2022/02/15 のログ
ご案内:「常世公園」に園刃華霧さんが現れました。
園刃華霧 >  
「さーテ、と」

どっかりとベンチに座り込み、手にはなにやら紙面が一枚。
それをちらりと流し見する

「ま、大体よてードーりってカ。 こンなもンだろ。」

紙面は試験結果。
内容は……可もなく不可もなく、といった具合
ようするに、よくも悪しくも平凡な結果である。

「こレでま、ウるさイこトは言わレんでシょ。」

一応、風紀委員、という役職についている以上、そこそこのものは期待される。
普通であればまあともかく、自分のような立場だと……

まあ、それはいい
ともかくこの結果なら大手を振ってのんびりできるわけだ

「……ハー……」

目の前の危機は去った、が。
さて、この先はどうしたものか

ご案内:「常世公園」に八坂 良彦さんが現れました。
八坂 良彦 > 大きなため息をついて、誰かが近づいてくる。
その音に気づいてみれば、テストでの風紀委員低空勢の一人である、小柄な少年。
ぱっちみ10歳程度なのだが、実際には17歳、しかも純日本人というある意味で特徴的な一人。
相手も、少女にきづいたのか、片手をあげ、だるそうに。

「おう、園刃じゃないか、どうだった…期末」

背中に小さなリュックと、腰に水筒を持った少年がそういって近づいてくる。

「ちなみに、こっちは赤点ないけど、ギリだった」

ははは、と乾いた笑いで言ってくる。

園刃華霧 >  
「おー、八っくンじゃン。シケた顔シてンねー」

近づいてきた少年に、こちらは対象的にけらけらと笑いかける。
なにしろこちらはギリよりは少し上。とりあえずの面目は保てる程度には稼いでいる。

「ソっかそッカ。ギリだっタかー。ひひひ。
 読みガ甘カったンじゃナいのー?」

なので、上から目線で偉そうに言ってみたりする。
人を喰ったような物言いはいつもどおりでは在るが。

「ンで。そノ様子かラして、アレ? 傷心旅行ナらぬ、傷心散歩ってトこ?」

けたけたと楽しそうに聞きやがるのであった

八坂 良彦 > 「そりゃなぁ、少しは勉強したけど、時間足らなくて結果はほぼ同じだしよぉ」

実際赤点などとったら委員会活動がどうなるかもあるので、試験前は勉強してはいる。
今回は、それ以外にも色々あって、普段より頑張ったが、付け焼刃だったらしい。

「そっちは、俺よりは良さそうだなぁ。
読みとか、頭いいやつ教えてくれないんだよな、いや…読み入らないんだろうけど、頭いい奴は」

一応風紀で成績良い相手に、範囲で何処が出そうか聞いたら、全部で切るようにしとけばよくないかとか言われて、愕然としたらしい。

「そんな所だな、勉強で疲れたし、少し寒いけど、やけ食いをな」

リュックを降ろし、中を見せると、その中には、マフィンやクッキー、パウンドケーキ等が紙袋にいくつも入っている。

「園刃もくうか?、飲み物はホットココアしかないけど」

水筒を掲げて見せて、聞いてくる。

園刃華霧 >  
「マー、時間はネー。案外なイもんナー。半分遊ンでるカら尚更。
 そン中でウまいコとやンのがスリルじゃアるけド。」

真面目くさって最低な発言をする。駄目だこいつ

「アー、ダメダメ。めっちゃ真面目ナやつホど、『全部覚えろ』って言うシなー。
 や、確かニ覚えタほーがイーんだローけどサ。
 そレがでキりゃ苦労なイって話」

やれやれ、と肩をすくめてみせる。
将来とかそういうことを見越せば、真面目に勉強するのがそれはまあいいのだろうけれど。
そもそもその将来を見越せないから、こうなるわけである。

「デきナい連中の方がネットワークも、傾向と対策モ、色々もってルぞ?
 とりアえず、安牌は此処、ミたいナ、な。」

どうしようもない連中ほど、そういう横のつながりは何故か妙に強い。
過去の事例、教員の思考、癖。そういった情報を集積し、山を張るのである。
……その情熱を別のところに使えば、などというのはいいっこなしである。

「オ、やけ食いイいネ!
 食うノは大好きサ。ひひ」

大食らいの外道食いで有名な風紀委員はニタリと笑う。

「ま、アタシだけ貰うノもナんだシ。
 コッチからモ、ちょットなんカ出すか」

はて、と少し考える

八坂 良彦 > 「時間無いなぁ、園刃と違う意味だけど。
味わって意味があるスリルなのかそれ?」

ちなみに、勉強より鍛錬に時間を割くのがこの少年。
スリルなのはたしかだが、あまり味わいたくないなぁと、苦笑。

「そうなんだよ、出来るなら苦労しないし、山はったりしないよな。
そんな頭はないんだよなぁ」

同じように肩を竦め、苦笑する。
将来より、少し先を考えるので精いっぱいで、その対応で時間が潰れるのだ。

「そうなんだよな、今度は同類さがすか。
ギリギリより少し上、いければ安心ではあるし」

確かにそうだなと、頷いて。
今度はそうしようと、笑う。

「ちなみに、チョコ関係は手伝わされすぎていやんあったから、プレーンのばかりだぞ」

ごそごそと取り出して、並べていく。

園刃華霧 > 「意味ナんてアるワけナいじゃン!
 じゃ、ナんでッテ? まー、本能ミたいナもんジャない?」

けけけ、と適当な笑いで笑い飛ばす。
実にいい加減であった

「ソ―そー。頭がナいか、ヤる気がなイか……その辺ハそいツ次第だケどナ。
 まー、無理ナもンは無理!ってナもんダ。」

テストが出来ない面々の傾向は、だいたいそのどちらかなわけで。
とはいえ、どちらも自業自得といえばそうかもしれない。
それでもテストはやってくる。

「タチ悪いト金とル連中モいるカんな。
 まー、チっとクらいナら、とモ思うケど。
 エゲツないノふっかケる場合も……ま、風紀にヤるやツは早々居ないタぁ思うケど。
 逆に、警戒サれる場合もアるし大変だゾ。ガンバレよー」

けらけらと他人事のように笑う


「チョコかー。え。貰う方、とカじゃナく?
 手伝う? 八っくんが? 作る方? 材料集めトか?」

思わず聞いてみる。

「チョコに拘りハないシ、プレーンなノはまー、ドうデもいいケどね。
 てカ、趣味的に、チョコ好きなン?」

ついでに質問を重ねて見る