2020/06/12 のログ
ご案内:「古書店街「瀛洲」」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
水無月 斬鬼丸 > 古書店街の路地を曲がった道。
そこに場違いな影一つ。
みため書などに関心がなさそうな学生だ。
実際、古い文学書や魔導書、学術書に用があるわけじゃない。
単純に気になる漫画を買いに来た。
それだけだ。

ただ、少し古い上にマイナー。
普通の書店では扱ってなかったためここまで足を運んだのだ。
だが、このあたりでも…全5巻。揃ってる場所がみつからない。

水無月 斬鬼丸 > 1~3巻は見つかった。でも4巻5巻が見つからない。
なので、まだ買っていない。
一気にセットで買ったらもしかして安くなんないかなという淡い期待があるのだ。
だが、みあたらない。
しかたがないので3巻までだけでも買って帰ろうか?

いや、もう少し粘ろう。
太陽が落ち始めるまではまだ時間があるはずだ。
小さな書店を覗いてみたり。
そしてうなだれてでてきたり。

ほしいと思ったものは結構見つからないものである。

水無月 斬鬼丸 > 古書店が立ち並ぶといった空気のせいか
明るく華やか…とはさすがにいかない。
どちらかと言えば、薄暗く陰気。
かといって、ヤバそうな奴らが屯しているわけではない…
そういう性質を持つためかやや居心地がいい。
こういうところにひっそりとゲーセンでもあれば最高なのだが…

何軒目かの古書店に入って棚を見上げる。
はずれ…というか、コミックが一冊もおいてない店だ。
店主が訝しげに場違いな客である自分を睨んでいる。
そんな睨まんでも出ていきますよ。

水無月 斬鬼丸 > 路地はまだいくらでもあるが、流石に全部回るのは手間だし
そもそも一日でこのあたりの書店を探るなど不可能。
こんどSNSかなんかで探してみようかな。
ネットショッピングだと逆に割高だったりするので避けたいが。

「はぁ…」

しかたがない、今日のところは引き下がろう。
一旦下調べがひつようだ。
1~3巻まであったということは、幻ではないのだから。

ご案内:「古書店街「瀛洲」」から水無月 斬鬼丸さんが去りました。