2019/08/10 のログ
ご案内:「常世公園」に日下 葵さんが現れました。
■日下 葵 > 「この時間ならちょっとは過ごしやすいのにね」
夜、時刻は20時を回ったところだ。
夏休みに入り、梅雨明けした島は連日晴天。
蒸すような暑さも去ることながら、突き刺したかのような強い日差しも体力を奪っていく。
そんな理由で日中は外出を控え、こうして日が暮れてから外に繰り出しているわけである。
学校が休みになったおかげでそういう生活ができているわけだが、
風紀委員としての仕事はあるため日中は出歩く必要がある。
もっとも、今日は非番なので制服も着ていないし、拳銃も爆薬も持ち歩いていないわけだが>
■日下 葵 > 「さて、一通り用事も済ませたし、一度休憩しようか」
端末をとりだして、やることリストを一つひとつ確認していく。
買い物、書類の提出、訓練施設の利用申請etc
優先度の高い項目はすべてこなしていることを確認すれば、安堵のため息。
休憩の為に公園のベンチに腰掛けて、隣に服やもろもろの紙袋を置いて一息つく。
近場にあった自販機で冷たい缶コーヒーを購入して、ぼぅっと遠くをみた。
「こんな風に好きなことをして一日過ごしたの、久しぶりかも」
今日のように丸一日オフだったのはいつぶりだろう。すぐに思い出せない。
それくらい久しいものだった。>