2022/07/30 のログ
ご案内:「古書店街「瀛洲」」にセレネさんが現れました。
セレネ > 古書店街にあるカフェテラス。屋内の席の一つに座る月色。
いくつか本を買った後あまりの暑さと強い日差しに耐えられず少し休息を入れようと赴いた場。
時刻は昼を少し過ぎた時刻ではあるが、それでも人はやや多い。
夏休みに入ったからだろうか、なんて思いつつも
冷たいアイスティーとケーキを口に運び小さく息を吐く。

『年々暑くなってる気がするのは気のせいかしら…。』

去年の暑さなんてもう忘れてしまったし、
そもそも暑さが苦手な己にとっては然して違いは分からないが。
バテ気味…いや、夏バテしているのは否めない。
スマホを片手で弄り、SNSやインスタ等を見ながら静かに時間を過ごすとしよう。

ご案内:「古書店街「瀛洲」」に霧島 孝介さんが現れました。
霧島 孝介 > 今年は梅雨明けが早かったからか、例年に比べて酷暑が続く。
夏の風物詩である蚊も流石の暑さに人間の血を吸う気力も起きないらしい。
そんな中自分はクーラーの利いた部屋でずっと過ごしていたからか
外に出る用事の時はより一層、暑さを感じていた

「人が死ぬ暑さだよこれ…」

額の汗をハンカチで拭いながら、カフェに入る。
こういうカフェに一人で入るのは未だに気が引けるが仕方ない。
死ぬよりはマシだ、と店内に効いた冷房に当たり飲み物を注文する。

コーラを注文し、適当に休憩しようとしたら見慣れた月白色の髪を目にする

「よっ、久しぶり」

ひょいっと彼女の視界に入るように半身を乗り出す。
一応、自分的には仲良いと思ってる相手だからか、スムーズに声掛けができた。

セレネ > 月色とふわりと漂うローズの香りは目立つだろう。
ポチポチ、スマホを操作して気を抜いていた所。
ふと視界に入って来た人物に蒼を軽く見開いて驚く表情を見せた。

「――あら、お久し振りです霧島さん。」

黒髪に、黒縁メガネ。友人である一人だ。
出会った頃はおどおどとやや挙動不審気味だった彼だが、
そんな事など面影もないくらい積極的になった気がする。
尤も、己が何度も話した事がある相手だったから、という可能性もあるかもしれないが。

「こんな所で会うなんて、奇遇ですね?」

己の向かい席は空いている。座るのならどうぞと微笑んで片手で指し示そう。

霧島 孝介 > 基本的にこの島の人物の顔面偏差値は高い。
眼前の女性の造形の良さはトップクラスだろう。
そりゃもう目立ちますよ。何か高級そうな香水の匂いが漂ってますし

「あぁ、ごめんよ。失礼」

声を掛けた瞬間に、『もしかして一人で休憩したい時間だったか』と不安になったが
彼女の反応的に杞憂だったようで安心して笑顔になる。
向かいの席を示されれば、そちらに座って、テーブルに自分の注文したコーラを置く。

「確かに!セレネさんは兎も角、俺はあんまりここら辺来ないからなぁ~」

知り合い、特に友達には元々積極的に話しかけるタイプではある。
そもそも友達が少なかったのが挙動不審の原因だ。
こういうオシャレな所は自分には合わない、という意識も、もしかしたらそれを助長しているのだろう。

セレネ > 己が纏うローズの香りは己が人の類ではない証でもあるが、
口に出さなければ香水と思われよう。
其方の方が楽であるから、わざわざ違うと告げる気もないけれど。

「いいえ、少し驚いただけですから。」

沢山ある古書店街のカフェテリア。
その中の一つを選んで、見知った友人と会う確率は決して高くはなかろう。
だからこそ驚いたのだと謝る相手に緩く首を横に振り。

「この時期特に暑いですし、猶更外に出たくはないですからね…。」

己は基本、日差しや紫外線に弱いのもあって活動するのは夜が多い。
こうして陽がある時に外に出るのも偶に…ではあるのだが。
今回こうして久し振りな友人に会えたのだから、決して無駄ではなかったのだろう。

「そういえば、貴方はどうして此処に?」

古書店街であるから、やはり古本が目当てなのだろうかと。
向かいの席に座る相手に問いかけた。

霧島 孝介 > 「あはは、なら良かった」

自分の方も彼女の姿を見かけ、最初は驚いた。
ここの周辺には本屋もカフェも多い。
そんな中で出会うのはかなり珍しいだろう。

「本当にそうだよね…普段、クーラーの掛かってる部屋に引きこもってるから
 この暑さは堪えるよ」

こっちは日差しや紫外線に弱い、なんてことはなく、基本的に夜型。
暑いのも寒いのも苦手だからエアコンは必需品だ。
そんな引きこもるのが好きな自分が何故こんな暑いなか外に出たかというと…

「なんだろ、ゲームの攻略本?」

一応、古本と言えば古本なのだろうか。
レトロゲーム…と言っても自分が子供世代のものだが
その攻略本を買いに来たのだ。

実は古いゲームって以外とネットで探しても攻略wikiが無かったりするのだ。