2019/05/13 のログ
ご案内:「常世公園」にアイノさんが現れました。
アイノ > ホットパンツ的なジーンズとチューブトップのみという刺激的な格好をした白い肌の少女。
トレードマークになった金髪のツインテールを靡かせながら、公園を疾走する。

壊れていたフローターボードが直ってきたので、今日はその試運転である。
ちなみに、いい子はこの手の遊具を遊ぶときは肘当て膝当てヘルメットは必ずつけよう。

彼女は悪い子なのでつけないが。

「……よ、っとっ!」

階段をそのまま飛び降りるように滑り降りて、ぐわん、っと強くカーブをかけて道を曲がる。
感覚的にはほとんど変わっていない。

アイノ > 実際、咄嗟に自分の身体と地面の間に力場を張って、身体を受け止めるくらいは出来る。
だからといってつけないのは明確なルール違反ではある。

「……しっかり直ってるな。」

この型番のボードを直せる店は少なかったので心配だったが、腕は問題ないらしい。
ボードの前を踏み込んで一気にヘッドを沈めてから、その反動でぱん、っとジャンプして小さな柵を飛び越える。

手足のように扱いながら、人の少ない夕方の公園をゆるく疾走する。
ランニングくらいの速度。……修理明けに全力全開はまだ怖い。
っていうかここで全力は人とぶつかるのが怖い。

アイノ > 「何処だったら全力でぶっ飛ばせるかな………」

なんだかんだで、サーキットコースみたいなものはあまり見覚えが無いし。
訓練場なんかを借り切って、ただボードで遊ぶのもちょっと違う気がする。

「………砂浜とかかなぁ。
 まだ海水浴の客もいないだろうし。」

砂浜なら、まあこけても死ぬことは無かろう。
時間が合えば出向いて……。

「……水上ってある程度はいけるんだっけな。」

自分の愛機の機能を思い出しながら、ひょい、と柵を飛び越える。
ジャンプくらいなら当たり前にできるようになってきた。

アイノ > 「となると、水着がいるってことか。」

ピーン、と思い当たる。
プールにも行きたいし、水着を新調するのも悪くない。

「と、なると、どこかな。
 雑誌の人に聞いてみるかな……。」

ボードのかかと部分を強く踏みながら、その場でくるくると回転しつつ、思案に耽る。
器用な悩み方をしながら、ツインテールを渦のように回転させ続けて。
子供服のモデルとかを時折するからか、そのツテを思い出し、思い出し。

やっぱ、驚かせるようなのがいいよな、なんて彼女の悪戯心がうずくのであった。

ご案内:「常世公園」からアイノさんが去りました。