2022/10/25 のログ
ご案内:「扶桑百貨店 ファッションエリア(4~6F)」にセレネさんが現れました。
セレネ > ハロウィンも近いという事もあり、店に並ぶ服は様々なコスプレ衣装が多く見える。
普通の可愛い衣装から、なかなかに際どい衣装まで。
まさに選り取り見取り、だが。

『……んー。』

今年の仮装はどうしよう、誰とやろうか。
誰に見せようか。
…新作の秋冬ファッション服を買いに来たつもりだったが、
思わず足を止めてしまった。
とはいえ、日常的に着ない物をあまり溜め込むのもクローゼットを圧迫してしまう。
一人部屋とはいえ、ワンルームだからそこまで広くはない。

蒼がそれぞれのコスプレ衣装へ移る。
悪魔に吸血鬼、ウィッチや白いお化けにマミー等の定番から、
メイド服にナース服、何かのゲームやアニメのキャラの衣装。
着てみようとは思わないが、眺めているだけでも面白いものだと思う。

セレネ > 友人同士でのコスプレは去年やったが、結局あれ以来一度も着ていない。
…というか、主に胸元がキツかったのが大きな要因ではあるのだけれど。
恋人同士のハロウィンも、
彼はそもそも服を着替えるという事が体質的に厳しいから仕方ないが。

『…今年は買わなくても良い、かなぁ…。』

仮装して外を歩く訳ではないし、今年はいつも通りで良いかと蒼を外して。

『――あら、アクセサリーの新作も出てたのね。』

蒼に入ったのはブランドアクセサリーの新作デザイン。
煌びやかな装飾品は、どれもこれも心惹かれてしまう。
其方へと歩いて、ショーケース内に収められているそれらを楽しそうに眺めた。

セレネ > 『…でも今買っちゃうと、服を買うお金が無くなっちゃうわね…。
惜しいけど仕方ない、か。』

購買欲を必死に留め、本来の目的を思い出す。
そう、今回は服を買いに来たのだから装飾品はまた今度だ。
仕方ない。仕方ない。

自身にそう言い聞かせながら、レディース服売り場まで戻るのだった――。

ご案内:「扶桑百貨店 ファッションエリア(4~6F)」からセレネさんが去りました。