2019/05/18 のログ
■ジャム > (荒々しい言葉遣いであっても、行使する魔力が桁違いであっても携帯灰皿のエチケットは守る。相手のそんなところがすきであった)
うんっ!いいよ。おごってもらったものをすすめるのもマナー違反なのかもしれないけど……。この冷たくておいしいの、せんせにも楽しんでもらいたくて。
(奢ってもらったんだから飲み干すのも礼儀だろうか。少し迷いながらも、彼女だってこの熱さに多少は苦労しているはずで。奢った、もらった、大人、とか色々すっとばして与えることにする)
……あはっ!でしょうでしょう!
僕のもと居た世界じゃ、甘い飲み物があってもこんなに冷たくしてもらって売られてなかったよー。
――神峯せんせはもう、学校のおしごと終わって帰るとこかな?良かったらちょっと、木陰で僕とお散歩しない?
(普段は大人っぽい色気も仕草もたたえた相手が声を弾ませる様子に、自分もうれしくなって。
ひとここちつけば、公園の小道の散策に誘って)
■アキラ > (大味な性格をしてる癖に妙に細かい事を気にしたりするのは性分なのかもしれない。そんな事を思われてる事を女は露知らず、彼女の言葉を聞いてはまた笑みを漏らした。)
あたいは構わねェというか…気にした事もなかったけどなァ。お前さんのその気持ちだけで嬉しいと言うべきだったんだろうが…もう飲んじまったしな。
(彼女に返す言葉に含まれる理想と行動している現実が乖離しはじめてる。女はそんな事を思っては笑みに苦味が含まれるが、いずれにせよ気遣って貰えるだけで嬉しいものだ。左手で手放していた杖を持ち、缶にはまだ中身が残っている為に右手で彼女へと返すように差し出しただろう。)
やっぱり暑い時にゃ冷えた……いや、生徒の前で言う事じゃねェな。冷えてりゃ何でもうめェし。
まァこういうのは一度使っちまったら戻れねェよなぁ…。魔法とかで使えりゃいいんだがあたいは冷やす方はあんま得意じゃねぇしなぁ…。
(冷えたビールが一番、と喉元まででかけたがそんな事を言ったら無いとは思うが飲酒にはしるんじゃなかろうかと何故か不安に感じた。故に女は途中で言うのをやめたが、多分茶でもジュースでも暑くて喉が乾いてる時に頂ける冷えた飲料だと何でも美味しいだろうと言い訳がましい言葉を呟いた。散歩のお誘いに対しては了承の意で頷いてから彼女の後ろを付いていくように杖をつきながら歩みを進め始めるだろう。)
まァとりあえず今日の分は終わったしな。お前さんの方は用事とかは大丈夫なのかい?
■ジャム > 冷えた……?――あぁ!わかった。エールでしょう?お酒でしょう?ビールだビール!
それぐらいわかるよー。冒険者の人たち、酒場で飲んでたもの。昼間っから!
(途中でつぐまれる形のいい唇。生徒が飲酒に走らないようにとせっかく気遣ってくれたのもあんまり考えず、再び思い浮かべるのはこの世界に門を通ってくる前の話。こうやって飲むんだよね、とばかりにジョッキ大を片手に持ってぐびぐびぐびっと口元泡まみれにして飲み干す小芝居までして)
僕は学校から家に帰るとこだったし。カフェのバイトは今日無いし!
せっかく会えたんだから、もうちょっとお話してこ?
……僕のこと、杖だと思ってくれていいよー!一緒に歩幅合わせてあるこ?
(缶を飲み干してしまえば、分別箱にひょいと入れて。
自分の後ろから相手が杖つく様子を見ると、とことこ戻ってくる。彼女の右側に寄り、自分の頭なり肩なりに手を置いてもらって、自分は相手の杖を持って並んで歩こうと強請ってみせ)
夏みたいに毎日暑いよねー。
7月の海開きが待ち遠しいやー。
■アキラ > あー、言わねェでおこうと思ったのに…フフッ、妙にリアルなのがジワジワ来るな。
昼間っからあたいも酒が呑めるご身分になりてェなぁ、今の仕事じゃ絶対に無理だけどなァ。
(己の配慮は無駄、というよりは意味が無かったらしい。見た目に似つかわしくないリアルなものまねを見た時、女はまた笑ってしまった。だって本当に酒飲みのような飲みっぷりにしか見えなかったのだから__少なくとも飲酒の事に関して知っているのなら別に隠す必要も無いのだろうと思い、続く言葉については紛うことなく自分の本音を漏らした。己にとっては世界が違えば冒険者になっていたかもしれないと思って、どこか羨ましそうな表情を浮かべたことだろう。)
ふーん、そういえばお前さんはバイトしてたな…自立してるのは立派な事だ。あたいがお前さんくらいの歳はやんちゃ盛りだったからなァ、仕事しようなんて夢にも思わなかったな。
