2021/03/28 のログ
ご案内:「常世公園」に神代理央さんが現れました。
神代理央 >  
「……ふう」

本庁での仕事を終え、帰路へ着く最中。
途中にある公園の自販機で甘ったるい缶コーヒーを買って一息入れるのは、日課の様なものになっていた。

「……そろそろ、潮時というものかもしれないな。
余り長く締め上げすぎていても意味は無いし…」

流石に、公園内で煙草に火を付ける訳にもいかない。
カシュ、と小気味よい音と共にプルタブを捻る。

「………一度身を引くべきやもしれぬな。
少し、暴れ過ぎたと思わなくもない。此れ以上出張ったところで…」

何事も平和が一番。
平和であれば、そもそも鉄火も暴力も必要は無い。
そしてそれは、学園にとっても望ましい事でもある。

「となれば。風呂敷を畳むくらいの事はせねばなるまいか」

神代理央 >  
色々とやる事はあるかもしれないが、まあ急ぐ事も無い。
ある程度片が付けば、もっと色んな所に目を向けてみるのも良いかも知れない。
何にせよ、争いも諍いも落ち着きを見せ始めているのだから、此方から進んで破壊を振りまく事もない。

(一度、島を出てみるのも良いかもしれないな。顔を出したいところもあるし…)

そろそろ、夜中でもホットの缶コーヒーは温か過ぎる季節。
不変のものはない。どんな物事も、何れは変わっていく。