2022/08/11 のログ
蘇芳那由他 > 「…うん、とりあえず今日は保留って事で…。」

目に留まる物は結局無かったようで、小さく吐息を零してから辺りを見渡す。
それからエリア内にある時計に視線を向ければ、もう中々に良い時間帯だ。
そういえば腹も減ってきた…記憶が無くても人間、お腹は普通に減るものだ。

「…帰りにコンビニにでも寄ってこうかなぁ…。」

寮の自室の冷蔵庫の中身はほぼ空っぽになっていた気がする。
料理は正直。出来ない事は無いが得意でもない。…洗濯物も取り込んでおかなければ。
さて、そうと決まれば引き上げだ。相変わらずの茫洋とした表情のまま、百貨店を一人後にするだろう。

ご案内:「扶桑百貨店 異能・魔道具エリア(7・8F)」から蘇芳那由他さんが去りました。