2021/07/04 のログ
ご案内:「常世公園」に雨見風菜さんが現れました。
■雨見風菜 > 雨降りしきる常世公園に一人、雨見風菜が佇んでいる。
傘を持たず、『液体収納』に任せる姿は変わらない。
……否。
「掌から50cmの範囲とは言え。
別に一箇所からしか出せないわけじゃなかった」
広げた両掌から、まるで水芸のように水を放っていた。
それはまるで大道芸だ。
■雨見風菜 > 「まあ、『糸』や『触手』の疑似腕では駄目でしたが。
これで排水が捗りますね」
十本の指からまるでビームでも撃ってるかのように。
とは言え勢いは水道程度から変わらず。
水を放って……収納していた水が切れたのか、すぐに勢いが衰える。
「流石に雨が降っているとは言え豪雨ではないですし賄いきれませんか」
■雨見風菜 > 「とはいえ、これで少々の豪雨くらいでも問題はなさそうですね」
風菜は、そう結論づけるのだった。
「まあ、流石に津波みたいな状況はどうしようもないですが」
収納容量も限界があるし、排水能力もこの事実が発覚しても限度があるのだ。
そもそも排水したところで津波に合流してしまうだろう……完全に、悲しきことにどうにもならない。
まあ風菜だけなら『糸』で飛べば問題はないが。