。

ステーキと一緒に出てきた肉じゃが彼女の恋人は変な顔をするかもしれない。


その後は、のろけを尻目に猫と戯れて…

「もう私、彼氏よりも猫がいい!」

なんて自暴自棄気味に叫ぶ陽菜のすがたがあったとか

ご案内:「扶桑百貨店 地下食品市場(B1・2)」から藤巳陽菜さんが去りました。