2019/02/18 のログ
ご案内:「常世公園」にレンタロウさんが現れました。
レンタロウ > ずぞぞぞぞぞ………

夜の公園のベンチに腰掛けて、コンビニで買ったカップ麺を啜る男。
寮生活なので、一応飯は出るのだがときたまにこうやって買ったものを外で食べて済ませることがあった。

「寮の飯も美味いのだが、やはりたまには違う味も愉しまなければな。」

どんな美味いものでも、食べ続けていると有難みが薄れてしまうというもの。
なので、数日に一度のコンビニ飯はある意味で舌に寮のご飯の有難みを思い出させているのだった。

レンタロウ > ちなみに自分が座っている直ぐ隣にはコンビニのホットフードが幾つも入っていたりする。
寒い時期故に、温かい食べ物の魅力には抗いにくいのだった。

「…しかし、気に入った味とはいえ何度も食べているとな。
 今度は…食べたことのない奴にしてみるべきか。」

カップ麺の半分を啜り、良く噛んで飲み込んだ後に呟く。
たまにとはいえ、毎回同じ味というのも面白味に欠けるというもの。
普段なら見向きもしない味に挑戦してみるかなどと考えて。

レンタロウ > 「ふぅ、美味かった。」

普通なら捨てるだろうスープも飲み干して、空になった容器を隣へと置く。
そして、コンビニ袋の中へと手を突っ込むとホットフードの入った紙袋を取り出す。

「…うむ、有る程度冷めても美味いものは美味いな。」

コンビニのホットフード…その中でもお気に入りの一つがフライドチキンだった。
流石に冷めてしまっているが、中はまだ温かさが残る。
きつね色の衣と中の鶏肉の食感に、ご満悦といった表情になる。

レンタロウ > 「うむ、腹一杯になった!とても満足できたな!」

コンビニの袋へとゴミを入れて一纏めにする。分別は寮に戻った時にするつもりだった。
ベンチから立ち上がると、口元の食べかすを指で払い落す。
一杯になった腹を撫でて、大きく息を吐きだした。

「よし、寮に戻るとするか!」

袋を持って、公園を後にするのだった。

ご案内:「常世公園」からレンタロウさんが去りました。