2021/10/10 のログ
ご案内:「常世公園」に劉 月玲さんが現れました。
■劉 月玲 > 「ありがと♪」
公園の入り口に泊まっている車から焼きいもを購入する。
当然、普通の金額で大きいサイズの焼きいもを入手。
幼いと可愛いは強い。
体に焼きいもの暖かさを抱えながら、公園のベンチへと急ぐ。
■劉 月玲 > てきとうなベンチを見つけると、ぴょんと飛んで座り。
「いっただきまぁす♪」
さきっぽを取ってから小さな口でかぶりつく。
むぐむぐ。
■劉 月玲 > お昼の休日。
むぐむぐと芋を食べながら公園で休憩。
まぁ芋じゃお腹は膨れないんだけども。
(やっぱ血は飲みたいかも)
甘い血とかないだろうか。
おいしいかはともかく。
ご案内:「常世公園」に照月奏詩さんが現れました。
■照月奏詩 > 休日の昼。学校もなく、昼となれば裏はまだそこまで忙しくない。ともすれば暇でブラブラと出歩いていたわけで。
どこかから聞こえた焼き芋の音。フラとよって公園でそれを見つけると購入していた。
普通のお金で普通のサイズ。こちらにはサービスはなかった。そして食べる場所を探してベンチの方へと歩き出す。
と近寄ればその姿は当然見えるわけで。
「あー……シャオリン。だったよな。久々だな元気そうで何よりだ。少し恰好は違うが覚えてるよな?」
前に神社で出会った少女を見つけ声をかける。
といつものノリで普通に話そうとして。ハッとしたように周囲を見回す。
前はまだ仕事中という体裁もあったし夜に1人は危ないという建前もあった。
しかし今は危険な要素など何もないわけで。その状態で前みたいにナンパだどうだと言われれば虚無でもないのに犯罪者扱いされてしまうわけで。
■劉 月玲 > 「んぐ?」
はむり、と芋を口に含んだ瞬間声をかけられる。
自分より何センチも上の人。
という印象しかない彼はどうやら知り合いらしく。
「……。
…………」
芋を咥えたままじーっと見つめ。
コテン、と首をかしげる。
ちょっと覚えてなかった。
■照月奏詩 >
「ガッツリ忘れてんな。まぁ1回会っただけの上にほぼ1年前だししゃあないか」
その様子を見て少し笑う。
むしろガッツリ覚えてる方が凄いといえばスゴイレベルである。自分の場合は職業柄1度見た相手は忘れないようにしているが。相手は一般人、それを求めるのは酷だろう。
「ほら、新年の神社で作業着着て掃除のバイトを……あー、いや」
とそこまで言って少し押し黙る。
不服だ、すっごく不服だが。こっちの方が彼女は覚えて居そうだ。
念入りに周りを確認して。
「……ナンパ扱いされてたそーしだ。思い出したか?」
結局ナンパ扱いは解けなかった記憶がある。まぁ後半は半分相手の揶揄いもあるのだろうが。
しかしその方が記憶には残っているだろうかと少しだけ苦い顔をしながらそう聞いた。
■劉 月玲 > じーっと見ながらむぐむぐごっくん。
神社でナンパ、といわれると頭の上にビックリマークが浮かび上がったかのように
「ナンパのおにーちゃん!
久しぶりだねー!」
さすがにその記憶はあったらしい。
大声で指をさす。
■照月奏詩 >
「真昼間の公園でそれはやめろっての!!」
周囲への誤解がヤバいから! と焦った様子で急いで上からかぶせる。なんとか周りの目線は回避できたらしい。
はぁと一息吐き出すとベンチを見て。
「席、少し借りても良いか? 立ったまま食うのもなんだしな」
と言ってベンチの空いている場所に腰を下ろす。
紙袋から焼き芋を取り出すと皮を剥きそれを食べる。
「にしても、ホント久々だな。どうだ、幽霊騒ぎが色々とあるらしいがなんか見つけたりしたか?」
最近ホットな話題と言えばこれだろうとそんなことを聞く。
実際無事ということはヤバい類の幽霊には出会っていないという事だろう。
■劉 月玲 > 「ん、どーぞ?」
ちょっとだけ端によって彼が座りやすいようにしつつ。
「んー、特に何も聞いてないけど。
幽霊騒ぎなんてあるの?」
そういいながら、食べていた焼きイモを少し折って、彼へと差し出す。
おすそ分け というわけではなく純粋に多すぎるからたべろというアレ。
■照月奏詩 >
「……それ、でっかいもんなぁ」
差し出されれば少し笑ってそれを受け取り口へ運ぶ。うん、甘くておいしい。
それから携帯電話を取り出す。
「ああ、最近結構話題らしいぞ。SNSなんかでも……ほら」
と適当はSNSを見せる。学校に広がる幽霊騒ぎで空を飛ぶ火の玉を見ただとか、急に人が消えただとか。
とそこまで見せてから少し笑って。
「とはいっても、この学校の場合能力でそれをやるやつも多いせいで能力なのか幽霊なのかが判別つきにくいっていうな。実際騒ぎにはなってるが俺も会えてないし」
会えたら面白そうなんだがなぁなんて言いながら芋をモグモグと食べ進める。
■劉 月玲 > 文句もいわずに受け取ってくれるお兄さん。
とても便…良い。
ニコニコしながら出された携帯を見て。
「幽霊かぁ……。
もしかしたら死んだ人が、死んでから異能を開花させたとかかもしれないもんねー」
それか死ぬ前にそういう異能だったか。
死んでも魂だけ残る異能とか。
「おにーさんは幽霊に会いに行くの?」
■照月奏詩 >
「んー、そうだな。会えたら面白そうではあるよなって思う。色々と聞いてみたいじゃんか」
恐怖心は全くなさそうに言い放つ。実際問題、今の状態、即ち奏詩の状態であっても防御能力だけならそれなりに高い為よほどの事態でなければ逃げ切れるはずである。
それに虚無としても一応あっておく必要がある。幽霊がどんな影響を及ぼすのか確認しておきたいから。
「でもそういってる奴の傍には出てこないらしいんだよな」
と少し残念そうに息を吐き出す。
それからシャオリンに目線を向けて。
「そういうお前はどうよ、一回あってみたいとかあったりするのか? まぁ、怖いだけって奴も多そうだけどよ」
■劉 月玲 > 「わたし~ぃ?
