2020/09/10 のログ
ご案内:「扶桑百貨店 異能・魔道具エリア(7・8F)」にセレネさんが現れました。
セレネ > 以前から気になっていた、異能や魔道具を販売しているエリア。
品物を買いに来ている種族も年齢も様々で、皆それぞれ気になる物を手にとっては見ている。

そんな中訪れたのは、アクセサリーが売っている場所。
ネックレスやペンダント、イヤリング、ピアス、ブレスレット、アンクレット、リング系統…等々。
普通のお洒落としても十二分に使えそうなアクセサリーが所狭しと並べられていた。
異能や魔術を制御したり、アクセサリーに内包されている属性の魔術を扱えるような類の物だったり。
此処に居るだけで一日潰せそうだと思いながらも、店内を歩いて回る。
ヒールの音が歩く度コツコツと響く。

セレネ > ペンダントやピアスは今付けているこれが気に入っているし、今の所はこれ以外の物をつける気はない。
ブレスレットも父から誕生日プレゼントとしてもらったものがあるし…なんて眺めながら試案を巡らせる。

そうなれば、リングが一番お洒落としてつけやすいかもしれない。
アンクレットも悪くはないが、基本足元まで隠すような長さのワンピースを着ているから見えないだろうし。
……いや、ふとした時にチラリと見えるアクセサリーも悪くはないのか…?

いやいや、それなら普通の物で良い訳で。
実用を考えるのならやはり手につける物が良いだろうと、指輪を置いている所へ向かう。
此処も他と同じように、様々な特性を持った指輪が並んでいた。

「…へぇ、指輪が武器に変化する…?」

武器を持ち歩くよりスマートに!ウェポンリング!と謳っている宣伝文句が掲げられた指輪達。
少し気になったので目の前で立ち止まり、眺めてみる。

セレネ > 見れば、リングを付けたまま手を振れば剣に変化する代物だったり
手頃なナイフに変化する物だったり。
メリケンサックや籠手、飛び道具にも変化する物もあるらしい。

「…でも、私使わないしなぁ…。」

武器を扱うような組織にも所属していないし、危険な場所に行く事も少ない。
普段仲良くしている人物らも、そういったものにはほぼ無縁といった立ち位置だから猶更か。
しかし、手軽に持ち運べる武器というのは嵩張らなさそうで良さそうだとは思う。
暫し眺めた後、魔術類のリングへと足を向けて。

ご案内:「扶桑百貨店 異能・魔道具エリア(7・8F)」に阿須賀 冬織さんが現れました。
阿須賀 冬織 > 異能の補助に使えるものを探しに百貨店のこのフロアを訪れた。
最初はきちんとそれを探していたのだが、少し気になるものを見つけてはそっちの方に寄っていき……
それを続けているうちに気付けば異能から魔術のエリアへと。

「へー、嵌めると決められた魔術が使える指輪ねえ。見た感じ綺麗なだけの普通の指輪なんだけどなあ。
……んー、こっちはなんだろ。」

なんて、不用心にも置かれているものを手に取ったりしながら興味津々に眺める。
本来の目的は完全に忘れている様子だ。

セレネ > 手軽なものではあれど、魔力を充分に充填してやれば壊れるまで魔術が行使出来るとか。
本当かどうかは、己は未だ使用した事は無いので定かではないけれど。

どの属性にしようか悩みながら歩いて居れば、ふと視界に映った金髪の人。
彼も気になる物を探しにやってきたのだろうか。
指輪を手に取り吟味しているように見える。

「貴方も何かお探し物ですか?」

なんて、緩く首を傾げて声を掛けてみよう。

阿須賀 冬織 > 「んあ!? っとと、危ねぇ。これ落として壊したらやべーよな。……えっとで、俺?
……あー、探し物ってかこう、面白そうな物辿ってたら気が付いたらここに……。」

声をかけられるとは思ってなかったので驚いて手に持っていたものを落としそうになる。
……チラッと表示されてる値段を確認したがまあ少なくとも一般学生にとって安いものではなさそうだ。
心なしかさっきよりも丁寧に持ちながら指輪を元の位置に置いて声の方へと振り向く。
その先には月白髪に青い目の少女が立っていた。

「あー、ここの商品に用ある感じ? 俺はまあさっき言ったように眺めてただけだから、見るならどうぞ。」

かけられた言葉からどうやら探し物があるようなのでそういって譲るようにショーケースから少し距離をとろうとする。

セレネ > 「あら、驚かせてしまってようで…申し訳ありません。
確かに此処は面白そうな物が沢山ありますからねぇ。」

危うく指輪を落としかけた相手。もう少し声の掛け方に気をつけるべきだったと反省しながら、頭を下げて謝罪する。
これで仮に指輪が破損したなら、己が責任を以て買い上げるつもりではあったが。
ゆっくりと頭を上げた後、申し訳なさそうに眉をハの字にしたまま

「え、えぇ。有難う御座います。」

相手は場所を譲ってくれた。彼が先程まで立っていた場へ歩めば、立ち止まり。
どうしようかなぁと悩む。己が得意とする属性以外の物を買おうにも、値が張る物だから厳しい。
一つ、もしくは頑張って二つくらいなら買えるかも。
財布と相談しなければ…と腕を胸の下で組んで考え込んでしまい。

阿須賀 冬織 > 「いやまあ勝手に驚いたのはこっちだし。
……そうそう! 本当見てるだけで全然飽きないよなここ。」

なんだか気を遣わせてしまったようなので気にしてないことを伝える。

「ちなみに、買おうとしてるのどんなのか聞いたりしてもいいか?」

気になったので選んでいる姿をぼーっと見ていたが、悩んだのか腕を組んで考え込んでいるようだ。
少し様子を見てから、純粋に興味があったので聞いてみる。
本来の目的はまあ別に後でもいいからいいや。

セレネ > 「一日見てても飽きないくらい豊富ですよね。
流石2フロア分といった所でしょうか。」

相手が気にしていないのなら、己も気にし過ぎないようにする。
でも今後他者に声を掛ける場合は少し意識をした方が良いなと反省を内心。

「属性はあまり拘りはなくって、でも扱いやすいものが良いなぁとか思ってまして。
…雷属性なら、威力もありますし速度もありそうですねぇ。
どう思います?」

相手がまさか、電気系の異能持ちとは知らず。
ただ単に意見をもらうつもりで、彼へと蒼を向けた。