勿論あたいは構わねぇよ、無理してねェかなって思っただけだから。
___一緒に歩幅を合わせて歩くのは構わねえが、お前さんの肩を借りるのは申し訳無いっていうか何というか…こう見えてもあたいは結構重たいからな…辛かったら言えよ?
(分別箱に入ったのを眺めながらも歩みつつ言葉を返した。バイトしてる事を聞いた時、口で糊するという訳ではないが少なくとも自分で生計を立てながら学校に通っている時点で当時の己よりも立派だと思い、感心したような声を上げただろう。戻ってきた彼女を見やっては女は一瞬不思議そうな表情を浮かべ__それから少しまた悩むように眉を下げただろう。少し悩んでからどうしようか考えたのだが、結局女は結論としては彼女の言う事に任せてみる事を選んだ。杖を渡せるのなら渡して、彼女の肩を借りれそうだったら借りて歩いてみようとして。表情は妙に落ち着かず、そして彼女の様子を心配そうに見つめているだろう。)
まだまだ暑くなりそうだからなァ…海開きは待ち遠しいが、7月にもなったら海の水も生ぬるいんじゃないか?
■ジャム > あはっ!ほかの先生に怒られちゃうもんね。
神峯せんせってお酒とたばこが好きだねー。
はやく大人になって、一緒に飲んだり吸ったりしたいよ。
――ふぅむ。もしせんせが僕の居た世界に来てたら……。魔法使いとして有名になってただろうね。……隻眼烏の火炎使い、アキラ。……とか!
(別の世界線があれば、なんて自分もたまに思ったりする。彼女の言葉の端から冒険者になっていた場合の様子を想像すれば、謎めいた容貌と圧倒的な魔法威力で一躍名をあげていたろう。勝手に二つ名まで考えて声弾ませていた)
そうだよー。来てくれたら、ちょっとだけ何かサービスしちゃうし。
ふふ、ありがと。せんせが僕の頃……かあ。わー。すごく想像つく。喧嘩っ早そう!自分の領地を喧嘩で広げてそう!
――ふふー。遠慮しないでよー。ジュースも奢ってくれたし、お礼もしたいし。せんせと仲良くなりたいし!杖と思うのが変だったら、足だと思って。僕は神峯せんせの片足。……片腕ならぬ、片足。みたいに!
(雑談繰り広げると、やんちゃ盛りの頃の相手を夢想してみせたり。お節介かもしれないけれども相手の身体に自分の肩を寄せる。たぶん自分の頭に肘をのっけるよにしたら一番歩きやすいと思う。半獣人の身体は小さいが、体力には自信がある。相手がどれだけ力をかけてもビクともせずに逆に嬉々として。不安げに見下ろす視線に、にーっ!と八重歯を浮かせて笑みかけ)
海が生ぬるくなっちゃうなら、あとは自分たちの工夫で涼しくしなきゃねー。
たとえばー、薄着になるとか、水着を着るとか!
せんせの水着姿見てみたいなー。僕だけじゃなくてー男の人の視線集めちゃいそうだけど!
(海の生ぬるい、の台詞が妙に現実味帯びるこの頃の気温。
じゃあ、とばかりに浮かべる提案は俗っぽかった。樹々に包まれた小道を歩くと脇に池が見える。木陰に涼しい風が吹いて)
■アキラ > だろォ?だからあんまりせんせーを困らせないでくれよな?
あたいは楽しみにしておくけど…まァ酒も煙草も必要がなけりゃやらないに越した事はねェよ、身体に毒だし金も無くなるしな。
……満更でも無い気がしてきたけど冒険家ってどんな事してるんだ?あたいが想像するのは所属してるギルドから依頼を受けて討伐してきたりするイメージなんだけどなァ。
(嗜む分には構わないが度を超すと何事も得はしないという事を女は身をもって理解しているつもりだった。何よりも純粋な彼女を酒や煙草に入り浸りにさせてしまうのは勿体無い気がしたし、そういう姿は今から想像できないのもそうだが似合わないような気がした為に。魔法使いとして冒険者になってる自分は妙に似合ってるような気がしたが、隣の芝は青いというやつかもしれない。二つ名まで考えて聞かされた時には満更でもないと言葉を漏らしてから、尋ねたのは冒険者という職業が何をしているのか、という純粋な疑問からだった。女がイメージしたのは所謂ロールプレイングゲームとかで見られるような類の冒険者だった…と思う。)
まァ、それこそ気持ちだけでも充分嬉しいさ。あたいの為に悪い事に手を染めて欲しくはねェ。
あー…まァイタズラをしこたま仕込んだり、気に入らねェやつをシバいたりいろいろやってきたから否定はできねェが。
仲良くなりたいって言ってくれるのは嬉しいけど、申し訳が無いっつーか何というか…しかし凄いな、滅茶苦茶安定してる…。
(自分のやんちゃしていた頃の暴れっぷりを考えてみては彼女には言えない気がした。ちょっとオブラートに包んだような言葉を言いながらも見た目にはよらず種族のお陰か、己がバランスを取る為に体重をかけてもしっかり安定しており平気な様子を見てはやはり感心したような声を上げただろう。肘を頭の上に置く事は罪悪感を感じたらしくしなかったが、笑顔を見返した時に女も返すように微かに笑みを浮かべて返しながら歩くだろう。)
水着かァ…長らく着てねえなぁ。
あたいの水着なんか見ても誰も得しねェって、キレイな身体してねェしな。
(プールでも良いかもしれない、なんて野暮な事は言わなかったが言われてみればいつから水着を着ていないのだろうか。学生時代以来だろうか、なんて事を考えながらも自分の水着姿を想像して、それから男の人の視線を集めそうと言われた時に女は確かに否定するように首を横に振っただろう。ワイシャツで隠れてはいるが傷物の身体を見た所でマトモな仕事をしてなさそうな人間とみられるのがオチだろうと。)
■ジャム > 冒険家はだいたいそんなとこだよ。
モンスター退治に、遺跡の宝物探したり。調べたり。
でも地球の人みたいに毎日まじめには働いてないかな。
一度出かけてお金を稼いだら、2週間ぐらいはお昼からお酒飲むのが仕事みたいな。
お金が無くなったらまたお仕事して、の繰り返しだよ。
冒険してるうちに商売を始めたり、研究者として国に引き取られたりする人も少し居たかな。
悪いことして奴隷として売られちゃう人もね!