ん~……」
むぐむぐ、とお口にいもをふくみながら考える。
そりゃあ、会えたら面白いかもしれないけど。
「会っても、わりと他の人と見わけつかなさそう。
分かりやすい特徴してるならアリかもしれないけどー……」
ただ透けてるだけとか足がないだけとかだったら、そういう異能なのかな、で済ませてしまいそうで。
■照月奏詩 >
「たしかに、何ならあれだ」
とムグムグしていた芋をゴクと飲み込む。
それから少しだけ苦笑いして。
「この学園の場合探せば幽霊だけど学生です。とか普通に居そうっていう」
そう、それも普通にあり得そうで何とも言えない。
異世界からきた獣人とかは少なくとも存在している。となれば種族として幽霊も普通にいのうだなと。
「まぁ偶然会えたら会話するって程度だな俺は。襲ってこなければ」
襲ってこなければは大事な事だ。流石に襲ってこられて黙って会話をするほど悠長な性格はしてない。
もらった分は早々に食べ終わり自分の芋も食べ進める。自分の分は普通のサイズだがもらった分を合わせればそれなりに巨大なサイズに感じる量は食べてしまっている。
■劉 月玲 > 「あー、居そう!
確かにそんな人居そうー」
ケラケラ笑いながら同意。
そうなるともう、やっぱ悪意をもって襲ってくるのが危ないだけで、意外と幽霊とも仲良くなれそう。
「私もお話するぐらいかなー。
幽霊ってどういう感じで空を飛ぶんだろ。
私みたいに浮かぶ感じかな」
■照月奏詩 >
「ん? 私みたいに?」
そういわれて相手を上から下へ見る。
別に羽が生えてるわけでもない。ましてや半透明だとかそういうわけでもない。
前に普通に歩いているのは確認している。
「……そういう能力なのかシャオリンは」
となれば思いつくのはこっちの考えであるわけで。
見た目が人と明らかに異なればともかく、流石に人間と見た目同じである相手の種族を見抜く事は出来なかった。
■劉 月玲 > 「能力というか、副産物?
羽根を生やすこともできるけど、羽根とは関係なく飛ぶことができるの。
こんな感じに」
そういって、ふわりと浮かび始める。
なんというか、無重力状態で浮かんでいるような浮かび方。
「もちろん自由に飛ぶこともできるけどね」
■照月奏詩 >
「へぇ副産物……でそんなことになるのか。結構良い能力だなそれ。空飛べるってかなり便利じゃんか」
自分も能力の応用で空を滑空はできるがあくまで滑空。純粋な意味で飛行能力とは到底呼べない代物だし欠点も多くあるわけで。
そういうと手のひらに電気がばりばりと。
「俺の場合防ぐだけだしな……そういう便利な能力は少しうらやましく思えるよ」
実際本当の能力であっても便利とはいいがたい。あまりにも戦闘に特化しすぎているのだ。
そういうと手のひらの電気を消して。
「てか、羽も生やす事ができるってことはあれか。やっぱり生やした方が速いとか?」
■劉 月玲 > 「なんかいつの間にか使えるようになってたんだよね。
最初は飛び方が解らなかったから苦労したけど。
羽根はあってもなくても変わらない、かも?
なんかあるほうが安定するよーな気もするけどよくわかんなーい!」
どちらでも、結構普通にとべるためによくわかっておらず。
「空を飛べるのもいいけど、電気をバリバリってだすのもいいと思うよ?
ケータイとか自分で充電できそうだし!……っとー」
そんなことを言いながらふと時計を見れば、そろそろ帰る時間が近づいてきた。
「ごめんおにーさん。
私そろそろ帰らないと」
■照月奏詩 > 「むしろ最初から飛び方しっかり把握してた方が怖いって。最初は壁とかにガンガンぶつかる物なんじゃないか?」
実体験である。滑空を覚えた当初はまだ色々と慣れていなかった。
「これ電気じゃなくてバリアなんだよ。見た目電気だけどな」
電気だと思っていたのでそういって少し笑う。たしかに見た目だけ見れば電気属性の異能にも見えなくはない。
そうして帰る時間だと言われれば芋の最後の一口を食べ終えて自分も立ち上がる。
「ん、そうか。じゃあ俺もそろそろいくかな。もう食べ終わったことだし」
と自分も歩き始める。
「じゃあな、また今度話そうぜ。っていうとナンパみたいだよな」
なんて冗談を言って自分も家の方角へと歩き始めるのであった。
■劉 月玲 > 「そーそー、結構壁とかにぶつかっちゃったり、空に上がりすぎちゃったりするんだよねー。
あとスカートで飛んじゃうのも気を付けたりしないと、とかね」
スカートを少し持ち上げながらケラケラ笑い。
「んふふ、そーいうナンパは大歓迎~♪
それじゃ、またねソーシおにーさん」
ぴょん、とベンチから飛び降りて公園の出口へと向かっていく。
ご案内:「常世公園」から劉 月玲さんが去りました。
ご案内:「常世公園」から照月奏詩さんが去りました。