2021/04/27 のログ
ご案内:「常世公園」に神代理央さんが現れました。
神代理央 >  
そろそろ大型連休。
風紀委員の中にも、連休の申請を出す者がちらほら。
とはいえ、己には余り関係の無い事。
部下を抱え、実家とも微妙に折り合いの悪い自分は帰省する事も無い。

「……だからといって、書類仕事が好きという訳でも無いんだが…」

となると。
その分処理すべき書類が回ってくる割合も増えるというもの。
酷使した目や肩に溜息を吐き出しながら、のんびりと帰路に着く夜の公園の中。

神代理央 >  
まあ、自分の部下はならず者上がりばかり。
一応休暇は与えているが、基本的に島から出る者は少ない。
違反部活の対応に駆り出される事も多いだろう。

(…まあ、それは何時もの事なんだが)

そういう目的の部隊なのだから、そこに思う所は無い。
最近は違反部活の活動も落ち着いているし
そろそろ正規学生の手続きを希望する者に勉強会とか開いてもいいかもしれない。

「…何処から教えるべきなのかな。初等教育…いや、道徳からか?」

倫理観云々は、上司である自分への忠誠心とかで誤魔化せるとして。
楽しい道徳の授業をきちんと彼等が受けてくれるのか。

「………居眠りする度にマラソンでもさせるかな」

夜闇にぼんやりと輝く自販機の前で立ち止まり、カフェオレでも買おうかと物色しながら物思いに耽る。

神代理央 >  
甘ったるい缶コーヒーを手に入れた少年は、思案に耽りながら公園を立ち去っていくのだろう。

ご案内:「常世公園」から神代理央さんが去りました。