2021/10/14 のログ
ご案内:「扶桑百貨店 展望温泉「少名の湯」(13F)」にマルレーネさんが現れました。
マルレーネ > さらさらさら、と穏やかに流れる湯の音。ゆらりゆらりと揺れる湯気。
その環境のど真ん中に金髪の女性とあれば、画になるといえばならなくもないはずだが。

「……あーーー。」

デッキブラシを持った白シャツ一枚ハーフパンツの女性。
更に髪の毛をバンダナで巻いてまとめて、バッチリ掃除スタイルの完成である。

「……終わったらお風呂にゆっくり入れるってことを楽しみに、がんばりますかー。」

おー、と手をあげて、お湯を抜いた浴槽をがしごしと洗い始めるシスター。
今シスタ―要素無いけど。

ここが男湯か女湯か、それは良く分からない。清掃中の看板は一応立てては置いたけど。

マルレーネ > このお風呂を経営している偉い人と、お世話になっている教会の偉い人が仲が良いらしく。
アルバイトという名前の労働力として「希望者を募る」されたのである。

「いやまあ、こういうのはいいんですけどね。単純労働は得意な方ですし。」

ごっしごし、と、デッキブラシを操りながら。
それなりに長身で、それなりに豊満な女性一人のお掃除である。

最初は女湯だけって言われていたのだけれど、最終的に全部になった。まあ、これはよくあることだ。


「………窓とかはともかく、とりあえず浴槽だけでもやっちゃわないと………。」

がしがし、ごしごし。

マルレーネ > 「ほんと、早く終わらせないと……」
男湯開放時間まで、あと45分。

彼女の戦いは続く。

ご案内:「扶桑百貨店 展望温泉「少名の湯」(13F)」からマルレーネさんが去りました。