2022/03/18 のログ
ご案内:「常世公園」にセレネさんが現れました。
セレネ > 大体月に一度しかない、満月の日。
なのに今日は悲しいかな悪天候。
どんよりとした暗い雲に覆われ、星の一つも見えやしない。

『もー、どうして今日に限って天気が悪いのかしら。』

今にも泣き出してしまいそうな空だが、泣きたいのはこっちの方だ。
外部からの供給でしか魔力が補充出来ない己にとって、月光は大切な補給源。
一晩浴びられないだけでも、そこそこのダメージがある。
公園のベンチに座り、足を組んで空を睨む。
睨んだとて晴れる事は無いのだが、今回は少しばかりご機嫌斜めなようだ。

セレネ > 組んだ脚に頬杖をつき、唇もちょっとへの字。
人が居るならしない行動と態度。

『…天気が良くなるまで魔術は控えないと。』

回路を絞り、少しでも出ていく魔力を抑えねばなるまい。
以前うっかり絞り忘れて危ない状態になった事もあったか。
その際小さな親友からこっぴどく叱られて以降、魔力管理には気をつけるようになった。

代替行為で繋ぐのも手ではあるが、相手が相手なので何だかちょっと頼みにくい。
己にとって、魔力はもう一つの血液のようなもの。
どうしようかなぁ、と険しい顔で考え込む。

セレネ > 『とりあえず、帰ってから考えよ…』

此処に居ても冷えるだけだし、雨も降りそうだ。
立ち上がると軽く服を払って公園を後にするとしよう。

ご案内:「常世公園」からセレネさんが去りました。