2020/06/19 のログ
ご案内:「常世公園」に富士 雅さんが現れました。
■富士 雅 > コンビニで買った袋を手に、公園へと向かう。
袋の中はワインが入った缶や、ツマミ類。
「流石にこの格好だと学生街じゃ酒は出してくれんだろうかな。」
男は悪びれることなく、公園の山型の遊具の上に陣取ると、袋の中身を広げる。
プシュっと空気の抜ける音がし、赤ワインを口に流し込む。
「こういうのも、手軽で丁度良いな。」
休みの日なら落第街で酒を飲んでいる男だが、授業終わりに電車に乗るのも面倒だ。
そんな時はこうして公園で一人酒盛りを楽しむことにしてる。
■富士 雅 > 「そういえば、こっちでもこういうのはあるんだな。」
男が取り出したのは、10円程度で買える棒状の駄菓子。
味のバリエーションが豊富で、ガリっと齧ると明太子の味がする。
「…っつてもまあ、納豆だのなんだのは流石に挑戦する気がねえがな。」
■富士 雅 > 明太子の次はコーンポタージュ。
安い割に酒のアテに出来る適度な味が丁度良い。
「学生はどうしても金がねえからな。」
今飲んでいる酒も安物のワインである。
いづれは施錠されている棚に入っているワインを飲んでみたい気もするが。
■富士 雅 > 「流石に夏と言えど、この時間なら暗くなってくるか。」
夕暮れも過ぎ、街灯の明かりが頼りになる頃合い。
男は二つ目のワイン缶を開けると、口に流し込み。
■富士 雅 > 「美味かったが、まだ飲み足りねえな。」
気儘に酒を煽り、気が住めば去って行く。
ご案内:「常世公園」から富士 雅さんが去りました。