(全体的に地球よりも長閑で、地球よりも命がけ。矛盾しつつも夢と怠惰に満ちている世界だと手を広げながら解説。スーツに身をやつして教卓に立つより、もしかしたら彼女には向いているのかも知れない世界だ。危険は多いが、実力があれば昼間からジョッキがあおれる。魔物と対峙すれば命に保証は無いものの、それを打ち倒す事にやり甲斐は見いだせるかもしれない)
へー。じゃあ深くは聞かないでおくよ。
あ、でもやっぱり聞いてみたいかも。すっごい武勇伝とかありそうだもの。
一晩で20人片付けちゃった、みたいな。
――これでも半分野の獣さー!力なら地球人に負けないよ。
(意味深な物言いになると、一体何やったんだろうと笑いながら相手を見上げ。
聞かない大人のマナーをあっさりと覆すのは、おさえきれない好奇心から。
彼女ならやってのけそうな事呟いて。――自分によりかかってくれるのがちょっと嬉しかった。
体重かけられたら、長い黒尻尾がお尻の後ろでゆらゆらと楽しげに揺れている)
うーん、僕は見てみたいけどなあ……。
――あれ。結構時間過ぎちゃったね。僕学生街の家に戻るけど……せんせはどこに行く?途中まで一緒する?
(単純に相手の水着姿がみたいなとも思うが、話題はそのまま流して。
ふと気づけば公園に設置されてる時計が差すのは午後も遅くなりかける頃で。
小道の端にまでたどりつけば、相手の帰路を尋ねて)
■アキラ > 遺跡探索とかもあるのか、それも楽しそうだが…やっぱりお金がなくなるまで酒が呑めるって最高じゃないか。別の職業を見つけれるのも良いが……奴隷はちょっと嫌だな。
(凡そイメージした通りらしい。そういう意味ではこの世界の娯楽関係の物もよく出来てるのかもしれない。聞く話は魅力的だったし、命を張るという行為も凡そ何も無かった昔の頃ならいけただろうし、もしかして異世界に行ってたら天職だったのでは…?と想像してしまう。想像する分には幾らでも楽しそうに思えてしまうのだから人間という物は怖い。)
そんな大したモンは無ェよ?酒飲んでツブした事なら何人でも居るけど、あたいのそんな話を聞いても仕方ないだろう?シバくのも魔法を使った事ばっかりだし…物理的にゃこれでもあたいは可愛いオナゴなのさ。
逞しいよなァ本当に…。こういう所を見るとあたいと一緒でハーフなんだなって実感する。
(見上げられた女は少しだけ苦味を含んだ笑みを浮かべながらもごまかすような言葉を返しただろう。こう見えて物理的には蚊も殺せない程か弱い生物である為に、多分彼女の指一本と腕相撲をしても勝てないだろう。体重をかける事を最初は躊躇していた女だが、安定してることを確認しながらも少しずついつもの杖を扱っている時のように体重を掛けた歩みをするだろう。少なくとも最初は少しぎこちなかった歩き方も暫くするといつものような歩き方になって行く筈で。)
……一応考えておいてやるよ。
折角だし途中まで一緒に帰るか。肩を貸してくれてありがとな、だがこんな所を学生に見られたらコトだからな、杖だけ返してくれないか?
(一応思わせぶりな言葉を呟いたのはからかう為かそれともそこまで見たいのなら見せても良いと思ったのか。いずれにせよ一応水着の一着でも持っておいても良いと思ったかもしれない。/小道の端までたどり着いた時、女は一度彼女の肩から手を離すと杖の返却を求めただろう。それからは多分彼女の家の近くまでは話しながら一緒に帰り、それから女は自分の家へと向かって杖をつきながら歩いて帰るのだろう。まだ先とで半分冗談とは言え、水着の件を少し後悔したりしながら__)
ご案内:「常世公園」からジャムさんが去りました。
ご案内:「常世公園」からアキラさんが去りました。